中村哲医師とペシャワール会を支援する1月頒布会
2019年12月4日中村哲医師がアフガニスタンで銃撃され亡くなられました(享年73)。あれから一年余がたちますが、ペシャワール会とアフガニスタン現地での復興事業は大きな打撃を受け、加えてコロナウイルス禍が国内外の支援活動と復興事業に暗い影をおとしています。
2002年以来、続けてきたときの忘れものの支援頒布会ですが、先月12月は全10点が購入され代金80,000円全額をペシャワール会に送金いたしました。
送金累計は、2021年1月5日現在で3,499,736円となりました。
ご支援を心より感謝いたします。
●ペシャワール会からのお知らせ



私たちの商売は安全で平和な社会だからこそ成り立ちます。
不幸にも戦乱や自然災害に巻き込まれた人々に、私たちが出来ることはそう多くはありませんが、少しでもお役にたてたらと、作品を無償で提供し、売り上げ金全額をペシャワール会に送金してきました。
「私たちの小さな試みが、平和への捨て石となり、大きな希望に繋がることを祈る」という中村哲医師の言葉をかみしめ、ささやかですが今後もペシャワール会への支援を続けてまいります。
「中村哲医師とペシャワール会を支援する頒布会」
・毎月11日にブログに数点を掲載し頒布します。
・支援の趣旨に基づき、特別価格での頒布です。
・梱包送料は実費を別にご負担ください。
・申し込みの締切りは毎月15日19時とします。
締め切り後は特別頒布価格は削除します。
・重複申し込みがあった場合は抽選とします。
・代金のお支払いは現金または銀行振込でお願いします。
全額を支援金にあてるためクレジットカードでの決済はご遠慮ください。
・売却代金は全額をペシャワール会に送金します。
●2021年1月のペシャワール会支援作品は新年に相応しい華やかで斬新な作品3点を選びました。
088)黒崎彰「風に想う」
黒崎彰 Akira KUROSAKI「風に想う」
1983年 木版
イメージサイズ:17.0×16.0cm
シートサイズ:25.0×24.0cm
Ed.365 サインあり
089)高橋秀

高橋秀(作品)
1968年 シルクスクリーン
イメージサイズ:18.3×16.5cm
シートサイズ:25.7×21.8cm
Ed.80 サインあり
■高橋秀(たかはし しゅう)
画家、版画家、彫刻家。1930年、広島県芦品郡網引村出身。1950年、武蔵野美術学校に入学したが、半年で退学。1951年より独立美術協会の緑川広太郎に師事。
1961年、第5回安井賞受賞。1963年より2004年に帰国するまでイタリア、ローマに滞在。1979年、池田満寿夫原作、監督の映画「エーゲ海に捧ぐ」の美術監督を務める。1995年、倉敷芸術科学大学教授に就任。2011年より倉敷芸術科学大学名誉教授となる。
1994年に紫綬褒章を受章。2004年マルセン文化大賞、2005年山陽新聞社賞、2008年岡山県三木記念賞を受賞、2010年岡山県文化賞を受賞。2020年、文化功労者。
090)カール・ゲルストナー Karl gerstner

カール・ゲルストナー (故・瀬木慎一氏に送られたグリーティングカード)
1999年 シルクスクリーン
イメージサイズ:21.5×17.8cm
シートサイズ:26.3×42.0cm(二つ折り)
Ed.100 サインあり
■カール・ゲルストナー Karl gerstner
スイスのグラフィックデザイナー、タイポグラファー、作家。
シェル石油・フォルクスワーゲンなど大企業のCI作品を手掛けた、スイスを代表するグラフィックデザイナー。
1944年から1948年にかけて作家フリッツ・ビューラーのスタジオでタイポグラファー見習いとして勤める傍ら、バーゼル工芸学校でエミール・ルーダーとアルミン・ホフマンに師事。1949年からは医薬品メーカーのガイギー社の著名なデザインチームの一員となり、そこでコピーライター兼編集者のマルクス・クッターと出会う。
1958年にクッターとGerstner+Kutter広告会社をバーゼルで設立。1963年には建築家ポール・グレディンガーをパートナーに迎え、社名を GGK(Gerstner、 Gredinger+Kutter)に変更、以来ヨーロッパの広告業界を牽引した。1970年以降は同社から離れ、作家活動に注力し、2006年には自らのアーカイヴを全てベルンのスイス国立図書館へ寄贈。
2017年逝去、享年86。
購入ご希望の方はメール(info@tokinowasuremono.com)かこちらからお申込みください。複数のお申込みがあった場合は抽選とします。
梱包送料は一律1,000円。額装をご希望の方は額装代と梱包送料を別途お見積りいたします。
*締め切りは1月15日19時です。
*ただいま新型コロナウィルス対策のためスタッフが在宅勤務を取り入れており、発送までお時間がかかることがございます。
●本日のお勧め作品は『版画掌誌ときの忘れもの 第2号 磯崎新/山名文夫』 です。
建築のみならず歴史、芸術、文化への深い洞察に支えられた発言を続ける磯崎 新(b.1931)がインドを旅した折に描いたスケッチ帖の全92頁を完全収録し、グラフィックデザインの先駆者であり、資生堂化粧品を彩る優美なデザインスタイルを築き上げた山名文夫(1897-1980)を特集。
2000年刊行, B4判変型(32.3×26.2cm)、表紙シルクスクリーン刷り、本文28頁、限定=135部
磯崎新特集テキスト=植田実(建築評論家・編集者)
山名文夫特集テキスト=山口昌男(文化人類学者)、西村美香(日本近代デザイン史研究者)、渡部豁(陶芸家)
A版(限定35部)
磯崎新の新作銅版画《ファテプール・シクリ1》《ファテプール・シクリ2》《アグラの赤い城》《ファテプール・シクリ3》4点+山名文夫の木口木版画《蔵書票》1点とシルクスクリーンによるリプロダクション《(作品名不詳)》1点、計6点入り。
B版(限定100部)
磯崎新の新作銅版画《ファテプール・シクリ3》1点+山名文夫のシルクスクリーンによるリプロダクション《(作品名不詳)》1点、計2点入り。
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
●塩見允枝子のエッセイ「フルクサスの回想」第2回を掲載しました。合わせて連載記念の特別頒布会を開催しています。
塩見允枝子先生には11月から2021年4月までの6回にわたりエッセイをご執筆いただきます。12月28日には第2回目の特別頒布会も開催しています。お気軽にお問い合わせください。
●多事多難だった昨年ですが(2020年の回顧はコチラをご覧ください)、今年も画廊空間とネット空間を往還しながら様々な企画を発信していきます。ブログは今年も年中無休です(昨年の執筆者50人をご紹介しました)。
●ときの忘れものが青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転して3年が経ちました。
もともと住宅だった阿部勤設計の建物LAS CASASを使って、毎月展覧会(Web展)を開催しています。
WEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>の特集も是非ご覧ください。
ときの忘れものはJR及び南北線の駒込駅南口から徒歩約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
2019年12月4日中村哲医師がアフガニスタンで銃撃され亡くなられました(享年73)。あれから一年余がたちますが、ペシャワール会とアフガニスタン現地での復興事業は大きな打撃を受け、加えてコロナウイルス禍が国内外の支援活動と復興事業に暗い影をおとしています。
2002年以来、続けてきたときの忘れものの支援頒布会ですが、先月12月は全10点が購入され代金80,000円全額をペシャワール会に送金いたしました。送金累計は、2021年1月5日現在で3,499,736円となりました。
ご支援を心より感謝いたします。
●ペシャワール会からのお知らせ



私たちの商売は安全で平和な社会だからこそ成り立ちます。
不幸にも戦乱や自然災害に巻き込まれた人々に、私たちが出来ることはそう多くはありませんが、少しでもお役にたてたらと、作品を無償で提供し、売り上げ金全額をペシャワール会に送金してきました。
「私たちの小さな試みが、平和への捨て石となり、大きな希望に繋がることを祈る」という中村哲医師の言葉をかみしめ、ささやかですが今後もペシャワール会への支援を続けてまいります。
「中村哲医師とペシャワール会を支援する頒布会」
・毎月11日にブログに数点を掲載し頒布します。
・支援の趣旨に基づき、特別価格での頒布です。
・梱包送料は実費を別にご負担ください。
・申し込みの締切りは毎月15日19時とします。
締め切り後は特別頒布価格は削除します。
・重複申し込みがあった場合は抽選とします。
・代金のお支払いは現金または銀行振込でお願いします。
全額を支援金にあてるためクレジットカードでの決済はご遠慮ください。
・売却代金は全額をペシャワール会に送金します。
●2021年1月のペシャワール会支援作品は新年に相応しい華やかで斬新な作品3点を選びました。
088)黒崎彰「風に想う」
黒崎彰 Akira KUROSAKI「風に想う」1983年 木版
イメージサイズ:17.0×16.0cm
シートサイズ:25.0×24.0cm
Ed.365 サインあり
089)高橋秀

高橋秀(作品)
1968年 シルクスクリーン
イメージサイズ:18.3×16.5cm
シートサイズ:25.7×21.8cm
Ed.80 サインあり
■高橋秀(たかはし しゅう)
画家、版画家、彫刻家。1930年、広島県芦品郡網引村出身。1950年、武蔵野美術学校に入学したが、半年で退学。1951年より独立美術協会の緑川広太郎に師事。
1961年、第5回安井賞受賞。1963年より2004年に帰国するまでイタリア、ローマに滞在。1979年、池田満寿夫原作、監督の映画「エーゲ海に捧ぐ」の美術監督を務める。1995年、倉敷芸術科学大学教授に就任。2011年より倉敷芸術科学大学名誉教授となる。
1994年に紫綬褒章を受章。2004年マルセン文化大賞、2005年山陽新聞社賞、2008年岡山県三木記念賞を受賞、2010年岡山県文化賞を受賞。2020年、文化功労者。
090)カール・ゲルストナー Karl gerstner

カール・ゲルストナー (故・瀬木慎一氏に送られたグリーティングカード)
1999年 シルクスクリーン
イメージサイズ:21.5×17.8cm
シートサイズ:26.3×42.0cm(二つ折り)
Ed.100 サインあり
■カール・ゲルストナー Karl gerstner
スイスのグラフィックデザイナー、タイポグラファー、作家。
シェル石油・フォルクスワーゲンなど大企業のCI作品を手掛けた、スイスを代表するグラフィックデザイナー。
1944年から1948年にかけて作家フリッツ・ビューラーのスタジオでタイポグラファー見習いとして勤める傍ら、バーゼル工芸学校でエミール・ルーダーとアルミン・ホフマンに師事。1949年からは医薬品メーカーのガイギー社の著名なデザインチームの一員となり、そこでコピーライター兼編集者のマルクス・クッターと出会う。
1958年にクッターとGerstner+Kutter広告会社をバーゼルで設立。1963年には建築家ポール・グレディンガーをパートナーに迎え、社名を GGK(Gerstner、 Gredinger+Kutter)に変更、以来ヨーロッパの広告業界を牽引した。1970年以降は同社から離れ、作家活動に注力し、2006年には自らのアーカイヴを全てベルンのスイス国立図書館へ寄贈。
2017年逝去、享年86。
購入ご希望の方はメール(info@tokinowasuremono.com)かこちらからお申込みください。複数のお申込みがあった場合は抽選とします。
梱包送料は一律1,000円。額装をご希望の方は額装代と梱包送料を別途お見積りいたします。
*締め切りは1月15日19時です。
*ただいま新型コロナウィルス対策のためスタッフが在宅勤務を取り入れており、発送までお時間がかかることがございます。
●本日のお勧め作品は『版画掌誌ときの忘れもの 第2号 磯崎新/山名文夫』 です。
建築のみならず歴史、芸術、文化への深い洞察に支えられた発言を続ける磯崎 新(b.1931)がインドを旅した折に描いたスケッチ帖の全92頁を完全収録し、グラフィックデザインの先駆者であり、資生堂化粧品を彩る優美なデザインスタイルを築き上げた山名文夫(1897-1980)を特集。
2000年刊行, B4判変型(32.3×26.2cm)、表紙シルクスクリーン刷り、本文28頁、限定=135部磯崎新特集テキスト=植田実(建築評論家・編集者)
山名文夫特集テキスト=山口昌男(文化人類学者)、西村美香(日本近代デザイン史研究者)、渡部豁(陶芸家)
A版(限定35部)
磯崎新の新作銅版画《ファテプール・シクリ1》《ファテプール・シクリ2》《アグラの赤い城》《ファテプール・シクリ3》4点+山名文夫の木口木版画《蔵書票》1点とシルクスクリーンによるリプロダクション《(作品名不詳)》1点、計6点入り。
B版(限定100部)
磯崎新の新作銅版画《ファテプール・シクリ3》1点+山名文夫のシルクスクリーンによるリプロダクション《(作品名不詳)》1点、計2点入り。
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
●塩見允枝子のエッセイ「フルクサスの回想」第2回を掲載しました。合わせて連載記念の特別頒布会を開催しています。
塩見允枝子先生には11月から2021年4月までの6回にわたりエッセイをご執筆いただきます。12月28日には第2回目の特別頒布会も開催しています。お気軽にお問い合わせください。●多事多難だった昨年ですが(2020年の回顧はコチラをご覧ください)、今年も画廊空間とネット空間を往還しながら様々な企画を発信していきます。ブログは今年も年中無休です(昨年の執筆者50人をご紹介しました)。
●ときの忘れものが青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転して3年が経ちました。
もともと住宅だった阿部勤設計の建物LAS CASASを使って、毎月展覧会(Web展)を開催しています。
WEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>の特集も是非ご覧ください。
ときの忘れものはJR及び南北線の駒込駅南口から徒歩約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
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