ときの忘れものでは4月4日~4月19日まで「フォーゲラーとその時代展」を開催中ですが、会場に参考文献をいくつかおきますので、このブログでもご紹介します。MIXIのフォーゲラーのコミで以前紹介したものと重複しますので、ご了承ください。
先ず、最初は
◆『フォーゲラーとリルケ展 ヴォルプスヴェーデの芸術家たち』の図録です。
フォーゲラー好きの方ならご存知と思いますが、信州の軽井沢高原文庫で、ずいぶん前ですが、1990年4月20日~7月15日までの会期で「フォーゲラーとリルケ展 ヴォルプスヴェーデの芸術家たち」という展覧会が開催されました。
A4判、64ページ、当時の定価は1.500円。
ただし、在庫はもうないようです。古本屋で見つけてください。
目次から少し引用します。
座談会「夢見られた共同体 芸術家村の宿命」
/上山安敏、河中正彦、城眞一
評論 フォーゲラーとリルケ
「近代」批判のための二つの視点 /城眞一
評論 「春」の画家フォーゲラーへの旅
児島喜久雄の記録から /山田俊幸
一枚の切り抜き /鈴木亨
フォーゲラーとリルケ /塚越敏
立原道造とフォーゲラー /佐藤康則
ユートピアと終末 /気谷誠
日本でのフォーゲラー受容抄 /岩切信一郎
謎ーーフォーゲラーと立原道造 /堀内達夫
参考文献 /岩切信一郎・山田俊幸編
Bibliographie(Auswahl) /城眞一編
フォーゲラーとリルケ関係年譜 /城眞一編
掲載された作品図版は2点、図録というよりは資料集ですね。
◆今回のときの忘れものでの「フォーゲラーとその時代展」出品作品をご紹介しましょう。

ハインリヒ・フォーゲラー Heinrich Vogeler
「愛 Liebe」
1896 銅版 35.0x37.5cm
版上サイン
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