中村哲医師とペシャワール会を支援する9月頒布会/サイトウ良特集

中村哲先生ときの忘れものが中村哲医師とペシャワール会の支援活動に初めて参加したのは2002年8月に葉山で開催された「東松照明写真展 アッサラーム・アレクイン」でした。
あれから20年が経ちました。
2019年12月4日、中村哲医師がアフガニスタンで銃撃され亡くなられましたが(享年73)、中村医師のあとを村上優会長が引き継ぎ、ペシャワール会は灌漑事業などの継続に全力を挙げています。
しかしタリバン復権の政変以来、制裁により外国からの送金ができなくなり(アメリカは人道支援に関しては送金可能とする指示を出しましたが、実際には動きはに鈍く混乱しています)、現地での苦境が続いています。
2022年8月30日ペシャワール会送金2002年以来、続けてきたときの忘れものの支援頒布会ですが、前回8月は3点が購入され作品代金30,000円を全額ペシャワール会に送金いたしました。送金累計は、2022年8月30日現在で4,474,736円となりました。
皆さんのご支援を心より感謝いたします。
私たちの商売は安全で平和な社会だからこそ成り立ちます。
不幸にも戦乱や自然災害に巻き込まれた人々に、私たちが出来ることはそう多くはありませんが、少しでもお役にたてたらと、作品を無償で提供し、売り上げ金全額をペシャワール会に送金してきました。今後も引き続き「中村哲医師とペシャワール会を支援する頒布会」を開催してまいります。

●今月のペシャワール会支援頒布作品

193)サイトウ良《めざめ》
20220827182501_00001
サイトウ良 Ryo saito 《めざめ》
1981年 シルクスクリーン (刷り:鈴木秀明)
イメージサイズ:15.0cm×15.0cm
シートサイズ:30.0cm×30.0cm
Ed.70  サインあり


194)サイトウ良《動》
20220827182501_00002
サイトウ良 Ryo saito 《動》
1981年 シルクスクリーン (刷り:鈴木秀明)
イメージサイズ:13.5cm×17.0cm
シートサイズ:30.0cm×30.0cm
Ed.70  サインあり


195)サイトウ良《静》
20220827182501_00003
サイトウ良 Ryo saito 《静》
1981年 シルクスクリーン (刷り:鈴木秀明)
イメージサイズ:15.0cm×15.0cm
シートサイズ:30.0cm×30.0cm
Ed.70  サインあり


196)サイトウ良《座》
20220827182501_00006
サイトウ良 Ryo saito 《座》
1981年 シルクスクリーン (刷り:鈴木秀明)
イメージサイズ:15.0cm×15.7cm
シートサイズ:30.0cm×30.0cm
Ed.70  サインあり


価格はいずれも税込みです。
購入ご希望の方はメール(info@tokinowasuremono.com)か、こちらからお申込みください。複数のお申込みがあった場合は抽選とします。
梱包送料はサイズにより1,000円~3,000円。額装をご希望の方は額装代と梱包送料を別途お見積りいたします。
*締め切りは9月20日19時です。
当選のお知らせは21日以降にお送りします。その後の発送作業については、ただいま新型コロナウィルス対策のためスタッフが在宅勤務を取り入れており、お時間がかかりますこと予めご承知ください。

サイトウ良 略歴
1941 福岡生まれ。 1966~1968 パリ アカデミーグランド・ショミエールに学ぶ 。1970~1974 クラコウ国際版画ビエンナーレ展はじめ各種国際展に出品。数多くの受賞を重ねる。
シルクスクリーンによる版画は、「そして使う色、青にこだわり二十年を過ぎる。南米では青の色は、敬遠されるそうで、亦中国では日本の黒と同じで不幸事に使われる。ところが米国や日本では、保守的でとても信頼感がある。その青色を刷っていて、冬は寒々しいが、夏は青、あおしく爽快・・・。赤、黄、緑、黒のスパイスをきかせながら、まだ、まだ青の色を追いかけたい。」(作家の言葉より)