先日の台風15号では各地で被害が相次ぎました。特に静岡市清水区で起こった大規模な断水には心が痛みます。飲料水はもちろん、トイレなどの生活用水まで不自由するなんて、さぞお辛く、厳しい状況と存じます。被災された皆さんには心よりお見舞い申し上げます。

幸いにも台風が来る前に終了した(9月2日~9月17日)「塩見允枝子+フルクサス」はおかげさまで大盛況でした。
ときの忘れものは繁華街でもない静かな住宅地にポツンとある画廊なので、普段はほとんど来客もなくヒマです。
亭主がこのブログで「千客万来」と書いているのは5人以上の来客のことです。
それがもし一日に10人もいらしたら「パニック」です。
「塩見允枝子+フルクサス」展は会期中、ずっとパニックでした。
アタッシェケース入り特装版カタログ(限定35部)も会期中に完売! 塩見先生の作品の力ですね。
ご来場くださった皆さん、作品をお買い上げくださった多くのお客様に心より御礼申し上げます。
twitterなどでつぶやかれたお客様の声を再録させていただきます。
<展覧会ノート2022: 塩見允枝子+フルクサス(ときの忘れもの) 60年代の別なテーマの作品を2019年にテーマを変えてリメイクした作品。いまだに創造の意欲は衰えていないようだ。#アート #展覧会 https://nobuart2022.blogspot.com/2022/09/shiomi-mieko-fluxus-toki-no-wasuremono.html?spref=tw
(20220918/Shigenobu Fujiokaさんのtwitterより)

フルクサスのメンバーとして活動していた塩見允枝子と、フルクサスの他のメンバーとの作品が展示されていた。
日本からフルクサスから参加した人物といえば、オノ・ヨーコの知名度が圧倒的だ。
塩見允枝子の作品をまとめて目にするのはこれが初めてだったが、オノ・ヨーコに引けを取らないユニークな作品が多く、見応えがあった。
世界全体をステージとして見立てて、各地のメッセージを送ってパフォーマンスをイベントを行ってもらい、その結果を共有するというアイデアは、いかにもフルクサスらしい。
また、壁にずらりと並べられていた、星座を観察するための窓、という作品もユニークだった。60年代の別なテーマの作品を、2019年にテーマを変えてリメイクした作品。いまだに創造の意欲は衰えていないようだ。
フルクサスの他のメンバーでは、ナムジュン・パイク、ジョナス・メカス、ジョン・ケージらの作品が展示されていた。
フルクサスを始めたマチューナスの、デザイナーとしての才能が遺憾無く発揮された、フルクサス新聞が展示されていて、そのユニークな構成にしばらく見入ってしまった。

Works by Mieko Shiomi, who was active as a member of Fluxus, and other members of Fluxus were on display.
Speaking of people from Fluxus from Japan, the name recognition of Yoko Ono is overwhelming.
This was the first time I had seen Mieko Shiomi's work as a whole, but she had many unique works that were on a par with Yoko Ono, and it was worth seeing.
Her idea of using the entire world as a stage, sending messages from various places to perform events and sharing the results, is very Fluxus-like.
Also unique were the windows for observing the constellations that were lined up on the wall. A remake of a work from the 1960s with a different theme in 2019. It seems that the desire to create still hasn't waned.
Other Fluxus members included works by Nam June Paik, Jonas Mekas, and John Cage.
Maciunas, the founder of Fluxus, exhibited his talent as a designer, the Fluxus Newspaper, and I was fascinated by its unique composition for a while.
(Shigenobu Fujiokaさんの展覧会ノートより)>
<塩見允枝子+フルクサス展@ときの忘れもの。ポスターとかだけ観ると禍々しさすら感じられもしますが、作品は静謐な美しさを湛えているようなものもあったりして、「過激な表現」という振れ幅の可能性が内包されていた表現としてエネルギーがあったのだなあ、とか思いました
(20220917/ぬむーいさんのtwitterより)>

<出勤途中、ときの忘れものでの「塩見允枝子+フルクサス」展最終日に駆け込みました。そのデザインとアイデアに、ただただ惚れ惚れするばかり。なかでも壁一面に掲示された9枚のフルクサス新聞には蕩かされました。タイポグラフィーに興味がある方は、ぜひ! 駒込駅より徒歩10分です。
(20220917/古書ほうろうさんのtwitterより)>

<きょう終わってしまうけど、「ときの忘れもの」の塩見允枝子さんの作品、とてもよかった。ジョゼフ・コーネルに通ずるようなロマンがあって。《音楽の小瓶》シリーズに魅了されました。建物も小さい原美術館みたいですてき。
(20220917/絹子さんのtwitterより)>

<最終日でボックス購入
「塩見允枝子 + フルクサス」
ときの忘れもの
(20220917/sashimiさんのtwitterより)>

<1960年代の前衛芸術運動フルクサスに参加していた塩見允枝子からみた「フルクサス展」をのぞいてみた。文京区本駒込の「ときの忘れもの」画廊。わくわくするね。オノヨーコ、ランズベルギス、一柳慧、秋山邦晴、ナムジュンパイクも。
(20220919/金平茂紀さんのfacebookより)>

<先日、ときの忘れもので「塩見允枝子+フルクサス」を見ました。昨年都現美の常設展でフルクサス特集を見てから気になっていたので、見られてよかった。
(20220916/FKさんのtwitterより)>

<ときの忘れもの「塩見允枝子+フルクサス」
今回改めてリビングレジェンドの塩見さんと、彼女が属したフルクサスの作品を見て思ったのは、子どもの頃から自分が最も影響を受けてきたのはダダだったってこと。
フルクサスもバウハウスもモンティ・パイソンもラジカル・ガジベリビンバも、パンクやNWやCANやブニュエルやゴダールも、安倍工房や赤塚不二夫や山上たつひこやPOP ARTも、ゲバゲバ90分やひょうきん族や勿論ネオダダも…みんな元を正せばDADAに行き着く。
(20220915/岡田昌浩さんのtwitterより)>
<塩見允枝子+フルクサスみてきた
これは音楽の小瓶シリーズと、冗談の視覚詩
(20220914/ひと実さんのtwitterより)>

<塩見允枝子さん(フルクサス)のWater Music。先日、ときの忘れものさんにて運良く購入することができました。眺めているだけで、目の前に知りえなかった物語が浮かび上がる。
(20220922/堂森知博さんのtwitterより)>
<宝の山!塩見允枝子+フルクサス@駒込ときの忘れもの。
(20220914/satoru sunaharaさんのtwitterより)>

<塩見允枝子+フルクサス展、今週土曜までですよ~…
(20220915/eri kawanishiさんのtwitterより)>

<知らなかった! ときの忘れものなのに不覚…
(20220915/アルテス鈴木茂さんのtwitterより)>

<先日は好きでよく行く『ときの忘れもの』で、『塩見充枝子+フルクサス』展なんてのを観る。塩見さんをはじめとして、ジョナス・メカス、ナム・ジュン・パイクといった前衛アーティストのユニークな作品を楽しんできました。フルクサスはずっと興味を持ってて、機会があれば作品展など観るようにしてたけど、なかなか実態がつかめないというのが正直なところ。でも、それだけにいつも新鮮で、ときめくものがあります。この日もかなりそそられるアート作品が観られて満足。『ときの忘れもの』、画期的なギャラリーです。
ちなみに私がフルクサスを知ったのは、オノ・ヨーコさん経由でのこと。タージ・マハル旅行団にいた小杉武久さんとか武満徹さんもかかわってたんですね。あと、ジョン・ケージなんかも。やっぱり奥深い。
(20220914/小島智さんのfacebookより)>

●Colla:J 2022年9月号の31頁から特集が組まれています。画像をクリックしてご覧ください。

●『塩見允枝子+フルクサス』展カタログ限定版(365部)3,300円

カタログの内容は、日英併記の塩見允枝子テキスト「フルクサスの回想」、塩見允枝子作品の「主要作品解説」、塩見允枝子作品画像とフルクサスの作家たちの作品画像が掲載されています。


『塩見允枝子+フルクサス SHIOMI Mieko+FLUXUS』限定版カタログ
・塩見允枝子/作品点数:30点 図版点数:46図 挿図:12図(日英)
・フルクサス/9作家・作品点数:28点 図版点数:47図
(ジョージ・マチューナス、ナム・ジュン・パイク、靉嘔、斉藤陽子、アレン・ギンズバーグ、ジョナス・メカス、ヨーゼフ・ボイス、マース・カニングハム、ジョン・ケージ)
執筆:塩見允枝子「フルクサスの回想」「主要作品解説」
編集・デザイン:柴田卓
写真:Colla: J 塩野哲也
資料作成:尾立麗子、松下賢太
翻訳:新澤悠、勝見美生
体裁:サイズ24.0cm×16.0cm、110頁、日本語・英語併記
発行:ときの忘れもの
・限定版(365部) 3,300円 送料250円
*アタッシェケース入り特装版(限定35部)は完売しました

幸いにも台風が来る前に終了した(9月2日~9月17日)「塩見允枝子+フルクサス」はおかげさまで大盛況でした。
ときの忘れものは繁華街でもない静かな住宅地にポツンとある画廊なので、普段はほとんど来客もなくヒマです。
亭主がこのブログで「千客万来」と書いているのは5人以上の来客のことです。
それがもし一日に10人もいらしたら「パニック」です。
「塩見允枝子+フルクサス」展は会期中、ずっとパニックでした。
アタッシェケース入り特装版カタログ(限定35部)も会期中に完売! 塩見先生の作品の力ですね。
ご来場くださった皆さん、作品をお買い上げくださった多くのお客様に心より御礼申し上げます。
twitterなどでつぶやかれたお客様の声を再録させていただきます。
<展覧会ノート2022: 塩見允枝子+フルクサス(ときの忘れもの) 60年代の別なテーマの作品を2019年にテーマを変えてリメイクした作品。いまだに創造の意欲は衰えていないようだ。#アート #展覧会 https://nobuart2022.blogspot.com/2022/09/shiomi-mieko-fluxus-toki-no-wasuremono.html?spref=tw
(20220918/Shigenobu Fujiokaさんのtwitterより)

フルクサスのメンバーとして活動していた塩見允枝子と、フルクサスの他のメンバーとの作品が展示されていた。
日本からフルクサスから参加した人物といえば、オノ・ヨーコの知名度が圧倒的だ。
塩見允枝子の作品をまとめて目にするのはこれが初めてだったが、オノ・ヨーコに引けを取らないユニークな作品が多く、見応えがあった。
世界全体をステージとして見立てて、各地のメッセージを送ってパフォーマンスをイベントを行ってもらい、その結果を共有するというアイデアは、いかにもフルクサスらしい。
また、壁にずらりと並べられていた、星座を観察するための窓、という作品もユニークだった。60年代の別なテーマの作品を、2019年にテーマを変えてリメイクした作品。いまだに創造の意欲は衰えていないようだ。
フルクサスの他のメンバーでは、ナムジュン・パイク、ジョナス・メカス、ジョン・ケージらの作品が展示されていた。
フルクサスを始めたマチューナスの、デザイナーとしての才能が遺憾無く発揮された、フルクサス新聞が展示されていて、そのユニークな構成にしばらく見入ってしまった。

Works by Mieko Shiomi, who was active as a member of Fluxus, and other members of Fluxus were on display.
Speaking of people from Fluxus from Japan, the name recognition of Yoko Ono is overwhelming.
This was the first time I had seen Mieko Shiomi's work as a whole, but she had many unique works that were on a par with Yoko Ono, and it was worth seeing.
Her idea of using the entire world as a stage, sending messages from various places to perform events and sharing the results, is very Fluxus-like.
Also unique were the windows for observing the constellations that were lined up on the wall. A remake of a work from the 1960s with a different theme in 2019. It seems that the desire to create still hasn't waned.
Other Fluxus members included works by Nam June Paik, Jonas Mekas, and John Cage.
Maciunas, the founder of Fluxus, exhibited his talent as a designer, the Fluxus Newspaper, and I was fascinated by its unique composition for a while.
(Shigenobu Fujiokaさんの展覧会ノートより)>
<塩見允枝子+フルクサス展@ときの忘れもの。ポスターとかだけ観ると禍々しさすら感じられもしますが、作品は静謐な美しさを湛えているようなものもあったりして、「過激な表現」という振れ幅の可能性が内包されていた表現としてエネルギーがあったのだなあ、とか思いました
(20220917/ぬむーいさんのtwitterより)>

<出勤途中、ときの忘れものでの「塩見允枝子+フルクサス」展最終日に駆け込みました。そのデザインとアイデアに、ただただ惚れ惚れするばかり。なかでも壁一面に掲示された9枚のフルクサス新聞には蕩かされました。タイポグラフィーに興味がある方は、ぜひ! 駒込駅より徒歩10分です。
(20220917/古書ほうろうさんのtwitterより)>

<きょう終わってしまうけど、「ときの忘れもの」の塩見允枝子さんの作品、とてもよかった。ジョゼフ・コーネルに通ずるようなロマンがあって。《音楽の小瓶》シリーズに魅了されました。建物も小さい原美術館みたいですてき。
(20220917/絹子さんのtwitterより)>

<最終日でボックス購入
「塩見允枝子 + フルクサス」
ときの忘れもの
(20220917/sashimiさんのtwitterより)>

<1960年代の前衛芸術運動フルクサスに参加していた塩見允枝子からみた「フルクサス展」をのぞいてみた。文京区本駒込の「ときの忘れもの」画廊。わくわくするね。オノヨーコ、ランズベルギス、一柳慧、秋山邦晴、ナムジュンパイクも。
(20220919/金平茂紀さんのfacebookより)>

<先日、ときの忘れもので「塩見允枝子+フルクサス」を見ました。昨年都現美の常設展でフルクサス特集を見てから気になっていたので、見られてよかった。
(20220916/FKさんのtwitterより)>

<ときの忘れもの「塩見允枝子+フルクサス」
今回改めてリビングレジェンドの塩見さんと、彼女が属したフルクサスの作品を見て思ったのは、子どもの頃から自分が最も影響を受けてきたのはダダだったってこと。
フルクサスもバウハウスもモンティ・パイソンもラジカル・ガジベリビンバも、パンクやNWやCANやブニュエルやゴダールも、安倍工房や赤塚不二夫や山上たつひこやPOP ARTも、ゲバゲバ90分やひょうきん族や勿論ネオダダも…みんな元を正せばDADAに行き着く。
(20220915/岡田昌浩さんのtwitterより)>
<塩見允枝子+フルクサスみてきた
これは音楽の小瓶シリーズと、冗談の視覚詩
(20220914/ひと実さんのtwitterより)>

<塩見允枝子さん(フルクサス)のWater Music。先日、ときの忘れものさんにて運良く購入することができました。眺めているだけで、目の前に知りえなかった物語が浮かび上がる。
(20220922/堂森知博さんのtwitterより)>
<宝の山!塩見允枝子+フルクサス@駒込ときの忘れもの。
(20220914/satoru sunaharaさんのtwitterより)>

<塩見允枝子+フルクサス展、今週土曜までですよ~…
(20220915/eri kawanishiさんのtwitterより)>

<知らなかった! ときの忘れものなのに不覚…
(20220915/アルテス鈴木茂さんのtwitterより)>

<先日は好きでよく行く『ときの忘れもの』で、『塩見充枝子+フルクサス』展なんてのを観る。塩見さんをはじめとして、ジョナス・メカス、ナム・ジュン・パイクといった前衛アーティストのユニークな作品を楽しんできました。フルクサスはずっと興味を持ってて、機会があれば作品展など観るようにしてたけど、なかなか実態がつかめないというのが正直なところ。でも、それだけにいつも新鮮で、ときめくものがあります。この日もかなりそそられるアート作品が観られて満足。『ときの忘れもの』、画期的なギャラリーです。
ちなみに私がフルクサスを知ったのは、オノ・ヨーコさん経由でのこと。タージ・マハル旅行団にいた小杉武久さんとか武満徹さんもかかわってたんですね。あと、ジョン・ケージなんかも。やっぱり奥深い。
(20220914/小島智さんのfacebookより)>

●Colla:J 2022年9月号の31頁から特集が組まれています。画像をクリックしてご覧ください。

●『塩見允枝子+フルクサス』展カタログ限定版(365部)3,300円

カタログの内容は、日英併記の塩見允枝子テキスト「フルクサスの回想」、塩見允枝子作品の「主要作品解説」、塩見允枝子作品画像とフルクサスの作家たちの作品画像が掲載されています。


『塩見允枝子+フルクサス SHIOMI Mieko+FLUXUS』限定版カタログ
・塩見允枝子/作品点数:30点 図版点数:46図 挿図:12図(日英)
・フルクサス/9作家・作品点数:28点 図版点数:47図
(ジョージ・マチューナス、ナム・ジュン・パイク、靉嘔、斉藤陽子、アレン・ギンズバーグ、ジョナス・メカス、ヨーゼフ・ボイス、マース・カニングハム、ジョン・ケージ)
執筆:塩見允枝子「フルクサスの回想」「主要作品解説」
編集・デザイン:柴田卓
写真:Colla: J 塩野哲也
資料作成:尾立麗子、松下賢太
翻訳:新澤悠、勝見美生
体裁:サイズ24.0cm×16.0cm、110頁、日本語・英語併記
発行:ときの忘れもの
・限定版(365部) 3,300円 送料250円
*アタッシェケース入り特装版(限定35部)は完売しました
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