ハナヤ勘兵衛
ハナヤ勘兵衛サイン

ハナヤ勘兵衛 Kanbei HANAYA
「阿波踊り・女」
 1970  Gelatin Silver Print
 44.0x36.7cm  signed

戦前の関西写真界で中山岩太らとともに芦屋カメラクラブを結成し、モダニズム写真の先頭を走ったハナヤ勘兵衛の1970年の写真作品です。
彼の作品には、多重露光やフォトモンタージュを駆使したものが多く、雑誌「光画」や国画会などを舞台に活躍しました。
没後の1995年に芦屋市立美術博物館で回顧展が開催され、あらためてその写真の先駆性が注目を浴びました。

◆ハナヤ勘兵衛(はなや かんべい) 本名は桑田和雄。
1903年大阪市西区江戸堀に生まれる。 1919年大阪府立堺中学校卒業。 1920年写真家になることを決意。1925年上海に渡る。その後、香港、シンガポールへ。1929年26歳のとき芦屋に写真材料店を開店。ハナヤ勘兵衛を名乗るようになる。1930年芦屋カメラクラブを結成。1939年国画会写真部門に出品。1948年芦屋市美術協会の創立に参加。1956年国画会写真部会員となる。1977年兵庫県文化賞受賞。1986年日本写真協会賞・功労賞受賞。1991年死去。

こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから