昨夜、久しぶり(でもないか)友人と近くの和食屋さんに行った。
世界の建築家でいま誰が好きかという話になり、私は一も二もなくピーター・ズントーを挙げたのだが、コルビュジエ好きの友人は知らなかった。

Thermal Bath Vals
Art Museum Kolumba
知らない人に(まして日本にない)建築を言葉で説明するのは難しい。双方酔っ払っているし、画廊まで戻り、作品集を見せるのも億劫だし・・・
ふと気づいたら歩いて直ぐのところに「ワタリウム」があるではないか。友人を店においてひとっぱしり、もう閉店時間だったのだが、「ズントーの作品集買うから、用意しておいて」と偉そうな口をきき、店に戻り、勘定は当然友人に払わせ、ふらつく足取りで「ワタリウム」の地下に降りた。
親切な店員さんが「あいにく新刊はなくて、古本しかありません」という。どうせ今夜の飲み代は友人におごってもらったことだし、ズントーの作品集をプレゼントしよう、と厳重に薄紙に包まれた作品集『PETER ZUMTHOR WORKS: Buildings and Projects 1979-1997 Peter Zumthor』を出してもらった。たしか出たときは1万数千円だったよなあ、まあいいか。
びりびり包みを破いたのはいいが、価格を見て仰天しました、199,500円!!!!!!
おいおい、ズントーは生きているじゃんか。
まさか、刊行されてから僅か10年の建築の作品集が20万円もするなんて、いっぺんに酔いが覚めました。プレゼントはなし、なし。
いるんですねえ、ファンが・・・・・
繊細でありながら力強く、素朴、静謐、崇高さを持つピーター・ズントーの作品集を、丁寧に(20万円ですのも)友人とくくりながら、ああ、やはりいいものはいいなあ、としみじみ思ったことでした。
イベント情報ばかりで、最近このブログの本来の目的である「作品紹介」がお留守になっていました。
夏にもかかわらず、ときの忘れものには、なぜか珍しい作品群が押し寄せてきています。
トニー・クラッグ、アレン・ジョーンズ、小川信治、ボイス、ギルバート&ジョージ、井田照一、・・・・
順次、ご紹介していきましょう。先ずはズントーの空間に相応しい村上友晴を。

村上友晴「作品」 油彩・紙
38.0×30.0cm(額42.7×34.8cm)
サインあり

村上友晴「作品」 油彩・紙
35.0×30.0cm(紙83.5×63.5cm)
サインあり
世界の建築家でいま誰が好きかという話になり、私は一も二もなくピーター・ズントーを挙げたのだが、コルビュジエ好きの友人は知らなかった。

Thermal Bath ValsArt Museum Kolumba
知らない人に(まして日本にない)建築を言葉で説明するのは難しい。双方酔っ払っているし、画廊まで戻り、作品集を見せるのも億劫だし・・・
ふと気づいたら歩いて直ぐのところに「ワタリウム」があるではないか。友人を店においてひとっぱしり、もう閉店時間だったのだが、「ズントーの作品集買うから、用意しておいて」と偉そうな口をきき、店に戻り、勘定は当然友人に払わせ、ふらつく足取りで「ワタリウム」の地下に降りた。
親切な店員さんが「あいにく新刊はなくて、古本しかありません」という。どうせ今夜の飲み代は友人におごってもらったことだし、ズントーの作品集をプレゼントしよう、と厳重に薄紙に包まれた作品集『PETER ZUMTHOR WORKS: Buildings and Projects 1979-1997 Peter Zumthor』を出してもらった。たしか出たときは1万数千円だったよなあ、まあいいか。
びりびり包みを破いたのはいいが、価格を見て仰天しました、199,500円!!!!!!
おいおい、ズントーは生きているじゃんか。
まさか、刊行されてから僅か10年の建築の作品集が20万円もするなんて、いっぺんに酔いが覚めました。プレゼントはなし、なし。
いるんですねえ、ファンが・・・・・
繊細でありながら力強く、素朴、静謐、崇高さを持つピーター・ズントーの作品集を、丁寧に(20万円ですのも)友人とくくりながら、ああ、やはりいいものはいいなあ、としみじみ思ったことでした。
イベント情報ばかりで、最近このブログの本来の目的である「作品紹介」がお留守になっていました。
夏にもかかわらず、ときの忘れものには、なぜか珍しい作品群が押し寄せてきています。
トニー・クラッグ、アレン・ジョーンズ、小川信治、ボイス、ギルバート&ジョージ、井田照一、・・・・
順次、ご紹介していきましょう。先ずはズントーの空間に相応しい村上友晴を。
村上友晴「作品」 油彩・紙
38.0×30.0cm(額42.7×34.8cm)
サインあり
村上友晴「作品」 油彩・紙
35.0×30.0cm(紙83.5×63.5cm)
サインあり
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