池田小野展1池田小野展2池田20世紀美術館で始まったされた小野隆生展の記念レセプションが6月28日にあり、遠方から大勢の皆さんが参加されました。
心配された雨も降らず、風がわたり、周りの緑が瑞々しくひかる午後のひとときを小野隆生さんを囲み、しばし下界の雑音を忘れる、なごやかなレセプションでした。
早速メールでメッセージをいただいたので、いくつかご紹介させていただきます。

池田小野レセプション参加者(左は美術館の前庭に集まった参加者の皆さん)

栃木県Aさんより
昨日はお疲れ様でした。
また色々とお世話になりました。
正直あの半分位の人数を予想しておりましたので、びっくりしました。
もう少し交通の便の良いところでしたら、出席される人がもっと増えたのかもしれません。
久しぶりに遠出したので、JRの乗り換え等で少し戸惑いもありましたが、初めての経験をさせて頂き、有難う御座いました。少し涼しすぎるかなとも思いましたが、雨も降らないで無事にレセプションが終わった事は何よりでした。
饒舌でない小野さんのスピーチも何か人柄が伝わってくるようで良かったと思います。(偉そうなこと言って済みません)小野さんの作品をあれだけまとめて見たのは初めてですが、過去に見ていた作品もあり、すっと入っていける感じでした。
三浦さんも、あの席に居たかった事と思いますが、役回り的に留守番という事になり、残念だったかと思います。

池田小野展荒井挨拶
(左から川添英樹館長、来賓の荒井由泰さん[福井県アートフル勝山の会代表]、女子美大学長の佐野ぬいさん、同館理事長の河野恭一さん、小野隆生さん、瀬木慎一さん)

東京Aさんより
昨日はご招待をありがとうございます。
「小野隆生展」はすばらしかったです。卓越した才能と個性をお持ちの小野先生のたぐいまれなる画業を拝見できて幸せでした。カタログもとてもすてきで、評論や対談などを興味深く読ませていただきました。集まっていたかたがたもすてきなかたたちで楽しくお話させていただいて、充実した思い出に残るうれしいひとときをありがとうございました。

池田小野展出品者
(出品者の皆さん)

池田小野展乾杯
(乾杯の発声は、出品者を代表して資生堂アートハウス館長・塚本登喜男さん)

東京Kさんより
土曜日は、本当に素敵な展覧会に呼んでいただいてありがとうございました。
初めての小野先生の絵を前にして言葉を失いました。
「イタリア在住、絵画修復を勉強」という二つのことが気になり、ご本人にお会いできるの楽しみに伊東まで行った甲斐が本当にありました。
上品なカタログには、極上のエッセイがあり、興奮冷めやらぬ、帰りの電車ですべて読んで胸が熱くなりました。
「すべてを描写しない」ということをあそこまで深く説得力のある形で感じたのは初めてです。
また、「西欧人」に負けない、対等なまなざしという指摘もすごく理解できました。
もちろん、まだ先の話ですが、いつか木炭画の「郵便配達人」を買えるように、(本当は「日付のない置手紙」がほしいのですが)売れないことを願って(笑)独立に向けてがんばります。
そのためにも、先週末は本当により刺激になりました。
何より、作品はもちろんのこと、小野先生の人柄、紺のストライプスーツの着こなしにも感動しました。
池田小野サイン
(サインを求めて、小野さんの前には長い列が)

池田小野展レセプション池田**


池田*池田美

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小野隆生展表面小野隆生展裏面
「小野隆生展 描かれた影の記憶 イタリアでの活動30年」
会期:2008年6月26日~9月30日
主催・会場:池田20世紀美術館