2026.3.2

3月28日参加者募集「綿貫不二夫 12作家の版画制作を語る半世紀 第3回 関根伸夫  聞き手/三上豊」

2月28日(土)に開催した「綿貫不二夫 12作家の版画制作を語る半世紀 第2回菅井汲  聞き手/三上豊」にご参加いただいた皆様、ありがとうございます。
次回「綿貫不二夫 12作家の版画制作を語る半世紀 第3回 関根伸夫 聞き手/三上豊」は下記日程で開催します。
開催日時:2026年3月28日(土)14時~(要予約)
会場:ときの忘れもの

どなたでも参加いただけますが、事前予約制とします。
参加費:1,000円(資料代を含む)
参加ご希望の方は、お名前(フルネーム)、ご連絡先(住所)を明記の上、メールにてお申込みください。


2026年2月28日「綿貫不二夫 12作家の版画制作を語る半世紀 第2回菅井汲  聞き手/三上豊」
左の作品が菅井汲「スクランブルG」、写っている線路は菅井汲先生が撮影した阪急電車のもの(と思われる)。 
机上の手前のコピーはフランソア・サガンの映画「悲しみよこんには」の菅井汲先生の個展のシーン。


左から、三上豊先生、画廊亭主、社長

 

●画廊亭主の回想
島州一・関根伸夫全国展の後、次はだれにしたらいいかと関根伸夫先生に相談したら、菅井先生を推薦されました。
1975
年、渡仏以来三度目の帰国をした菅井汲先生を亭主は滞在先のパレスホテルに尋ね、日本での版画制作を依頼し、「スクランブル」「シグナル」「ポートレート」等の連作をエディションしました。
1967
年の自動車事故で奇跡的に一命を取りとめて以来、幾何学的抽象を深化させていた菅井先生に対し「あれは信号みたいだ」と揶揄する声がありました。菅井先生はそれを面白がって「それじゃあ(期待に応えて)信号をやりましょう」といって、故郷の阪神間の信号や交差点、線路を写真に撮り、コラージュ風の連作が誕生しました。この作品の線路はもちろん古巣の阪急電車です(のはず、先生からそう聞いていましたが、撮影現場には立ち会わなかった)。
「私は一人で闘ってきた」、反骨の菅井先生らしいユーモアとウイットに富んだ作品です。

次回は28日(土)14時~から開催します。
「綿貫不二夫 12作家の版画制作を語る半世紀 第3回 関根伸夫  聞き手/三上豊」

参加ご希望の方は、お名前(フルネーム)、ご連絡先(住所)を明記の上、メールにてお申込みください。

関根伸夫《絵空事―赤の風船》
1975年
シルクスクリーン、手彩色
45.0×35.0cm
Ed. 100  サインあり

関根伸夫せきねのぶお 19422019 
1942年9月12日埼玉県生まれ。1962年多摩美術大学油絵科入学、1966年多摩美術大学大学院油画研究科入学、斉藤義重に師事(1968年卒業)。1968年に第8回現代美術展《位相No.6》、神戸須磨離宮公園現代彫刻展《位相―大地》、第5回長岡現代美術館賞展《位相―スポンジ》などで次々と受賞。日本発の現代美術ムーブメント[もの派]を代表する作家として活躍する。1970年第35回ヴェニス・ビエンナーレに《空相》出品。これを機に渡欧し、1971年帰国。
1973年環境美術研究所を設立(2010年閉所)。1977年デンマーク・ルイジアナ美術館にセキネ・コーナーが完成。1978年ルイジアナ美術館他でヨーロッパ巡回展を開催。2010年上海へ移住。2012年ロサンゼルス南部のパロスバーデス半島に移住し制作活動を行なう。2019年 5月13日ロサンゼルス郊外のトーランス市の病院にて永逝(享年76)。

■三上 豊(みかみ ゆたか)
1951年東京都に生まれる。11年間の『美術手帖』編集部勤務をへて、スカイドア、小学館等の美術図書を手掛け、2020年まで和光大学教授。現在フリーの編集者、東京文化財研究所客員研究員。主に日本近現代美術のドキュメンテーションについて研究。『ときわ画廊 1964-1998』、『秋山画廊 1963-1970』、『紙片現代美術史』等を編集・発行。

●ときの忘れものは昨2025年6月に30周年を迎えました。
現代版画センター(1974~1985年)を経て、1993年に綿貫令子が有限会社ワタヌキを設立、1995年6月に南青山に画廊「ときの忘れもの」を開設いたしました。
紆余曲折はありましたが、約半世紀、主として現代版画の版元として活動してまいりました。
現代版画センターが制作発表(エディション)した約80作家、780種類の版画・立体マルチプルのうち280点は埼玉県立近代美術館に寄贈いたしました。
同館では2018年に「版画の景色 現代版画センターの軌跡」展を開催し、280点を公開、展示してくださいました。
会場:埼玉県立近代美術館
会期:2018年1月16日(火)~3月25日(日)

ときの忘れもののスタッフは誰も現代版画センターを知りませんが、同センターのエディション作品はこれまで現在の所蔵者(関西の通販会社)から少しずつわけていただき(買い戻し)画廊で紹介展示しています。さらにときの忘れもののエディション作品も既に300点(種類)を超えています。
それらの作品群の中から、スタッフの希望で、
オノサト・トシノブ、菅井汲、関根伸夫、内間安瑆、ジョナス・メカス、元永定正、アンディ・ウォーホル、宮脇愛子、草間彌生、靉嘔、磯崎新、安藤忠雄の12作家にどうのように関わり、エディション作品をつくってきたかを公開で語ることとなりました。
(12作家を選んだのはスタッフたちです)
聞き手は現代版画センターを知る編集者の三上豊氏にお願いしました。
毎月1回、第4土曜日の14時から開催します(要予約)。

アートフェア東京2026
会期:2026年3月13日(金)~3月15日(日)
会場:有楽町・東京国際フォーラム

TOKYO ART BEATでも<ときの忘れものは、内間安瑆・内間俊子の作品、瑛九のフォト・デッサンなど戦後美術史における重要作家を取り上げる>と注目されています。
会期=2026年3月13日(金)~3月15日(日)
会場=東京国際フォーラム ホールE/ロビーギャラリー
(〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目5番1号)
ときの忘れものブース番号= N009
出品作家=磯崎新、内間安瑆、内間俊子、瑛九、倉俣史朗、佐藤研吾、塩見允枝子、瀧口修造、松本竣介
*招待券が若干ございます。ご希望の方はメールにてお申込みください。
*アートフェア東京2026 公式サイト https://artfairtokyo.com/

<重要なお知らせ>
アートフェア東京2026出展のため、
ときの忘れものは、2026年3月13日(金)~3月16日(月)は臨時休廊いたします。
スタッフはアートフェア東京の会場(東京国際フォーラム)におります。

◆「特集展示 安藤忠雄」
会期:2026年2月27日~3月7日    *11時~19時。日・月・祝日は休廊
会場:駒込・ときの忘れもの
安藤忠雄の1988年の巨大版画「中之島プロジェクト(アーバンエッグ)」2点を展示するとともに、ル・コルビュジエ、磯崎新、槇文彦、マイケル・グレイヴス、六角鬼丈、倉俣史朗、佐藤研吾など巨匠から気鋭まで建築家(8人)の秀作を併せてご覧いただきます。

●ときの忘れものの建築は阿部勤先生の設計です。
建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
photo (12)

玄関内側・関根伸夫

 

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