若林奮展
若林奮
「AIRS-7」
1989年 銅版
限定30部
42.5×30.0cm 鉛筆サイン有り
レゾネNo.252
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
◆若林奮版画展
会期=2007年9月21日[金]―9月29日[土]
12:00-19:00 *日・月・祝日休廊
若林奮先生が亡くなってはや4年が経ちました。
ときの忘れものでは念願だった若林奮銅版画展を、2003年10月24日(金)~11月8日(土)の会期で開催したのですが、その案内状を投函した日に訃報がもたらされました。あのときのショックは今でも忘れられません。
今回は、版画集『AIRS』(1989、銅版)と『UNDERWOOD』(1989、リトグラフ)に収録された大判作品から12点を出品します。出品の詳細はホームページをご覧下さい。
若林先生は、1960年代に鉄を素材として彫刻制作を始め、銅、石、木、鉛、硫黄など様々な素材を使って自然観に基づく思索的な作品を制作してきた若林奮。彫刻として制作した焼きなまし銅板を刷るという独特の技法も展開。また、謄写版、木版、銅版、リトグラフ、シルクスクリーンなど、あらゆる版画技法を網羅し、生前700点もの版画作品を制作し、彫刻家としてばかりでなく、版画作家としても大きな足跡を残しました。
ときの忘れものでは久しぶりの若林作品の展示です、どうぞお出かけください。
コメント