「オディロン・ルドンとロベルト・マッタ」
会期:2024年7月24日~8月3日 11:00-19:00 ※日・月・祝日休廊


フランスの象徴主義を代表する画家オディロン・ルドンと、シュルレアリスム運動に参加したロベルト・マッタの幻想的な版画や潜在意識に導かれた絵画を紹介します。
ルドンは1888年から1896年にかけて、ギュスターヴ・フローベールの小説『聖アントワーヌの誘惑』を題材に42点(表紙を含む)のリトグラフを制作しました。幻覚を見るような魔的な世界を、自身「あらゆる色彩の中で最も本質的な色」とした黒一色で表現したルドンの代表作として知られています。1888年に第一集(全11点 限定60部)、翌1889年に第二集(全7点 限定60部)を制作、第三集 は1896年の初版(全24点 限定50部)と1933年版(全22点 限定220部、1938年刊行)の2種類のエディションがあります。本展では『聖アントワーヌの誘惑』 第三集第二版の全22点と、色彩リトグラフ《ベアトリーチェ》、《子供の顔と花》を展示します。
今年はシュルレアリスム宣言100年記念の年です。マッタは、無意識の作用によって霊媒のように筆を動かして表現するシュルレアリスムのオートマティスム(自動記述法)に共鳴し、50年以上にわたって独自の理論を構築し、表現しました。マッタ自らの心の深淵から引き出した世界を描いた幻想的な銅版画連作をご紹介します。
No.1
オディロン・ルドン
《ベアトリーチェ》
1897年 リトグラフ
33.0×29.5cm Ed.100
No.2
オディロン・ルドン
《子供の顔と花》
1897年 リトグラフ
25.1×21.3cm Ed.35
No.3
オディロン・ルドン
〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《VII. …そして彼は乾いた起伏のある平原を見わける》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:24.5×19.9cm
Ed.220
レゾネ No. 140
No.4
オディロン・ルドン
〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《II. 聖アントワーヌ:助けたまえ 神よ!》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:21.8×13.2cm
Ed.220
レゾネ No. 135
No.5
オディロン・ルドン
〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《XXI. …精霊のようなものをしばしば天空に見た》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:26.5×18.3cm
Ed.220
レゾネ No. 154
No.6
オディロン・ルドン
〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《IV. わが口づけは汝の心にとろける果実の味…汝はわれをさげずむ。さよなら!》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:20.0×16.3cm
Ed.220
レゾネ No. 137
No.7
オディロン・ルドン
〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《III. いたるところに玄武岩の柱がならぶ…光は穹窿から差しこむ》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:24.3×19.0cm
Ed.220
レゾネ No. 136
No.8
オディロン・ルドン
〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《VI. 物かげで 人々が彼等を諫めるほかの人々に囲まれて 泣いたり祈ったりしている》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:26.2×21.6cm
Ed.220
レゾネ No. 139
No.9
オディロン・ルドン
〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《V. 花が散り 怪しい蛇の頭が現われる》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:26.0×20.0cm
Ed.220
レゾネ No. 138
No.10
オディロン・ルドン
〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《IX. …私は孤独のうちに沈んだ 私は私のうしろの木に住んでいた》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:29.8×22.6cm
Ed.220
レゾネ No. 142
No.11
オディロン・ルドン
〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《X. エレーヌ(エンノイア)》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:9.4×8.5cm
Ed.220
レゾネ No. 143
No.12
オディロン・ルドン
〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《XI. いきなり三人の女神が現れる》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:26.7×16.2cm
Ed.220
レゾネ No. 144
No.13
オディロン・ルドン
〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《XII. 叡知は私のものだ 私は仏陀になった》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:31.6×21.7cm
Ed.220
レゾネ No. 145
No.14
オディロン・ルドン
〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《XIV. オアンネス:私は混沌のなかの最初の意識として物質を固まらせ形をきめるために深淵の中から現れた》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:28.0×21.8cm
Ed.220
レゾネ No. 147
No.15
オディロン・ルドン
〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《XV. ここによき女神がいる イデ山脈のイデ山に》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:14.8×12.8cm
Ed.220
レゾネ No. 148
No.16
オディロン・ルドン
〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《XVI. 私は常に偉大なるイシスである 何人も私のヴェールを持ち上げた者はいない わが生かせる果実は太陽である》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:28.2×21.0cm
Ed.220
レゾネ No. 149
No.17
オディロン・ルドン
〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《XVII. 彼は奈落の底へまっさかさまに落ちる》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:28.0×21.0cm
Ed.220
レゾネ No. 150
No.18
オディロン・ルドン
〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《XVIII. アントワーヌ:これらすべてのものの目的は何だろう? 悪魔:目的なんぞありはしない!》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:31.1×25.0cm
Ed.220
レゾネ No. 151
No.19
オディロン・ルドン
〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《XIX. 老女:何を恐れるのか? 広く暗い穴だ! それは多分からっぽだろう?》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:16.3×10.8cm
Ed.220
レゾネ No. 152
No.20
オディロン・ルドン
〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《XX. 死:おまえを救えるのは私だ 抱き合おう》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:30.3×21.3cm
Ed.220
レゾネ No. 153
No.21
オディロン・ルドン
〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《XXIII. オケアノスにはさまざまな人々が住んでいる》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:31.0×23.6cm
Ed.220
レゾネ No. 156
No.22
オディロン・ルドン
〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《XIII. そして頭を持たない目が軟体動物のようにただよっていた》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:31.2×22.5cm
Ed.220
レゾネ No. 146
No.23
オディロン・ルドン
〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《XXII. …革袋のように丸い海の動物》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:22.5×19.5cm
Ed.220
レゾネ No. 155
No.24
オディロン・ルドン
〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《XXIV. ついに陽が昇った…そして太陽の円光の中にイエス・キリストの顔が輝く》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:26.3×20.3cm
Ed.220
レゾネ No. 157
No.25
ロベルト・マッタ
《解放された権利 1》
1971年 銅版 21.7×16.0cm
Ed.100 サインあり
No.26
ロベルト・マッタ
"PAROLES PEINTES V"
1975年 銅版 29.0x21.0cm
Ed.75 サインあり
No.27
ロベルト・マッタ
"FMR II"
1971 銅版
24.3x18.2cm
Ed.85 サインあり
No.28
ロベルト・マッタ
"FMR III"
1971 銅版
24.3x18.2cm
Ed.85 サインあり
No.29
ロベルト・マッタ
"FMR IV"
1971 銅版
24.3x18.2cm
Ed.85 サインあり
No.30
ロベルト・マッタ
"FMR V"
1971 銅版
24.3x18.2cm
Ed.85 サインあり
No.31
ロベルト・マッタ
"FMR VII"
1971 銅版
24.3x18.2cm
Ed.85 サインあり
No.32

ロベルト・マッタ
"FMR VIII"
1971 銅版
24.3x18.2cm
Ed.85 サインあり
No.33

ロベルト・マッタ
"FMR IX"
1971 銅版
24.3x18.2cm
Ed.85 サインあり
No.34

ロベルト・マッタ
"FMR X"
1971 銅版
24.3x18.2cm
Ed.85 サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
*『聖アントワーヌの誘惑』は、ギュスターヴ・フローベールの文学作品。着想から30年近い歳月をかけて1874年に刊行されました。紀元3世紀の聖者アントワーヌが、テーベの山頂の庵で一夜にして古今東西の様々な宗教・神話の神々や魑魅魍魎の幻覚を経験した後、生命の始原を垣間見、やがて昇り始めた朝日のなかにキリストの顔を見出すまでを絵巻物のように綴っていく幻想的な作品で、対話劇のかたちをとった散文詩のような形式で書かれています。
ルドンは『聖アントワーヌの誘惑』を題材に42点(表紙を含む)のリトグラフを制作しました。幻覚を見るような魔的な世界を、自身「あらゆる色彩の中で最も本質的な色」とした黒一色で表現したルドンの代表作として知られています。
1888年に 第一集(全10点 限定60部)、翌1889年に 第二集(全6点 限定60部)を制作、 第三集 は1896年の初版(全24点 限定50部)と1933年版(全22点 限定220部、刊行は1938年)の2種類のエディションがあります。
・山上紀子のエッセイ「オディロン・ルドン『聖アントワーヌの誘惑』第3集について」
・東海林洋のエッセイ「近代との距離<モネ それからの100年>と<ルドン ひらかれた夢>」
・荒井由泰のエッセイ「マイコレクション物語第1回 ルドン作<光の横顔>の話」
*画廊亭主敬白
コロナ感染が相当拡大しているようです。
猛暑が続いているので、マスクは息苦しいのですが、油断大敵、用心にこしたことはありません。
少し前にこのブログも年中無休から「日曜休刊」にしますとお伝えしました。
ただし、連載陣は例えば毎月7日は佐藤研吾さん、10日は杉山幸一郎さんと決まっているので、その日が日曜の場合は、休刊しません。
そうすると意外に休刊する(できる)日は少なく、来月8月は4日のみ。9月は15日と29日、10月は6日と27日、11月は17日のみ、12月は15日、22日、29日を休刊します。
どうぞご理解ください。
●ときの忘れものの建築は阿部勤先生の設計です。
建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

会期:2024年7月24日~8月3日 11:00-19:00 ※日・月・祝日休廊


フランスの象徴主義を代表する画家オディロン・ルドンと、シュルレアリスム運動に参加したロベルト・マッタの幻想的な版画や潜在意識に導かれた絵画を紹介します。
ルドンは1888年から1896年にかけて、ギュスターヴ・フローベールの小説『聖アントワーヌの誘惑』を題材に42点(表紙を含む)のリトグラフを制作しました。幻覚を見るような魔的な世界を、自身「あらゆる色彩の中で最も本質的な色」とした黒一色で表現したルドンの代表作として知られています。1888年に第一集(全11点 限定60部)、翌1889年に第二集(全7点 限定60部)を制作、第三集 は1896年の初版(全24点 限定50部)と1933年版(全22点 限定220部、1938年刊行)の2種類のエディションがあります。本展では『聖アントワーヌの誘惑』 第三集第二版の全22点と、色彩リトグラフ《ベアトリーチェ》、《子供の顔と花》を展示します。
今年はシュルレアリスム宣言100年記念の年です。マッタは、無意識の作用によって霊媒のように筆を動かして表現するシュルレアリスムのオートマティスム(自動記述法)に共鳴し、50年以上にわたって独自の理論を構築し、表現しました。マッタ自らの心の深淵から引き出した世界を描いた幻想的な銅版画連作をご紹介します。
No.1
オディロン・ルドン 《ベアトリーチェ》
1897年 リトグラフ
33.0×29.5cm Ed.100
No.2
オディロン・ルドン 《子供の顔と花》
1897年 リトグラフ
25.1×21.3cm Ed.35
No.3
オディロン・ルドン 〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《VII. …そして彼は乾いた起伏のある平原を見わける》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:24.5×19.9cm
Ed.220
レゾネ No. 140
No.4
オディロン・ルドン 〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《II. 聖アントワーヌ:助けたまえ 神よ!》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:21.8×13.2cm
Ed.220
レゾネ No. 135
No.5
オディロン・ルドン 〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《XXI. …精霊のようなものをしばしば天空に見た》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:26.5×18.3cm
Ed.220
レゾネ No. 154
No.6
オディロン・ルドン 〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《IV. わが口づけは汝の心にとろける果実の味…汝はわれをさげずむ。さよなら!》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:20.0×16.3cm
Ed.220
レゾネ No. 137
No.7
オディロン・ルドン 〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《III. いたるところに玄武岩の柱がならぶ…光は穹窿から差しこむ》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:24.3×19.0cm
Ed.220
レゾネ No. 136
No.8
オディロン・ルドン 〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《VI. 物かげで 人々が彼等を諫めるほかの人々に囲まれて 泣いたり祈ったりしている》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:26.2×21.6cm
Ed.220
レゾネ No. 139
No.9
オディロン・ルドン 〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《V. 花が散り 怪しい蛇の頭が現われる》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:26.0×20.0cm
Ed.220
レゾネ No. 138
No.10
オディロン・ルドン 〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《IX. …私は孤独のうちに沈んだ 私は私のうしろの木に住んでいた》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:29.8×22.6cm
Ed.220
レゾネ No. 142
No.11
オディロン・ルドン 〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《X. エレーヌ(エンノイア)》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:9.4×8.5cm
Ed.220
レゾネ No. 143
No.12
オディロン・ルドン 〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《XI. いきなり三人の女神が現れる》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:26.7×16.2cm
Ed.220
レゾネ No. 144
No.13
オディロン・ルドン 〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《XII. 叡知は私のものだ 私は仏陀になった》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:31.6×21.7cm
Ed.220
レゾネ No. 145
No.14
オディロン・ルドン 〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《XIV. オアンネス:私は混沌のなかの最初の意識として物質を固まらせ形をきめるために深淵の中から現れた》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:28.0×21.8cm
Ed.220
レゾネ No. 147
No.15
オディロン・ルドン 〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《XV. ここによき女神がいる イデ山脈のイデ山に》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:14.8×12.8cm
Ed.220
レゾネ No. 148
No.16
オディロン・ルドン 〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《XVI. 私は常に偉大なるイシスである 何人も私のヴェールを持ち上げた者はいない わが生かせる果実は太陽である》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:28.2×21.0cm
Ed.220
レゾネ No. 149
No.17
オディロン・ルドン 〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《XVII. 彼は奈落の底へまっさかさまに落ちる》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:28.0×21.0cm
Ed.220
レゾネ No. 150
No.18
オディロン・ルドン 〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《XVIII. アントワーヌ:これらすべてのものの目的は何だろう? 悪魔:目的なんぞありはしない!》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:31.1×25.0cm
Ed.220
レゾネ No. 151
No.19
オディロン・ルドン 〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《XIX. 老女:何を恐れるのか? 広く暗い穴だ! それは多分からっぽだろう?》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:16.3×10.8cm
Ed.220
レゾネ No. 152
No.20
オディロン・ルドン 〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《XX. 死:おまえを救えるのは私だ 抱き合おう》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:30.3×21.3cm
Ed.220
レゾネ No. 153
No.21
オディロン・ルドン 〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《XXIII. オケアノスにはさまざまな人々が住んでいる》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:31.0×23.6cm
Ed.220
レゾネ No. 156
No.22
オディロン・ルドン 〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《XIII. そして頭を持たない目が軟体動物のようにただよっていた》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:31.2×22.5cm
Ed.220
レゾネ No. 146
No.23
オディロン・ルドン 〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《XXII. …革袋のように丸い海の動物》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:22.5×19.5cm
Ed.220
レゾネ No. 155
No.24
オディロン・ルドン 〈聖アントワーヌの誘惑 第三集〉より
《XXIV. ついに陽が昇った…そして太陽の円光の中にイエス・キリストの顔が輝く》
1896年(1933年版)
リトグラフ
イメージサイズ:26.3×20.3cm
Ed.220
レゾネ No. 157
No.25
ロベルト・マッタ《解放された権利 1》
1971年 銅版 21.7×16.0cm
Ed.100 サインあり
No.26
ロベルト・マッタ"PAROLES PEINTES V"
1975年 銅版 29.0x21.0cm
Ed.75 サインあり
No.27
ロベルト・マッタ "FMR II"
1971 銅版
24.3x18.2cm
Ed.85 サインあり
No.28
ロベルト・マッタ "FMR III"
1971 銅版
24.3x18.2cm
Ed.85 サインあり
No.29
ロベルト・マッタ "FMR IV"
1971 銅版
24.3x18.2cm
Ed.85 サインあり
No.30
ロベルト・マッタ "FMR V"
1971 銅版
24.3x18.2cm
Ed.85 サインあり
No.31
ロベルト・マッタ "FMR VII"
1971 銅版
24.3x18.2cm
Ed.85 サインあり
No.32

ロベルト・マッタ
"FMR VIII"
1971 銅版
24.3x18.2cm
Ed.85 サインあり
No.33

ロベルト・マッタ
"FMR IX"
1971 銅版
24.3x18.2cm
Ed.85 サインあり
No.34

ロベルト・マッタ
"FMR X"
1971 銅版
24.3x18.2cm
Ed.85 サインあり
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*『聖アントワーヌの誘惑』は、ギュスターヴ・フローベールの文学作品。着想から30年近い歳月をかけて1874年に刊行されました。紀元3世紀の聖者アントワーヌが、テーベの山頂の庵で一夜にして古今東西の様々な宗教・神話の神々や魑魅魍魎の幻覚を経験した後、生命の始原を垣間見、やがて昇り始めた朝日のなかにキリストの顔を見出すまでを絵巻物のように綴っていく幻想的な作品で、対話劇のかたちをとった散文詩のような形式で書かれています。
ルドンは『聖アントワーヌの誘惑』を題材に42点(表紙を含む)のリトグラフを制作しました。幻覚を見るような魔的な世界を、自身「あらゆる色彩の中で最も本質的な色」とした黒一色で表現したルドンの代表作として知られています。
1888年に 第一集(全10点 限定60部)、翌1889年に 第二集(全6点 限定60部)を制作、 第三集 は1896年の初版(全24点 限定50部)と1933年版(全22点 限定220部、刊行は1938年)の2種類のエディションがあります。
・山上紀子のエッセイ「オディロン・ルドン『聖アントワーヌの誘惑』第3集について」
・東海林洋のエッセイ「近代との距離<モネ それからの100年>と<ルドン ひらかれた夢>」
・荒井由泰のエッセイ「マイコレクション物語第1回 ルドン作<光の横顔>の話」
*画廊亭主敬白
コロナ感染が相当拡大しているようです。
猛暑が続いているので、マスクは息苦しいのですが、油断大敵、用心にこしたことはありません。
少し前にこのブログも年中無休から「日曜休刊」にしますとお伝えしました。
ただし、連載陣は例えば毎月7日は佐藤研吾さん、10日は杉山幸一郎さんと決まっているので、その日が日曜の場合は、休刊しません。
そうすると意外に休刊する(できる)日は少なく、来月8月は4日のみ。9月は15日と29日、10月は6日と27日、11月は17日のみ、12月は15日、22日、29日を休刊します。
どうぞご理解ください。
●ときの忘れものの建築は阿部勤先生の設計です。
建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com
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営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

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