早朝、自宅を出て、一路伊東に向かった。
池田20世紀美術館の小野隆生展初日。
「平日なので初日といってもそう来館者は多くありませんよ」と言われていたのだが、作家もいない初日にひとりくらい関係者(?)がいたほうがいいと思い、駆けつけた次第。
まわりの緑がしっとりと濡れ、メタリックな外観が小雨に煙り鈍い光を放つ美術館もなかなか風情があっていいものです。
思いもかけず、旧知の美術ジャーナリストIさんが来館され、久しぶりに喫茶室で話し込んでいたら、地元の静岡新聞の記者が取材に来館、インタビューに応じる。
雨足も強くなったところで、どこかで見たような懐かしい顔の三人連れが来館。大昔、ともに苦労した現代版画センター時代のスタッフたちでした。地元出身のMさんとは実に25年ぶりの再会でした。
28日のレセプションが晴れることを祈るばかり。


「小野隆生展 描かれた影の記憶 イタリアでの活動30年」
会期:2008年6月26日~9月30日
主催・会場:池田20世紀美術館





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