「’77 現代と声 一日だけの展覧会」
日時:1977年10月21日
会場:東京渋谷・ヤマハエピキュラス
主催:現代版画センター、現代と声’77実行委員会





1977年の現代版画センターの全国展企画は、北川フラムを実行委員長に迎え、「現代と声」と題して各ジャンル(油彩、日本画、版画、彫刻、建築)から9作家を選び、新作版画の制作を依頼した。
既成のジャンル(油彩、日本画、版画、彫刻)以外に初めて「建築」を加え、満を持して磯崎新先生を口説いて版画のエディションに成功した。
当初の実行委員会の計画では「漫画」を入れ10人の予定だったが、つげ義春さんを口説き落とせなかった。
「現代と声」は、現代美術の状況に対するメッセージとして、新たな共同性の 構築をめざす目的をもって、現代版画センターが1977年度の企画として行なっ たイヴェント全体の呼び名である。その全体は以下のものによって構成される。
作家の選定には関根伸夫が深く関わった。
○現代日本美術の断面を示す9人の作家による作品23点の制作
○全国展形式による作品の発表
○全国展開催地でのパネルディスカッション等のイヴェント
○連続シンポジウム
○「現代と声」に関連した出版
■「現代と声」参加作家
靉嘔、磯崎新、一原有徳、小野具定、オノサト・トシノブ、加山又造、関根伸夫、野田哲也、元永定正
■刷り師
赤川勲、石田了一、岡部徳三
■執筆者、座談会・対談参加者
粟津潔、飯田善國、植田実、大島辰雄、岡部徳三、尾崎正教、
北川フラム、窪田般彌、黒田三郎、菅井汲、鈴木進、多木浩二、
立松和平、谷川俊太郎、中原佑介、橋本誠二、針生一郎、
布野修司、松永伍一、峯村敏明、村松寛、山田光春、吉村貞司
■連続シンポジウム講師
菊畑茂久馬、高橋悠治、原広司、廣松渉、真継伸彦、見田宗介
■「現代と声」協力者
久保貞次郎、小倉忠夫、池田令子、貝田隆博、指田純子、栃木敦子、水口英男、村田隆、柳正彦、和久井朋子
~~~~~~~~~~
「現代と声」版面全国展は1977年10月21日の渋谷、ヤマハエピキュラスにおけ る「一日だけの展覧会」を皮切りに1978年2月まで全国を縦断して行われた。 それらの会場ではパネルディスカッションをはじめとする様々なイヴェントが 行われた。
吉祥寺 喫茶店イブ 1977年10/1~12/30
福山 イマヰ画廊 1977年10/20~10/29
東京 ヤマハエピキュラス 1977年10/21
岡崎 ギャラリーヨーコ 1977年10/23~11/5
酒田 清水屋デパート 1977年10/27~11/9
東京 憂陀 1977年11/1~12/31
大曲 大曲画廊 1977年11/1~11/30
岡山 ヨシダ画廊 1977年11/1~11/8
盛岡 盛岡第一画廊 1977年11/1~11/6
桐生 コバトラギャラリー 1977年11/3~11/6
呉 ぷらざ画廊 1977年11/3~11/13
戸畑 ギャラリー倉屋 1977年11/3~11/15
一関 画廊行動社 1977年11/4~11/13
沖縄 工芸館画廊 1977年11/5~11/30
鶴岡 レストラン山水 1977年11/6~11/20
前橋 珈琲館ペルー 1977年11/7~11/26
足利 ギャラリーファイブ 1977年11/9~11/15
北九州 井筒屋デパート 1977年11/11~11/16
武蔵野 井の頭画廊 1977年11/12~11/18
浜松 大島ホール 1977年11/17~11/22
金沢 金沢名鉄丸越 1977年11/19~11/23
岩国 岩国画廊 1977年11/23~11/30
東京 版画センターギャラリー 1977年11/25~12/28
名古屋 ギャラリーオフ 1977年11/28~12/10
尾張 蒔画廊 1977年11/28~12/10
仙台 DON-Qアートハウス 1977年12/1~12/30
愛媛・喜多 美工社画廊 1977年12/6~12/11
沖縄 石垣市立文化会館 1977年12/8~12/10
岐阜 画廊匠屋 1977年12/12~12/19
帯広 弘文堂 1978年1/14~1/22
札幌 NDA画廊 1978年2/6~2/18
沖縄 喫茶コロンボ 1978年2/11~2/17
山形 しろがね美術サロン 1978年2/17~3/5
小樽 大国屋 1978年2/18~2/22



左から、針生一郎、北川フラム(「現代と声」実行委員長)、一原有徳、元永定正、オノサト・トシノブ、野田哲也、飯田善国、関根伸夫、尾崎正教(現代版画センター事務局長)



針生一郎





右から窪島誠一郎、植田実


右端は植田実
中央は岡部徳三
磯崎新「ヴィッラ」連作3点








指田純子(左)
綿貫不二夫


綿貫不二夫、小野具定(右)
野田哲也

堀内正和(左)、オノサト・トシノブ
左から、一原有徳、若江漢字、岡部徳三
峯村敏明(左)、針生一郎
尾崎正教
今井兼次(建築家)




飯田善國(左)、関根伸夫

左から、針生一郎、中辻悦子、海上雅臣

石田了一
山口正毅(左)



左から、指田純子、吉岡靖雄、一原有徳
梅木陽一(左)、星野治樹



藤本義一
建築家の今井兼次先生
オノサト・トシノブ(左)、高森俊
堀内正和(左)、オノサト・トシノブ




日時:1977年10月21日
会場:東京渋谷・ヤマハエピキュラス
主催:現代版画センター、現代と声’77実行委員会





1977年の現代版画センターの全国展企画は、北川フラムを実行委員長に迎え、「現代と声」と題して各ジャンル(油彩、日本画、版画、彫刻、建築)から9作家を選び、新作版画の制作を依頼した。
既成のジャンル(油彩、日本画、版画、彫刻)以外に初めて「建築」を加え、満を持して磯崎新先生を口説いて版画のエディションに成功した。
当初の実行委員会の計画では「漫画」を入れ10人の予定だったが、つげ義春さんを口説き落とせなかった。
「現代と声」は、現代美術の状況に対するメッセージとして、新たな共同性の 構築をめざす目的をもって、現代版画センターが1977年度の企画として行なっ たイヴェント全体の呼び名である。その全体は以下のものによって構成される。
作家の選定には関根伸夫が深く関わった。
○現代日本美術の断面を示す9人の作家による作品23点の制作
○全国展形式による作品の発表
○全国展開催地でのパネルディスカッション等のイヴェント
○連続シンポジウム
○「現代と声」に関連した出版
■「現代と声」参加作家
靉嘔、磯崎新、一原有徳、小野具定、オノサト・トシノブ、加山又造、関根伸夫、野田哲也、元永定正
■刷り師
赤川勲、石田了一、岡部徳三
■執筆者、座談会・対談参加者
粟津潔、飯田善國、植田実、大島辰雄、岡部徳三、尾崎正教、
北川フラム、窪田般彌、黒田三郎、菅井汲、鈴木進、多木浩二、
立松和平、谷川俊太郎、中原佑介、橋本誠二、針生一郎、
布野修司、松永伍一、峯村敏明、村松寛、山田光春、吉村貞司
■連続シンポジウム講師
菊畑茂久馬、高橋悠治、原広司、廣松渉、真継伸彦、見田宗介
■「現代と声」協力者
久保貞次郎、小倉忠夫、池田令子、貝田隆博、指田純子、栃木敦子、水口英男、村田隆、柳正彦、和久井朋子
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「現代と声」版面全国展は1977年10月21日の渋谷、ヤマハエピキュラスにおけ る「一日だけの展覧会」を皮切りに1978年2月まで全国を縦断して行われた。 それらの会場ではパネルディスカッションをはじめとする様々なイヴェントが 行われた。
吉祥寺 喫茶店イブ 1977年10/1~12/30
福山 イマヰ画廊 1977年10/20~10/29
東京 ヤマハエピキュラス 1977年10/21
岡崎 ギャラリーヨーコ 1977年10/23~11/5
酒田 清水屋デパート 1977年10/27~11/9
東京 憂陀 1977年11/1~12/31
大曲 大曲画廊 1977年11/1~11/30
岡山 ヨシダ画廊 1977年11/1~11/8
盛岡 盛岡第一画廊 1977年11/1~11/6
桐生 コバトラギャラリー 1977年11/3~11/6
呉 ぷらざ画廊 1977年11/3~11/13
戸畑 ギャラリー倉屋 1977年11/3~11/15
一関 画廊行動社 1977年11/4~11/13
沖縄 工芸館画廊 1977年11/5~11/30
鶴岡 レストラン山水 1977年11/6~11/20
前橋 珈琲館ペルー 1977年11/7~11/26
足利 ギャラリーファイブ 1977年11/9~11/15
北九州 井筒屋デパート 1977年11/11~11/16
武蔵野 井の頭画廊 1977年11/12~11/18
浜松 大島ホール 1977年11/17~11/22
金沢 金沢名鉄丸越 1977年11/19~11/23
岩国 岩国画廊 1977年11/23~11/30
東京 版画センターギャラリー 1977年11/25~12/28
名古屋 ギャラリーオフ 1977年11/28~12/10
尾張 蒔画廊 1977年11/28~12/10
仙台 DON-Qアートハウス 1977年12/1~12/30
愛媛・喜多 美工社画廊 1977年12/6~12/11
沖縄 石垣市立文化会館 1977年12/8~12/10
岐阜 画廊匠屋 1977年12/12~12/19
帯広 弘文堂 1978年1/14~1/22
札幌 NDA画廊 1978年2/6~2/18
沖縄 喫茶コロンボ 1978年2/11~2/17
山形 しろがね美術サロン 1978年2/17~3/5
小樽 大国屋 1978年2/18~2/22



左から、針生一郎、北川フラム(「現代と声」実行委員長)、一原有徳、元永定正、オノサト・トシノブ、野田哲也、飯田善国、関根伸夫、尾崎正教(現代版画センター事務局長)



針生一郎




右から窪島誠一郎、植田実

右端は植田実
中央は岡部徳三
磯崎新「ヴィッラ」連作3点







指田純子(左)
綿貫不二夫

綿貫不二夫、小野具定(右)
野田哲也
堀内正和(左)、オノサト・トシノブ
左から、一原有徳、若江漢字、岡部徳三
峯村敏明(左)、針生一郎
尾崎正教
今井兼次(建築家)



飯田善國(左)、関根伸夫
左から、針生一郎、中辻悦子、海上雅臣
石田了一
山口正毅(左)


左から、指田純子、吉岡靖雄、一原有徳
梅木陽一(左)、星野治樹


藤本義一
建築家の今井兼次先生
オノサト・トシノブ(左)、高森俊
堀内正和(左)、オノサト・トシノブ



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