テラコッタと銅版画による「北郷悟展ー空からー」は、本日が最終日です。
北郷「空からrain」北郷「空からーrain」(左)
北郷悟「空から-rain」
2008年 テラコッタ H33×8.5×10.5cm

(右)
北郷悟「空から-rain」
2008 テラコッタ・木  H79×25.2×34cm

北郷悟銅版12北郷悟銅版11(左)
北郷悟「空からー風Ⅱ」


(右)
北郷悟「空からー風Ⅰ」

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◆東京では7年ぶりの個展ということもあってか、お天気がよくないのに、連日たくさんのお客様が見えられています。来場者数では今年最高かも知れません。銀座会場(ギャラリーせいほう)の方はもっと多くの来場者で賑わっているようです。
画廊としてはありがたいことですが、自信をもって発表した新作の銅版画(12種類)にいまひとつ反応が鈍いのが気にかかります。テラコッタ作品にはおかげさまで反応も高く嬉しいのですが。
北郷悟先生を知る人ならば、いや知らない方でも今回の銅版画の出来が非常にいいものだということがお分かりになると思うのですが、期待に反してまだ5点ほどしか売れていません。
長年、版画のエディションを手がけてきましたが、期待度100%に対し、反応ゼロということは珍しくありません。売れないことには慣れっこなのですが、今回のようなことは余り経験がありません。
なんというか、「版画」というメディアに対する反応の冷たさといったら良いでしょうか。
「拒絶」ならいいのですが、「素通り」なのですね・・・・
これについてはもう少し突っ込んだ議論をしなければなりませんが、あいにく私自身が体調を崩してしまい、このブログを書くのさえ辛い状態です。

昨日も、出席しなければならないオープニングが三つもあったのですが、机に座っていることさえ辛く早退しました。特に10月にときの忘れもので個展を計画している五味彬先生のキャノンギャラリー銀座での個展オープニングには這ってでも出たかったのですが、先日の世田谷美術館での石山修武展のオープニング同様、欠席してしまいました。五味先生、石山先生、ごめんなさい。
先ずは、体調をもとに戻してからですね。
幸い、私以外のスタッフはみな元気ですので、明日の最終日は皆さんどうぞお出かけください。

◆6月26日~9月30日までの三ヶ月間、伊豆の伊東にある池田20世紀美術館で「小野隆生展 描かれた影の記憶 イタリアでの活動30年」が開催されています。展示の様子はスライドショーでご覧になれます(コチラをクリックしてください)。