マイケル・グレイヴス Michael GRAVES
アメリカのポストモダニズムの代表的建築家。プリンストン大学建築学科教授。1934年インディアナポリス生まれ。シンシナティ大学、ハーバード大学で建築を学び、ジョージ・ネルソンの事務所に入る。代表作[ディズニー本社ビル][ウォルトディズニーワールドスワン&ドルフィンホテル]他。アメリカ建築家協会のゴールド・メダルやナショナルAIA名誉賞を受賞、99年にクリントン大統領より芸術栄誉賞を授与される。
建築やプロダクトデザインで活躍し、ドローイングや銅版画も多数制作しているグレイヴスさんですが、83年に来日され、浮世絵版画の彫りと摺りで2点の木版画を制作されています。親しい友人の建築家・磯崎新さんに「彼は建築家じゃなくて今じゃ絵描きだよ」と言われる程、チャーミングなドローイングはコレクターが競って買い集めています。
2015年死去。