<駒込にある「ときの忘れもの」の倉俣史朗展がすごい。世田谷美術館のサテライトかと思うくらい見応えあります。
駒込は倉俣が幼少期を過ごした縁の地。倉俣夫人である美恵子さんとの関係によって実現したという展示はドローイングが充実しています(もちろん購入可能)。
(20231213/橋爪勇介|美術手帖さんのtwitterより)>
<駒込にあるギャラリーときの忘れものにて倉俣史朗展へ。可愛らしいフラワーベースや香水瓶、スケッチのシルクスクリーンなどが展示されてます。会期は12月23日まで。
(20231213/和田菜穂子さんのtwitterより)>
<倉俣史朗展のハシゴをする。世田谷美術館からときの忘れものへ。混まないうちに。
(20231210/西村義孝さんのtwitterより)>
<世田谷美術館だけでなく駒込のギャラリーでも倉俣史朗展。東京がクラマタ色に染められる。
(20231213/建築家/都市計画家-古宇田卓さんのtwitterより)>
ときの忘れものでは今年最後の企画展として「倉俣史朗展」を開催中です。
●倉俣史朗のポスター
今回の「倉俣史朗展」には展示していませんが、倉俣史朗遺作展などの希少なポスターをご紹介します。ご覧になりたい方は、スタッフにお声がけください。
No.1
《LUMINOUS 倉俣史朗デザイン展》ポスター
デザイン:宮崎光弘
写真:田原桂一
アートディレクション:八木保
1996年
オフセット
103.0x73.0cm
No.2
《UTSU 三宅一生、宮脇愛子、倉俣史朗、磯崎新(Skeppsholmen Stockholm)》ポスター
2000年
オフセット
100.0x70.0cm
No.3
"Shiro Kuramata Design, Design.(MAK)"ポスター
1999年
オフセット
84.5x59.0cm
No.4
《倉俣史朗とエットレ・ソットサス展 夢見る人が、夢見たデザイン》ポスター
2011年
オフセット
(大判)103.0x72.8cm
No.5
《浮遊するデザイン倉俣史朗とともに(埼玉県立近代美術館)》ポスター
2013年
オフセット
72.7x51.4cm
No.6
《倉俣史朗の世界(京都国立近代美術館)Sealing of rose》ポスター
1999年
オフセット
36.3x51.5cm
No.7
《第10回日本小児インターベンション研究会》ポスター
1999年
オフセット
(大判)59.5x42.0cm
(小判)42.0x29.5cm
ポスターのコンディションはいずれも良好です。気にいった作品があったらお早めにお問合せ、ご注文ください。こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●また12月11日ブログ「中村哲医師とペシャワール会を支援する頒布会」では倉俣史朗のカタログとポスターを特別頒布していますので、ぜひご参加ください。
■倉俣史朗 KURAMATA Shiro
1934年11月29日東京本郷(現・文京区本駒込)にあった理化学研究所の社宅で生まれる。東京都立工芸高等学校木材科で学び、1953年から帝国器材に勤める。1953年から56年まで桑沢デザイン研究所リビングデザイン科で学び、1957年に三愛の宣伝課に就職、ウィンドウディスプレイなどのデザインを手掛ける。1965年クラマタデザイン事務所を設立。1967年、横尾忠則らとコラボレーションしたインテリアデザインなどで脚光を浴びる。
このころから、彼が生涯にわたって好んだアクリル素材を用いて、日常の空間に無重力を作り出したような、透明で浮遊感のある作品を生み出していく。
1970年"Furniture in Irregular Forms"シリーズで世界に広く認知される。1972年毎日デザイン賞を受賞。1981年エットレ・ソットサス Jr.らによるイタリアンデザインの新しいムーブメントであるメンフィス(Menphis)の展示会に磯崎新、マイケル・グレイブスらと共に参加。1990年フランス文化省芸術文化勲章を受勲。1991年2月1日急性心不全のため急逝。享年56。
●限定本『倉俣史朗 カイエ Shiro Kuramata Cahier 1-2』(365部)
ときの忘れものでは2020年から、ご遺族のもとに遺された倉俣史朗のスケッチ・素描をシルクスクリーンに起こし版画集『倉俣史朗 Shiro Kuramata Cahier』(全6集を予定)をエディションしています。
本書ではその1集、2集の繊細精緻な内容を再現し、フランス文学者の堀江敏幸氏にエッセイ「かぎりなく喪失を所有する薔薇―倉俣史朗展」をご寄稿いただきました。
さらに生前、倉俣史朗が使っていた【NOTE BOOK】と【Sketch】の二冊の手帳から、「ことば」と「夢の絵、エスキース」を初めて収録、公開します。
二冊の手帳には思い出すままに書き留めた断片的な言葉や夢の覚え書き、記憶が手書きされており、それを全てテキスト化し、編集側で補足したかたちで収録しました。
夢の絵やデザインのエスキースなども多数描かれていますが、倉俣史朗の私的なノートということで、スケッチは一部のみ掲載させていただきました。
岡本一宣デザイン事務所がアートディレクション&デザインを担当した限定365部の美しい一冊となりましたので、是非お求めください。

限定本『倉俣史朗 カイエ Shiro Kuramata Cahier 1-2』
限定部数:365部(各冊番号入り)
発行:2023年3月
監修:倉俣美恵子、植田実
テキスト:倉俣史朗、植田実、堀江敏幸
翻訳:サム・ベット、勝見美生(ときの忘れもの)
編集:植田実、尾立麗子(ときの忘れもの)
アートディレクション&デザイン:岡本一宣デザイン事務所
印刷:図書印刷株式会社
体裁:図版20点、25.7×25.7cm、64頁、日本語・英語併記、スケッチブック・ノートブックは日本語のみ
価格:7,700円(税込) 送料1,000円
◆「倉俣史朗展」
会期=2023年12月8日(金)~23日(土)11:00-19:00 日曜・月曜・祝日休み
会場:ときの忘れもの

ときの忘れものは2017年に青山から駒込に移転しましたが、偶然にも倉俣史朗はこの街で生まれ、近くの昭和小学校に通われていました。来年生誕90年を迎える倉俣史朗のゆかりの地で「倉俣史朗展」を開催します。
出品作品と価格については11月25日ブログに掲載しました。
現在エディション進行中のシルクスクリーン作品集『倉俣史朗 Shiro Kuramata Cahier』1集2集3集、1979年東京国際版画ビエンナーレ出品の貴重なオリジナル版画《無極Ⅱ》、1983年磯崎新設計の筑波第一ホテルの客室用鏡、1989年パリの個展のために制作した"Cabinet de Curiosite"はじめ、椅子《How High the Moon》、ソファ《Sofa With Arms Black Edition》、香水瓶やフラワーベース、オブジェ《薔薇の封印》などを展示します。
●ときの忘れものの建築は阿部勤先生の設計です。
建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

駒込は倉俣が幼少期を過ごした縁の地。倉俣夫人である美恵子さんとの関係によって実現したという展示はドローイングが充実しています(もちろん購入可能)。
(20231213/橋爪勇介|美術手帖さんのtwitterより)>
<駒込にあるギャラリーときの忘れものにて倉俣史朗展へ。可愛らしいフラワーベースや香水瓶、スケッチのシルクスクリーンなどが展示されてます。会期は12月23日まで。
(20231213/和田菜穂子さんのtwitterより)>
<倉俣史朗展のハシゴをする。世田谷美術館からときの忘れものへ。混まないうちに。
(20231210/西村義孝さんのtwitterより)>
<世田谷美術館だけでなく駒込のギャラリーでも倉俣史朗展。東京がクラマタ色に染められる。
(20231213/建築家/都市計画家-古宇田卓さんのtwitterより)>
ときの忘れものでは今年最後の企画展として「倉俣史朗展」を開催中です。
●倉俣史朗のポスター
今回の「倉俣史朗展」には展示していませんが、倉俣史朗遺作展などの希少なポスターをご紹介します。ご覧になりたい方は、スタッフにお声がけください。
No.1
《LUMINOUS 倉俣史朗デザイン展》ポスターデザイン:宮崎光弘
写真:田原桂一
アートディレクション:八木保
1996年
オフセット
103.0x73.0cm
No.2
《UTSU 三宅一生、宮脇愛子、倉俣史朗、磯崎新(Skeppsholmen Stockholm)》ポスター2000年
オフセット
100.0x70.0cm
No.3
"Shiro Kuramata Design, Design.(MAK)"ポスター1999年
オフセット
84.5x59.0cm
No.4
《倉俣史朗とエットレ・ソットサス展 夢見る人が、夢見たデザイン》ポスター2011年
オフセット
(大判)103.0x72.8cm
No.5
《浮遊するデザイン倉俣史朗とともに(埼玉県立近代美術館)》ポスター2013年
オフセット
72.7x51.4cm
No.6
《倉俣史朗の世界(京都国立近代美術館)Sealing of rose》ポスター1999年
オフセット
36.3x51.5cm
No.7
《第10回日本小児インターベンション研究会》ポスター1999年
オフセット
(大判)59.5x42.0cm
(小判)42.0x29.5cm
ポスターのコンディションはいずれも良好です。気にいった作品があったらお早めにお問合せ、ご注文ください。こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●また12月11日ブログ「中村哲医師とペシャワール会を支援する頒布会」では倉俣史朗のカタログとポスターを特別頒布していますので、ぜひご参加ください。
■倉俣史朗 KURAMATA Shiro
1934年11月29日東京本郷(現・文京区本駒込)にあった理化学研究所の社宅で生まれる。東京都立工芸高等学校木材科で学び、1953年から帝国器材に勤める。1953年から56年まで桑沢デザイン研究所リビングデザイン科で学び、1957年に三愛の宣伝課に就職、ウィンドウディスプレイなどのデザインを手掛ける。1965年クラマタデザイン事務所を設立。1967年、横尾忠則らとコラボレーションしたインテリアデザインなどで脚光を浴びる。
このころから、彼が生涯にわたって好んだアクリル素材を用いて、日常の空間に無重力を作り出したような、透明で浮遊感のある作品を生み出していく。
1970年"Furniture in Irregular Forms"シリーズで世界に広く認知される。1972年毎日デザイン賞を受賞。1981年エットレ・ソットサス Jr.らによるイタリアンデザインの新しいムーブメントであるメンフィス(Menphis)の展示会に磯崎新、マイケル・グレイブスらと共に参加。1990年フランス文化省芸術文化勲章を受勲。1991年2月1日急性心不全のため急逝。享年56。
●限定本『倉俣史朗 カイエ Shiro Kuramata Cahier 1-2』(365部)
ときの忘れものでは2020年から、ご遺族のもとに遺された倉俣史朗のスケッチ・素描をシルクスクリーンに起こし版画集『倉俣史朗 Shiro Kuramata Cahier』(全6集を予定)をエディションしています。
本書ではその1集、2集の繊細精緻な内容を再現し、フランス文学者の堀江敏幸氏にエッセイ「かぎりなく喪失を所有する薔薇―倉俣史朗展」をご寄稿いただきました。
さらに生前、倉俣史朗が使っていた【NOTE BOOK】と【Sketch】の二冊の手帳から、「ことば」と「夢の絵、エスキース」を初めて収録、公開します。
二冊の手帳には思い出すままに書き留めた断片的な言葉や夢の覚え書き、記憶が手書きされており、それを全てテキスト化し、編集側で補足したかたちで収録しました。
夢の絵やデザインのエスキースなども多数描かれていますが、倉俣史朗の私的なノートということで、スケッチは一部のみ掲載させていただきました。
岡本一宣デザイン事務所がアートディレクション&デザインを担当した限定365部の美しい一冊となりましたので、是非お求めください。

限定本『倉俣史朗 カイエ Shiro Kuramata Cahier 1-2』
限定部数:365部(各冊番号入り)
発行:2023年3月
監修:倉俣美恵子、植田実
テキスト:倉俣史朗、植田実、堀江敏幸
翻訳:サム・ベット、勝見美生(ときの忘れもの)
編集:植田実、尾立麗子(ときの忘れもの)
アートディレクション&デザイン:岡本一宣デザイン事務所
印刷:図書印刷株式会社
体裁:図版20点、25.7×25.7cm、64頁、日本語・英語併記、スケッチブック・ノートブックは日本語のみ
価格:7,700円(税込) 送料1,000円
◆「倉俣史朗展」
会期=2023年12月8日(金)~23日(土)11:00-19:00 日曜・月曜・祝日休み
会場:ときの忘れもの

ときの忘れものは2017年に青山から駒込に移転しましたが、偶然にも倉俣史朗はこの街で生まれ、近くの昭和小学校に通われていました。来年生誕90年を迎える倉俣史朗のゆかりの地で「倉俣史朗展」を開催します。
出品作品と価格については11月25日ブログに掲載しました。
現在エディション進行中のシルクスクリーン作品集『倉俣史朗 Shiro Kuramata Cahier』1集2集3集、1979年東京国際版画ビエンナーレ出品の貴重なオリジナル版画《無極Ⅱ》、1983年磯崎新設計の筑波第一ホテルの客室用鏡、1989年パリの個展のために制作した"Cabinet de Curiosite"はじめ、椅子《How High the Moon》、ソファ《Sofa With Arms Black Edition》、香水瓶やフラワーベース、オブジェ《薔薇の封印》などを展示します。
●ときの忘れものの建築は阿部勤先生の設計です。
建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

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