中村哲医師とペシャワール会を支援する6月頒布会
2019年12月4日中村哲医師がアフガニスタンで銃撃され亡くなられました(享年73)。ペシャワール会とアフガニスタン現地での復興事業は大きな打撃を受けましたが、中村医師のあとを村上優会長が引き継ぎ、灌漑事業などの継続に全力を挙げています。
2002年以来、続けてきたときの忘れものの支援頒布会ですが、先月5月は2点が購入され代金80,000円全額をペシャワール会に送金いたしました。
送金累計は、2021年6月8日現在で3,779,736円となりました。
ご支援を心より感謝いたします。
私たちの商売は安全で平和な社会だからこそ成り立ちます。
不幸にも戦乱や自然災害に巻き込まれた人々に、私たちが出来ることはそう多くはありませんが、少しでもお役にたてたらと、作品を無償で提供し、売り上げ金全額をペシャワール会に送金してきました。
「私たちの小さな試みが、平和への捨て石となり、大きな希望に繋がることを祈る」という中村哲医師の言葉をかみしめ、ささやかですが今後もペシャワール会への支援を続けてまいります。

「中村哲医師とペシャワール会を支援する頒布会」
・毎月11日にブログに数点を掲載し頒布します。
・支援の趣旨に基づき、特別価格での頒布です。
・梱包送料は実費を別にご負担ください。
・申し込みの締切りは毎月15日19時とします。
締め切り後は特別頒布価格は削除します。
・重複申し込みがあった場合は抽選とします。
・代金のお支払いは現金または銀行振込でお願いします。
全額を支援金にあてるためクレジットカードでの決済はご遠慮ください。
・売却代金は全額をペシャワール会に送金します。
6月のペシャワール会は東京と京都で開催の「さまよえる絵筆ー東京・京都 戦時下の前衛画家たち」特集です。
板橋区立美術館での展示はコロナウイルス禍で中途で終了してしまいましたが、担当学芸員の弘中智子さんのエッセイをぜひお読みください。同展は京都文化博物館で開催中です。
今回のペシャワール会支援作品は、ときの忘れもののコレクションから戦時下の前衛画家、古沢岩美、松本竣介の作品を出品します。
103)古沢岩美《すずかけ》銅版
古沢岩美《すずかけ》 古沢岩美銅版集『誘惑』より
1979年 銅版(刷り 宮下登喜雄)
イメージサイズ:14.8×17.8cm
シートサイズ:38.2×28.3
Ed.75 サインあり
104)古沢岩美《アカンサス》銅版
古沢岩美《アカンサス》 古沢岩美銅版集『誘惑』より
1979年 銅版(刷り 宮下登喜雄)
イメージサイズ:17.8×14.8cm
シートサイズ:38.2×28.3
Ed.75 サインあり
105)松本竣介 『松本竣介手帖』(全6冊)

『松本竣介手帖』(全6冊)
綜合工房 発行 1985年
函サイズ:17.0x12.5x5.1cm
内容:全6冊
1)『TATEMONO 建物』 16.1x11.9cm 90ページ
2)『ONNA 女』 16.1x11.9cm 58ページ
3)『TEASI 手足』 16.1x11.9cm 52ページ
4)『KOZU 構図』 16.1x11.9cm 54ページ
5)『ZATU 雑・志賀高原』 16.1x11.9cm 90ページ
6)別冊『エッセイ・評論』 16.1x11.9cm 60ページ
目次:人間愛の画家(中野孝次)、松本竣介における線の内質(朝日晃)、年譜・遺作集一覧(朝日晃編)
購入ご希望の方はメール(info@tokinowasuremono.com)かこちらからお申込みください。複数のお申込みがあった場合は抽選とします。
梱包送料は一律1,500円。額装をご希望の方は額装代と梱包送料をお見積りいたします。
*締め切りは6月15日19時です。
当選のお知らせは16日以降になり、その後の発送作業については、ただいま新型コロナウィルス対策のためスタッフが在宅勤務を取り入れており、お時間がかかりますこと予めご承知ください。
●展覧会のご紹介
「さまよえる絵筆 東京・京都 戦時下の前衛画家たち」
会期= 6 月 5 日(土)~ 7 月 25 日(日)
会場=京都府京都文化博物館
池袋のアトリエ村、通称「池袋モンパルナス」の最盛期は、1930 年代後半から 40 年代の戦争を挟む日本の転換期でもあります。ここには、靉光や麻生三郎、寺田政明、吉井忠をはじめとする画家たちがアトリエ兼住居を構え、さらに松本竣介や京都に暮らす北脇昇、小牧源太郎も訪れ、新しい美術の動きが生まれつつありました。彼らの多くはシュルレアリスムなどの前衛絵画を標榜し、切磋琢磨
しながら作品を発表しています。しかし、戦争が激化すると絵画表現に対しても規制が行われるようになり、影響は作品にも及びました。そのような状況の中で西洋古典絵画を思わせる技法で描かれた人物画や静物画、東洋・日本の線描を取り入れた作品、京都の龍安寺の石庭や各地の仏像を描いた作品などが展覧会で発表されます。これらの作品は、戦時下に前衛画家たちが西洋や東洋・日本の伝
統的な技法やモチーフに立ち戻ることで自身の立ち位置を確認しつつ、時代のリアルな感覚を伝えているように見えます。本展では、戦時下に前衛画家たちがそれぞれに現実を見つめ、描いた作品を当
時の資料と共に展示いたします。東京・京都ふたつの都市で育まれた前衛絵画の戦時下の流れを再確認できるでしょう。
●ときの忘れものが青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転して3年が経ちました。もともと住宅だった阿部勤設計の建物LAS CASASを使って、毎月展覧会(Web展)を開催しています。
WEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>の特集も是非ご覧ください。
ときの忘れものはJR及び南北線の駒込駅南口から徒歩約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
2019年12月4日中村哲医師がアフガニスタンで銃撃され亡くなられました(享年73)。ペシャワール会とアフガニスタン現地での復興事業は大きな打撃を受けましたが、中村医師のあとを村上優会長が引き継ぎ、灌漑事業などの継続に全力を挙げています。
2002年以来、続けてきたときの忘れものの支援頒布会ですが、先月5月は2点が購入され代金80,000円全額をペシャワール会に送金いたしました。送金累計は、2021年6月8日現在で3,779,736円となりました。
ご支援を心より感謝いたします。
私たちの商売は安全で平和な社会だからこそ成り立ちます。
不幸にも戦乱や自然災害に巻き込まれた人々に、私たちが出来ることはそう多くはありませんが、少しでもお役にたてたらと、作品を無償で提供し、売り上げ金全額をペシャワール会に送金してきました。
「私たちの小さな試みが、平和への捨て石となり、大きな希望に繋がることを祈る」という中村哲医師の言葉をかみしめ、ささやかですが今後もペシャワール会への支援を続けてまいります。

「中村哲医師とペシャワール会を支援する頒布会」
・毎月11日にブログに数点を掲載し頒布します。
・支援の趣旨に基づき、特別価格での頒布です。
・梱包送料は実費を別にご負担ください。
・申し込みの締切りは毎月15日19時とします。
締め切り後は特別頒布価格は削除します。
・重複申し込みがあった場合は抽選とします。
・代金のお支払いは現金または銀行振込でお願いします。
全額を支援金にあてるためクレジットカードでの決済はご遠慮ください。
・売却代金は全額をペシャワール会に送金します。
6月のペシャワール会は東京と京都で開催の「さまよえる絵筆ー東京・京都 戦時下の前衛画家たち」特集です。
板橋区立美術館での展示はコロナウイルス禍で中途で終了してしまいましたが、担当学芸員の弘中智子さんのエッセイをぜひお読みください。同展は京都文化博物館で開催中です。 今回のペシャワール会支援作品は、ときの忘れもののコレクションから戦時下の前衛画家、古沢岩美、松本竣介の作品を出品します。
103)古沢岩美《すずかけ》銅版
古沢岩美《すずかけ》 古沢岩美銅版集『誘惑』より1979年 銅版(刷り 宮下登喜雄)
イメージサイズ:14.8×17.8cm
シートサイズ:38.2×28.3
Ed.75 サインあり
104)古沢岩美《アカンサス》銅版
古沢岩美《アカンサス》 古沢岩美銅版集『誘惑』より1979年 銅版(刷り 宮下登喜雄)
イメージサイズ:17.8×14.8cm
シートサイズ:38.2×28.3
Ed.75 サインあり
105)松本竣介 『松本竣介手帖』(全6冊)

『松本竣介手帖』(全6冊)
綜合工房 発行 1985年
函サイズ:17.0x12.5x5.1cm
内容:全6冊
1)『TATEMONO 建物』 16.1x11.9cm 90ページ
2)『ONNA 女』 16.1x11.9cm 58ページ
3)『TEASI 手足』 16.1x11.9cm 52ページ
4)『KOZU 構図』 16.1x11.9cm 54ページ
5)『ZATU 雑・志賀高原』 16.1x11.9cm 90ページ
6)別冊『エッセイ・評論』 16.1x11.9cm 60ページ
目次:人間愛の画家(中野孝次)、松本竣介における線の内質(朝日晃)、年譜・遺作集一覧(朝日晃編)
購入ご希望の方はメール(info@tokinowasuremono.com)かこちらからお申込みください。複数のお申込みがあった場合は抽選とします。
梱包送料は一律1,500円。額装をご希望の方は額装代と梱包送料をお見積りいたします。
*締め切りは6月15日19時です。
当選のお知らせは16日以降になり、その後の発送作業については、ただいま新型コロナウィルス対策のためスタッフが在宅勤務を取り入れており、お時間がかかりますこと予めご承知ください。
●展覧会のご紹介
「さまよえる絵筆 東京・京都 戦時下の前衛画家たち」
会期= 6 月 5 日(土)~ 7 月 25 日(日)
会場=京都府京都文化博物館
池袋のアトリエ村、通称「池袋モンパルナス」の最盛期は、1930 年代後半から 40 年代の戦争を挟む日本の転換期でもあります。ここには、靉光や麻生三郎、寺田政明、吉井忠をはじめとする画家たちがアトリエ兼住居を構え、さらに松本竣介や京都に暮らす北脇昇、小牧源太郎も訪れ、新しい美術の動きが生まれつつありました。彼らの多くはシュルレアリスムなどの前衛絵画を標榜し、切磋琢磨
しながら作品を発表しています。しかし、戦争が激化すると絵画表現に対しても規制が行われるようになり、影響は作品にも及びました。そのような状況の中で西洋古典絵画を思わせる技法で描かれた人物画や静物画、東洋・日本の線描を取り入れた作品、京都の龍安寺の石庭や各地の仏像を描いた作品などが展覧会で発表されます。これらの作品は、戦時下に前衛画家たちが西洋や東洋・日本の伝
統的な技法やモチーフに立ち戻ることで自身の立ち位置を確認しつつ、時代のリアルな感覚を伝えているように見えます。本展では、戦時下に前衛画家たちがそれぞれに現実を見つめ、描いた作品を当
時の資料と共に展示いたします。東京・京都ふたつの都市で育まれた前衛絵画の戦時下の流れを再確認できるでしょう。
●ときの忘れものが青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転して3年が経ちました。もともと住宅だった阿部勤設計の建物LAS CASASを使って、毎月展覧会(Web展)を開催しています。
WEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>の特集も是非ご覧ください。
ときの忘れものはJR及び南北線の駒込駅南口から徒歩約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
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