
元永定正 Sadamasa MOTONAGA
「白い光が出ているみたい」
1977 Screenprint
Image Size 61.0x47.0cm
Ed.100 Signed
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◆元永定正(もとなが さだまさ)は、1922年(大正11)三重県生まれ、県立上野商業学校卒。さまざまな職業を転々とするが、55年関西を拠点にする具体美術協会に参加、吉原治良に師事する。「誰も人のやらないことをやる」という吉原の教えに目覚めて抽象画を描き始める。64年現代日本美術展で受賞。各種国際展で活躍。83年日本芸術大賞を受賞し、名実共に日本を代表する抽象画家としての地位を確立した。「僕は知性派じゃなく、アホ派です」と韜晦しつつ、80歳をこえ、ますますパワーあふれる制作を続けている。
この「白い光が出ているみたい」は元永版画の初期を飾る名作で、シルクスクリーンによる色彩のグラデーションがユーモラスな形態と相俟って抜群の効果をもたらしている。
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