バウハウス出身の画家、デザイナー、写真家として活躍したバイヤーの写真作品をご紹介します。
バイヤーヘルベルト・バイヤー Herbert BAYER
「無題」
　　1930年代撮影　1970年代にプリント
　　Gelatin Silver Print
　　印画紙：baryta paper,
　　サイズ：37.7x29.0cm
　　Ed.40(18/40)
　　裏に鉛筆サインと限定番号記入


◆ヘルベルト・バイヤー Herbert BAYER（1900～1985）オーストリア生まれ。英語読みでは、「ハーバート・ベイヤー」。
1921年バウハウスに入る。1925年に同教官となり、28年まで印刷・広告工房の主任を務める。1938年アメリカに亡命、以後アメリカを舞台に幅広い制作活動を行なった。
デザイナーとしてタイポグラフィーや装丁、広告などのグラフィック・デザインで活躍。特にバイヤーの名を高らしめたのはタイポグラフィーの分野で、書体から装飾性や歴史性を取り去って、機能だけに目を向けた「ユニバーサルタイプ」を作り出した。画家としても活躍し、モホイ＝ナジの影響を受けて写真を始める。フォトモンタージュを使った写真作品を制作し、構成的でありながら、シュルレアリスム的な感覚も併せ持つそれら作品は高い評価を獲得した。第二次大戦後は建築や環境デザインの領域にもその活動は及んだ。

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