銀座の蔦屋書店で、倉俣史朗カイエ1集の展覧会が開催されています。
「Shiro Kuramata Cahier~倉俣史朗が愛した覚えがき」
⽇程:2020年12⽉1⽇(⽕)~2021年1⽉4⽇(⽉)
場所:銀座 蔦屋書店内 アートウォールギャラリー(スターバックス内)
⼊場:無料
お問い合わせ:03-3575-7755
主催:銀座 蔦屋書店
協⼒:ときの忘れもの
※営業時間は店舗WEBサイトをご確認ください。
ときの忘れものでは倉俣史朗の作品ー平面(版画、ポスター)、立体オブジェ、椅子、鏡、時計など種々取り揃えています。
本日は、かつて筑波第一ホテルで使われていた倉俣史朗のオリジナルデザインの椅子と鏡をご紹介します。
倉俣史朗と筑波第一ホテル

磯崎新先生の設計によるつくばセンタービル(Tsukuba Center building)は茨城県つくば市の筑波研究学園都市の中核施設として建築されました。
ホテル、コンサートホール、商店街、広場などからなり、1980年(昭和55年)6月に着工、1983年(昭和58年)6月に竣工しました。

磯崎新 Arata ISOZAKI "TSUKUBA A"
1983年 銅版 10.0×16.9cm Ed.200 Signed

磯崎新 Arata ISOZAKI "TSUKUBA B"
1983年 銅版 10.0×16.9cm Ed.53 Signed
磯崎新アトリエの藤江秀一さんが倉俣史朗先生と渋谷桜が丘にあった現代版画センター事務局を訪ねてこられた日をことを思い出します。
筑波第一ホテルの内装(家具、インテリア)は倉俣史朗先生が担当され、全室に飾る版画を選ばれました。私たちは6月10日のオープン前日、徹夜に近い状態で、それらの飾りつけをしました。
その後、バブルの崩壊で2000年(平成12年)5月に第一ホテルが経営破綻、筑波第一ホテルは撤退、ホテル客室の椅子やテーブルなどの内装すべてが破棄されてしまいます。
リサイクルに回されたそれらを少しづつ買っては、コレクションしてきました。
上に掲載した「Chair C」はつい最近入手したもので、筑波第一ホテルにあったものです。
『新建築』1983年11月号に竣工当初の「筑波第一ホテル」の客室が紹介されているので引用させていただきます。
筑波第一ホテルのスイート・ルーム
手前の椅子が倉俣史朗デザインの「Chair C」、正面壁面の3点は磯崎新のレリーフ作品。
同シングル・ルーム
右の「鏡」と「ライティングデスク」、椅子は倉俣史朗デザイン
同ツイン・ルーム
「椅子」は倉俣史朗デザイン、
左壁面の版画作品は堀浩哉「公園」。

「倉俣史朗の世界」展図録(原美術館 1996年)P.168より
「倉俣史朗の世界」展図録(原美術館 1996年)P.168より、リビナヤマギワの会議室


倉俣史朗「Chair C(角パイプのアームチェア)」
1982年デザイン(1983年製造)
メラミン仕上げのスチール、ファブリック、ゴム
H74.9×W52.7×D52.1cm
※製品化はされず筑波第一ホテル(つくばセンタービル・設計:磯崎新)とリビナヤマギワの会議室にのみ使用された。

倉俣史朗 《TSUKUBA 鏡》
1983 鏡 80×50×D5.5cm
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
●11月28日ブログで新連載・塩見允枝子のエッセイ「フルクサスの回想」が始まりました。合わせて連載記念の特別頒布会を開催しています。
塩見允枝子先生には11月から2021年4月までの6回にわたりエッセイをご執筆いただきます。塩見允枝子のエッセイ「フルクサスの回想」は毎月28日掲載です。
連載に合わせて作品も特別頒布させていただきます。お気軽にお問い合わせください。
●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
「Shiro Kuramata Cahier~倉俣史朗が愛した覚えがき」
⽇程:2020年12⽉1⽇(⽕)~2021年1⽉4⽇(⽉)
場所:銀座 蔦屋書店内 アートウォールギャラリー(スターバックス内)
⼊場:無料
お問い合わせ:03-3575-7755
主催:銀座 蔦屋書店
協⼒:ときの忘れもの
※営業時間は店舗WEBサイトをご確認ください。
ときの忘れものでは倉俣史朗の作品ー平面(版画、ポスター)、立体オブジェ、椅子、鏡、時計など種々取り揃えています。
本日は、かつて筑波第一ホテルで使われていた倉俣史朗のオリジナルデザインの椅子と鏡をご紹介します。
倉俣史朗と筑波第一ホテル

磯崎新先生の設計によるつくばセンタービル(Tsukuba Center building)は茨城県つくば市の筑波研究学園都市の中核施設として建築されました。
ホテル、コンサートホール、商店街、広場などからなり、1980年(昭和55年)6月に着工、1983年(昭和58年)6月に竣工しました。

磯崎新 Arata ISOZAKI "TSUKUBA A"
1983年 銅版 10.0×16.9cm Ed.200 Signed

磯崎新 Arata ISOZAKI "TSUKUBA B"
1983年 銅版 10.0×16.9cm Ed.53 Signed
磯崎新アトリエの藤江秀一さんが倉俣史朗先生と渋谷桜が丘にあった現代版画センター事務局を訪ねてこられた日をことを思い出します。
筑波第一ホテルの内装(家具、インテリア)は倉俣史朗先生が担当され、全室に飾る版画を選ばれました。私たちは6月10日のオープン前日、徹夜に近い状態で、それらの飾りつけをしました。
その後、バブルの崩壊で2000年(平成12年)5月に第一ホテルが経営破綻、筑波第一ホテルは撤退、ホテル客室の椅子やテーブルなどの内装すべてが破棄されてしまいます。
リサイクルに回されたそれらを少しづつ買っては、コレクションしてきました。
上に掲載した「Chair C」はつい最近入手したもので、筑波第一ホテルにあったものです。
『新建築』1983年11月号に竣工当初の「筑波第一ホテル」の客室が紹介されているので引用させていただきます。
筑波第一ホテルのスイート・ルーム手前の椅子が倉俣史朗デザインの「Chair C」、正面壁面の3点は磯崎新のレリーフ作品。
同シングル・ルーム右の「鏡」と「ライティングデスク」、椅子は倉俣史朗デザイン
同ツイン・ルーム「椅子」は倉俣史朗デザイン、
左壁面の版画作品は堀浩哉「公園」。

「倉俣史朗の世界」展図録(原美術館 1996年)P.168より
「倉俣史朗の世界」展図録(原美術館 1996年)P.168より、リビナヤマギワの会議室

倉俣史朗「Chair C(角パイプのアームチェア)」
1982年デザイン(1983年製造)
メラミン仕上げのスチール、ファブリック、ゴム
H74.9×W52.7×D52.1cm
※製品化はされず筑波第一ホテル(つくばセンタービル・設計:磯崎新)とリビナヤマギワの会議室にのみ使用された。

倉俣史朗 《TSUKUBA 鏡》
1983 鏡 80×50×D5.5cm
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
●11月28日ブログで新連載・塩見允枝子のエッセイ「フルクサスの回想」が始まりました。合わせて連載記念の特別頒布会を開催しています。
塩見允枝子先生には11月から2021年4月までの6回にわたりエッセイをご執筆いただきます。塩見允枝子のエッセイ「フルクサスの回想」は毎月28日掲載です。連載に合わせて作品も特別頒布させていただきます。お気軽にお問い合わせください。
●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
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