青山通りに面して立つカナダ大使館で、ガストン・プチさんの個展が開催されています。
1930年にカナダ・ケベック州に生まれたプチさんはとても78歳とは思えぬ若々しさで制作に取り組んでおり、近年の新作をカナダ大使館の大ギャラリーで数十点展示されています。
1961年に来日、既に日本での生活が40年を超えます。ドミニコ会の聖職の傍ら画家としても活躍し、油彩、彫刻、書、版画など幅広いジャンルで制作されています。高円宮邸のステンドグラスもプチさんの作品です。
1970代には版画工房を主宰して多くの美術家たちの版画制作をサポートしてきました。
海外へ日本の現代版画を紹介することにも尽力し、著作も多く、集めた膨大な日本の版画コレクションは欧米の美術館に収蔵されています。
大使館の建物見学を兼ねて、どうぞお出かけください。
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