現在、ときの忘れものでは、倉俣史朗展を開催中です。
世田谷美術館での展覧会やNHK「日曜美術館」の放送を見た方で画廊は連日賑わっております。ありがとうございます!
11ときの忘れもの展示風景

AAA_0654先週は、静岡のバー・COMBLEの中山昌彦さんがいらっしゃいました。左から尾立麗子、綿貫不二夫、綿貫令子、中山昌彦さん、松下賢太


36ときの忘れもの の外観。建築家・阿部勤先生による設計です。

IMG_3726ときの忘れものから直線距離 約70mの場所にある昭和小学校。倉俣史朗先生が通っていた小学校です。

IMG_3759昭和小学校から約70mにある仁科記念財団の前で撮影。このあたりに倉俣先生が生まれた社宅がありました。ご存じのように倉俣史朗先生のお父さんは理化学研究所に勤めていました。

IMG_3725理化学研究所の跡地は、現在では「文京グリーンコート」というマンション、レストラン、オフィスがたち並ぶ場所になっています。

IMG_3763「理化学研究所跡」の看板の前で。

IMG_3765「理化学研究所跡」の看板。クリックすると拡大します。


IMG_3766グリーンコートの立て看板。倉俣さんは理研について「今でもこの2号館の空間こそ最初に出会った西洋だと思っている」と語っています。

IMG_3770グリーンコートから数歩でたどり着く東洋文庫。倉俣少年はこの東洋文庫の裏側の道を駆け回っていました。

IMG_3767東洋文庫の前にある看板。

ぜひみなさん、この駒込という倉俣先生ゆかりの地で、倉俣作品をご覧になってください。
お待ちしております。

●本日のお勧めは倉俣史朗です。
kuramata-16_vase3"Flower Vase #1301"(薄いピンク)
アクリル、アルミパイプ カラーアルマイト、ガラス管
W8.0×D8.0×H22.0cm
撮影:桜井ただひさ
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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください

「倉俣史朗展」
会期=2023年12月8日(金)~23日(土)11:00-19:00 日曜・月曜・祝日休み
会場:ときの忘れもの
倉俣史朗展案内状_表面1200
ときの忘れものは2017年に青山から駒込に移転しましたが、偶然にも倉俣史朗はこの街で生まれ、近くの昭和小学校に通われていました。来年生誕90年を迎える倉俣史朗のゆかりの地で「倉俣史朗展」を開催します。
出品作品と価格については11月25日ブログに掲載しました。
現在エディション進行中のシルクスクリーン作品集『倉俣史朗 Shiro Kuramata Cahier』1集2集3集、1979年東京国際版画ビエンナーレ出品の貴重なオリジナル版画《無極Ⅱ》、1983年磯崎新設計の筑波第一ホテルの客室用鏡、1989年パリの個展のために制作した"Cabinet de Curiosite"はじめ、椅子《How High the Moon》、ソファ《Sofa With Arms Black Edition》、香水瓶フラワーベース、オブジェ《薔薇の封印》などを展示します。

倉俣史朗の限定本『倉俣史朗 カイエ Shiro Kuramata Cahier 1-2 』を刊行しました。


限定部数:365部(各冊番号入り)
監修:倉俣美恵子、植田実
執筆:倉俣史朗、植田実、堀江敏幸
アートディレクション&デザイン:岡本一宣デザイン事務所
体裁:25.7×25.7cm、64頁、和英併記、スケッチブック・ノートブックは日本語のみ
価格:7,700円(税込) 送料1,000円
詳細は3月24日ブログをご参照ください。
お申込みはこちらから

●ときの忘れものの建築は阿部勤先生の設計です。
建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com 
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
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