2008年9月14日、群馬県伊香保のハラミュージアムアークにアトリエのOBたちを中心に150人が集まり、磯崎新先生の喜寿のお祝いが開かれました。
ちょうど特別展示室「觀海庵(かんかいあん)」が磯崎先生の設計で増築され、館長・原俊夫氏の曽祖父・原六郎氏が収集した狩野永徳、狩野探幽、円山応挙などの古美術と、倉俣史朗、草間彌生など現代美術コレクションが磯崎先生の監修で見事に展示されています。
増築された回廊へと観客を誘うギャラリーでは、磯崎新7の自選展2008-『7つのキュレーション』(映像展示)が展示されています。
横尾忠則の陶板、磯崎新のインスタレーションの前で、磯崎新連刊画文集『百二十の見えない都市』の制作チーム。
左から植田実さん、磯崎新アトリエの最初期のスタッフ中村義平二さんと山本靖彦さん。右は綿貫。
77歳とは思えぬ颯爽たる磯崎新先生を囲んで。左は藤江秀一さん
開会の辞で、六角鬼丈東京芸大教授(六角さんは、中村義平二さん、山本靖彦さん、三浦紀之さんらとアトリエ最初期のスタッフです)は、磯崎先生には米寿、卒寿、白寿のお祝いはもちろん、108歳まで生きて活躍して欲しいと述べられました。
祝辞を述べる石山修武早稲田大学教授。続いて、川口衛さん、青木淳さん、原俊夫さん、辻佐保子さん、坂田栄一郎さん、平松剛さん、山田脩二さん、菊池誠さん、長谷川逸子さんらがスピーチをされました。
スピーチを聞く磯崎新・宮脇愛子ご夫妻。後には長谷川逸子さん、原俊夫館長の姿も。
紫のちゃんちゃんこもサマになっています。花束は山口勝弘さんから贈られた。
最初期のスタッフ、三浦紀之さんと磯崎先生。
左から二人目稲川直樹さん(磯崎アトリエ)、網谷淑子さん(磯崎アトリエ)、磯崎新先生、山本栄一さん(大分の建築家)、綿貫不二夫
ときの忘れものの社長の隠れた趣味は造本ですが、約一年かけてこの日のために革装で造本した磯崎新『栖十二』のオリジナル本を磯崎先生に贈りました。
植田実さん、青木淳さん、陣内秀信さん。
祝辞を述べる『磯崎新の「都庁」 戦後日本最大のコンペ』の著者・平松剛さん。
最後にハラミュージアムアークの正面に全員が勢ぞろいして記念撮影したのですが、壮観でした。
私たちの最大の関心事にして宿題は磯崎新連刊画文集『百二十の見えない都市』第二期の完成ですが、何とか年内には先生に残りの原稿を仕上げていただきたいものです。















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