ピラネージ牢獄
ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージ Giovanni Battista Piranesi
「牢獄 ⅩⅡ Carcere ⅩⅡ」
 1761年(後刷り)  etching
 Image Size 41.0×56.0cm
 *レゾネNo.121

ピラネージ牢獄より
ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージ Giovanni Battista Piranesi
「牢獄 Ⅳ Carcere Ⅳ」
 1761年(後刷り)  etching
 Image Size 55.0×40.5cm
 *レゾネNo.118

今では版画家として記憶されているジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージは、実現した建築は極く僅かでしたがローマの建築家でした。しかし、実際の建築よりもピラネージが描いた版画(エッチング)はローマを訪れた旅行者によってヨーロッパ中に広まり、18世紀の人々の古代ローマやギリシャに対する見方を根底から覆してしまった。牢獄幻想や廃墟となった古代都市を描くピラネージの果てしない想像力は実際の建築としては実現せず、紙の上に豊かな実りをもたらしたのでした。この作品はピラネージの代表作「牢獄シリーズ」の中の一点です。

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