“ときの忘れもの”今週のオークション 2008.04.25
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<<ギャラリーときの忘れものだより>>
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画廊では、「写真の詩人」アンドレ・ケルテスの写真展を開催中です。ケルテスは、ハンガリー出身、写真は独学で、パリに移り、当時発売されたばかりのライカでパリの街や人を撮って注目を集めます。歪んだ鏡を使った「ディストーション」のシリーズもパリで制作されました。その後、1年間のつもりでアメリカに行ったところ、ヨーロッパの政治情勢の変化によって、アメリカに住むことになります。アメリカではなかなか評価を得ることが出来ませんでしたが、1963年のヴェネチア・ビエンナーレでの金賞受賞、1964年のニューヨーク近代美術館での個展などでその評価が見直され、巨匠の一人に数えられるようになります。パリ以降の代表作11点を展示しております。どうぞお出かけください。
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<<今週の話題~『写真』とは何か>>
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今となっては百貨店のミュージアムとして貴重になった大丸ミュージアムに写真の展示を見に行きました。「『写真』とは何か。20世紀の巨匠たち」展です。マン・レイ、アンドレ・ケルテス、アンセル・アダムス、ウィン・バロック、アーヴィング・ペン、ヘルムート・ニュートンなど錚々たる写真家の作品が展示されていました。必ずしもそれぞれの代表作があったわけではありませんが、20世紀を展観するには良い企画でした。観客もそれなりにいて、プリントに見入っており、関心の高さを見せていました。カラーに比べるとモノクロのほうが、撮影時だけではなく、暗室での作業でプリントに手を入れられる分、深さを感じさせます。そのモノクロ印画紙がなくなりつつある現在、21世紀の巨匠は、どのような表現を写真で行うのでしょうか。
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<<今週の一点>>
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◎D氏コレクション特集/原健 リト「STROKES 82-6」
ときの忘れもののオークションでもおなじみの原健の作品です。1970年代に筆の動きをモチーフにした「STROKES」シリーズの制作を始めます。その後、色の組み合わせやボカシの技術などに磨きをかけ、この1982年ごろが最も充実した時期と言えます。大き目の作品ですので、飾っていただくと、その存在感と色彩・フォルムが部屋を一変させるでしょう。ご入札をお待ちしております。
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◆ペシャワール会支援チャリティー・オークション!
http://search.auctions.yahoo.co.jp/search/auc?p=%A1%FA%CB%BA%A1%FA+%A5%DA%A5%B7%A5%E3
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ペシャワール会支援のためのチャリティー・オークションも3年目を迎えました。今年も引き続き行いますので、趣旨をご理解いただき、コレクションをしつつ、支援活動ができるというチャリティー・オークションにご協力くださいますようお願い申し上げます。
ぺシャワール会は、1983年9月、中村哲医師のパキスタン北西辺境州ならびにアフガニスタンでの医療活動を支援する目的で結成されました。2000年夏からは戦乱についで今世紀最悪の干ばつに見舞われたアフガニスタンの村々で約1,000カ所以上の水源(井戸、カレーズ)確保作業を継続しています。その活動の支援として、2006年1月から毎週、コレクション作品を継続してヤフーオークションに提供します。落札者の方には、落札金額の全額を「ぺシャワール会」の郵便振替口座に振り込んでいただきます。目標は、1,000万円です!どうぞご協力よろしくお願いいたします。
★先週ご協力いただいた金額 5,000円
★目標まであと 9,692,280円 ご協力よろしくお願いいたします!
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<<ギャラリーときの忘れものだより>>
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画廊では、「写真の詩人」アンドレ・ケルテスの写真展を開催中です。ケルテスは、ハンガリー出身、写真は独学で、パリに移り、当時発売されたばかりのライカでパリの街や人を撮って注目を集めます。歪んだ鏡を使った「ディストーション」のシリーズもパリで制作されました。その後、1年間のつもりでアメリカに行ったところ、ヨーロッパの政治情勢の変化によって、アメリカに住むことになります。アメリカではなかなか評価を得ることが出来ませんでしたが、1963年のヴェネチア・ビエンナーレでの金賞受賞、1964年のニューヨーク近代美術館での個展などでその評価が見直され、巨匠の一人に数えられるようになります。パリ以降の代表作11点を展示しております。どうぞお出かけください。
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<<今週の話題~『写真』とは何か>>
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今となっては百貨店のミュージアムとして貴重になった大丸ミュージアムに写真の展示を見に行きました。「『写真』とは何か。20世紀の巨匠たち」展です。マン・レイ、アンドレ・ケルテス、アンセル・アダムス、ウィン・バロック、アーヴィング・ペン、ヘルムート・ニュートンなど錚々たる写真家の作品が展示されていました。必ずしもそれぞれの代表作があったわけではありませんが、20世紀を展観するには良い企画でした。観客もそれなりにいて、プリントに見入っており、関心の高さを見せていました。カラーに比べるとモノクロのほうが、撮影時だけではなく、暗室での作業でプリントに手を入れられる分、深さを感じさせます。そのモノクロ印画紙がなくなりつつある現在、21世紀の巨匠は、どのような表現を写真で行うのでしょうか。
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<<今週の一点>>
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◎D氏コレクション特集/原健 リト「STROKES 82-6」
ときの忘れもののオークションでもおなじみの原健の作品です。1970年代に筆の動きをモチーフにした「STROKES」シリーズの制作を始めます。その後、色の組み合わせやボカシの技術などに磨きをかけ、この1982年ごろが最も充実した時期と言えます。大き目の作品ですので、飾っていただくと、その存在感と色彩・フォルムが部屋を一変させるでしょう。ご入札をお待ちしております。========================
◆ペシャワール会支援チャリティー・オークション!
http://search.auctions.yahoo.co.jp/search/auc?p=%A1%FA%CB%BA%A1%FA+%A5%DA%A5%B7%A5%E3
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ペシャワール会支援のためのチャリティー・オークションも3年目を迎えました。今年も引き続き行いますので、趣旨をご理解いただき、コレクションをしつつ、支援活動ができるというチャリティー・オークションにご協力くださいますようお願い申し上げます。
ぺシャワール会は、1983年9月、中村哲医師のパキスタン北西辺境州ならびにアフガニスタンでの医療活動を支援する目的で結成されました。2000年夏からは戦乱についで今世紀最悪の干ばつに見舞われたアフガニスタンの村々で約1,000カ所以上の水源(井戸、カレーズ)確保作業を継続しています。その活動の支援として、2006年1月から毎週、コレクション作品を継続してヤフーオークションに提供します。落札者の方には、落札金額の全額を「ぺシャワール会」の郵便振替口座に振り込んでいただきます。目標は、1,000万円です!どうぞご協力よろしくお願いいたします。
★先週ご協力いただいた金額 5,000円
★目標まであと 9,692,280円 ご協力よろしくお願いいたします!
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