「特別賛助会員のお願い」
1976年8月に全国の支部・会員によびかけたお願い状。
発起人:井上房一郎、乾由明、上田浩司、ガストン・プチ、久保貞次郎、古池國雄、船木仁、村松寛
創立した1974~1975年にかけて既に100点近いエディション作品を制作、発表してきたが、それらの制作資金はすべて自前であった。
エディション制作には、膨大な資金が最初に出て行く。
紙代、インク代、刷り代などは版画工房に直ぐにも払わなければならない。
刷りが終わっても、作家のサインがなければ完成しない。作家へのサイン料支払いも当然発生する。
版画カタログの制作にも時間と費用がかかる。
1976年のメイン企画は、当時パリで活躍されていた菅井汲先生の版画を一挙に28点制作し、それを全国展で発表することだった。
支部、会員に呼びかけ初めて「特別賛助会員」を募った。
つまり、エディション作品を前金で買ってもらう(予約)ことである。
おかげで、制作資金を事前に集めることができ、以後の大企画の実現に大きく前進した。


1976年8月に全国の支部・会員によびかけたお願い状。
発起人:井上房一郎、乾由明、上田浩司、ガストン・プチ、久保貞次郎、古池國雄、船木仁、村松寛
創立した1974~1975年にかけて既に100点近いエディション作品を制作、発表してきたが、それらの制作資金はすべて自前であった。
エディション制作には、膨大な資金が最初に出て行く。
紙代、インク代、刷り代などは版画工房に直ぐにも払わなければならない。
刷りが終わっても、作家のサインがなければ完成しない。作家へのサイン料支払いも当然発生する。
版画カタログの制作にも時間と費用がかかる。
1976年のメイン企画は、当時パリで活躍されていた菅井汲先生の版画を一挙に28点制作し、それを全国展で発表することだった。
支部、会員に呼びかけ初めて「特別賛助会員」を募った。
つまり、エディション作品を前金で買ってもらう(予約)ことである。
おかげで、制作資金を事前に集めることができ、以後の大企画の実現に大きく前進した。


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