<<ギャラリーときの忘れものだより>>
毎日「草間彌生展」に多数ご来場いただきありがとうございます。さすがに今の日本を代表するアーティストらしく、お客様の性別・年齢はさまざまで、幅広い層から支持を得ているようです。先だってシンワ・アート・オークションで、初めてコンテンポラリー・アートのオークションが開催されましたが、草間作品は最高420万円と軒並みエスティメイトを超える金額で落札され、その評価の高まりを証明しました。
ご来廊くださったお客様で、これだけの草間さんの作品を見たのは初めてだとおっしゃる方もお一人だけではありません。ぜひ、この機会に生の草間作品に触れてみてください。

<<今週の話題~荒木経惟の写真展>>
江戸博物館で荒木経惟の写真展「東京人生」を見ました。館内に入ると、朝の10時だと言うのにすでに結構な人が見に来ています。修学旅行や、小学生たち、外人の観光客などです。写真展は、常設会場の一部で開催されており、常設料金で見ることができます。壁に貼ってある写真はすべてプリンタ出力された写真だったのが残念でしたが、彼の写真はプリントの美しさより、何がどう写っているかのほうが大事な写真家なので、仕方がないと言えば言えます。初期から近作までを網羅していますが、当然ヌードはほとんどなく、かろうじて、一部屋そういう展示室があって、入り口に断り書きがしてありましたが、荒木にしてはおとなしい作品でした。
新しい作品もまさに荒木らしいもので、そういう意味では新しい発見はありませんでしたが、あらためて彼の天才的なものを感じた展覧会です。
(スタッフ 三浦次郎)

◆ペシャワール会支援チャリティー・オークション!
ときの忘れものでは、今年、ペシャワール会支援のためのチャリティー・オークション出品を行います。
ぺシャワール会は、1983年9月、中村哲医師のパキスタン北西辺境州ならびにアフガニスタンでの医療活動を支援する目的で結成されました。2000年夏からは戦乱についで今世紀最悪の干ばつに見舞われたアフガニスタンの村々で約1,000カ所以上の水源(井戸、カレーズ)確保作業を継続しています。
その活動の支援として、2006年1月から毎週、コレクション作品を継続してヤフーオークションに提供します。落札者の方には、落札金額の全額を「ぺシャワール会」の郵便振替口座に振り込んでいただきます。目標は、1,000万円です!どうぞご協力よろしくお願いいたします。
★先週ご協力いただいた金額 30,500円
★目標まであと 9,805,190円 ご協力よろしくお願いいたします!
◎ペシャワール会支援チャリティー 粟津潔[小さいカップル]シート