第117回企画展 草間彌生 新作展「夜に読む本」

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会期=2004年10月26日(火)~11月13日(土) 12:00~19:00 ※日・月・祝日休廊

<出品作品> シルクスクリーンによる新作版画18点とタブロー3点

いよいよ10月26日から竹橋の東京国立近代美術館で「草間彌生--永遠の現在」が始まります(12月19日まで)。
ポップア-トや環境芸術の先駆けとして60年代のニューヨークで旋風をまき起こし、帰国後も意欲的な作品を発表し続ける草間先生ですが、近年は国内外での大規模な展覧会が相次いでいます。〈増殖と反復〉をテーマとする草間先生にとって、名プリンター石田了一さんの協力を得て1979年から始まった版画制作は必然的ともいえ、タブローや立体の制作と同時進行で、今までに三百数十点の版画を制作されてきました。
私どもが版元として草間版画を最初に発表したのは1982年の「南瓜」(レゾネNo.7)からですが、当時は全く売れず、今の草間ブームとは隔世の感があります。
今回の新作は「カフェ」と「本」をテーマにした今までにないシルクスクリーン連作で、刷りは石田了一さん。「朝が来た A~E」5点と、「夜に読む本 A~E」5点の計10点です。新作は@31,500円(本体30,000円)とお求めやすい価格で発表することができました。ぜひご注文下さいますよう。
他に新作「かぼちゃ A Pumpkin」連作8点(刷り/岡部徳三)とタブロー3点を出品します。

http://www.tokinowasuremono.com/tenrankag/izen/tk0409g/tk0409.html#117