中村哲医師とペシャワール会を支援する9月頒布会/篠原有司男

【カブール共同】米地質調査所によると、アフガニスタン東部で8月31日深夜(日本時間9月1日午前)、マグニチュード(M)6・0の地震があった。イスラム主義組織タリバン暫定政権のムジャヒド報道官は1日、首都カブールで記者会見し、クナール州とナンガルハル州で計812人が死亡、2800人以上が負傷したと発表した。
 死傷者の大半はクナール州で発生した。周辺は山岳地帯でアクセスが難しい地域もあるとみられる。土や石を使った簡素な住宅が多く、被害が拡大した可能性がある。地元メディアは、家屋が倒壊し下敷きになった人々の救助活動が続いていると報じており、死傷者が増える恐れもある。
(東京新聞 2025年9月2日デジタル版)

2023年10月に続き、またもやアフガンで大地震が発生し、多くの人々がなくなられました。
亡くなられた方のご冥福を祈るとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

中村哲先生ときの忘れものが中村哲医師とペシャワール会の支援活動に初めて参加したのは2002年8月に葉山で開催された「東松照明写真展 アッサラーム・アレクイン」でした。
その後、2006年からは毎月頒布会を開催し売上金全額をペシャワール会に送金してきました。
2019年12月4日、中村哲医師がアフガニスタンで銃撃され亡くなられましたが(享年73)、中村医師のあとを村上優会長が引き継ぎ、ペシャワール会は灌漑事業などの継続に全力を挙げています。

先月8月は6点が購入され、代金6,000円を全額ペシャワール会に送金いたしました。
送金累計は、2025年9月11日現在で5,317,186円となりました。
皆さんのご支援を心より感謝いたします。

今月は篠原有司男作品を特別頒布します。

350)篠原有司男 Ushio SHINOHARA “Strawbery Soft Cream” 

  
  
※クリックすると拡大します。

篠原有司男
“Strawbery Soft Cream”
1976年
シルクスクリーン
39.0
×50.0cm
Ed.30
サインあり

篠原有司男(しのはら うしお)
1932年東京生まれ、本名は篠原牛男(読みは同じ)。愛称「ギューチャン」。ニューヨーク在住。東京藝術大学を中退、1960年読売アンデパンダン展で活躍していた吉村益信、赤瀬川原平、荒川修作らと「ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ」を新宿ホワイトハウス(磯崎新設計)にて結成、多くの伝説を残す。日本で初めて頭をモヒカン刈りにして話題となる。「イミテーション・アート」や「花魁シリーズ」(1965年)、段ボールを使ったオートバイの彫刻「モーターサイクル・ブルックリン」などの「悪趣味」で「スキャンダラス」な作品を次々と発表。ボクシンググローブに絵の具をつけてキャンバスに殴りつけながら描く「ボクシング・ペインティング」が代名詞となる。

購入ご希望の方はメール(info@tokinowasuremono.com)か、お電話(03-6902-9530)でお申込みください。
*締め切りは9月20日19時です。
当選のお知らせは連休になるため9月24日以降にお送りします。

◆「生誕120年 難波田龍起展」
会期:2025年9月3日(水)~9月20日(土)11:00-19:00 ※日・月・祝日休廊
出品作品リストはこちらをご覧ください。◆

ギャラリートーク:9月13日(土)16時~17時半 
難波田武男さん(龍起三男)×福士理さん(東京オペラシティ アートギャラリー シニア・キュレーター)
※満席となりました。

今回の生誕120年記念展では、ご遺族のご協力を得て、油彩、水彩、版画を17点出品いたします。
現在、東京オペラシティ アートギャラリーで難波田龍起先生の大規模な回顧展が開催されています(10/2まで)。合わせてご覧いただければ幸いです。

●ときの忘れものの建築空間(阿部勤 設計)についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS ときの忘れもの
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 
E-mail:info@tokinowasuremono.com 
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。 

08二階廊下と図書室、松本竣介と駒井哲郎