「わたしはマン・レイに狂っています。アメリカで生まれフランスで亡くなった、著名な芸術家の人生とわたしの人生を重ねて考えてしまう、困った病原菌に侵されています。今のところ特効薬が見付かっていないので、彼の油彩や写真やオブジェ、それに書かれた書物、展覧会アイテムに全身を侵され、朽ち果てる末路------」(mixiの自己紹介より)
昨夜は、京都からマン・レイ・イストの石原輝雄さんをお迎えしてギャラリートークを開催しました。
トークの詳しい内容については、後日担当の三浦次郎からご報告しますが、さすが1973年以来36年間マン・レイを追い続けてきた人の話というのは、たとえば画廊の開催したマン・レイ展の案内はがき(これも素晴らしいコレクション!)の実物を見せながらその展覧会の思い出を語るだけで、名人の落語を聞く思いでした。
集まった人たちも凄い。はるばる福岡から新幹線で上京されたTさんはじめ、京都、静岡、栃木・・・ マン・レイ(そしてマン・レイになってしまった人)の人気のほどがうかがえます。
いつもは、トークが終わると自然解散なのですが、昨夜は石原さんを囲み熱いコレクション談義が続きました。それでも語り足りず、近くのレストランでの二次会には15人がぞろぞろ移動、ワインをぽんぽんと明け、皆さん見事に酔っ払ってしまいました。
<石原さんの活動歴 mixiの自己紹介より引用>
1973年 マン・レイのコレクションを始める。
1975年 『時間光』刊行(銀紙書房・限定10部)。
1978年 『マン・レイと彼の女友達』刊行(銀紙書房・限定8部)。
1981年 『マン・レイ写真集』刊行(朝日新聞社)に協力。
1982年 パリにジュリエット・マン・レイを訪ね、ル・フェル-のアトリエに行く。
1983年 『マン・レイになってしまった人』刊行(銀紙書房・限定1,000部)。
1983年 コレクションによる『MAN RAY IST展』を企画(京都・Rギャラリー)。ポスターのデザインと制作。
1984年 『Rue Ferou』刊行(銀紙書房・限定5部)。
1984年 カメラ毎日別冊『光の時代の革命者 マン・レイ』に「自伝の余白に──愛人たち」を執筆。
1984年-1986年 詩誌『ガルシア』に「マン・レイの余白に──」を執筆。
1985年 滋賀県立近代美術館での『マン・レイ展』で講演(マン・レイと写真)。
1986年 『IN THE EYE OF MAN RAY』刊行(銀紙書房・限定20部)。
1988年 コレクションを京都国立近代美術館常設展示室7に展示(12/13-2/23)。
1989年 佐谷画廊『オマージュ瀧口修造/マン・レイ展』のカタログに「回転する平面卵」を執筆。
1990年 展覧会資料による『指先のマン・レイ展』を企画(大阪・リブレリ・アルカード)。カタログのデザインとテキスト執筆。
1990年 生誕100年記念『マン・レイ展』のカタログに協力(日本語文献目録に資料提供)。
1991年 名古屋市美術館での『マン・レイ展』で講演(自由な手)。
1993年 『封印された指先』刊行(銀紙書房・限定20部)。
1995年 『セントラルパークのひとひら』刊行(銀紙書房・限定50部)。
1995年 ピエール・ブルジャッド著、平出和子・松田憲次郎共訳『マン・レイとの対話』を刊行(銀紙書房、水声社)。
1996年 東京ステーションギャラリー『マン・レイ写真展』カタログに「略年譜、日本語文献目録」を執筆。
1996年 コレクションによる『我が愛しのマン・レイ展』を名古屋市美術館で開催。カタログ、ポスターのデザインとテキスト執筆。講演(コレクターの涙)。
1999年 『MAN RAY EQUATIONS』刊行(銀紙書房・限定50部)。
2000年 雑誌『sumus』第2号で林哲夫氏のインタヴューに応える。
2000年 『我が愛しのマン・レイ』刊行(銀紙書房・限定15部)。
2001年 ホームページ『マン・レイ狂い』を開設。
2001年 雑誌『美術フォーラム』第3号に「マン・レイへのセルフ・ポートレイト」を発表。
2002年 『マン・レイとの遠近法』刊行(銀紙書房・限定3部)。
2002年 BUNKAMURA『マン・レイ写真展』カタログに「テーマ別主要書誌等目録」を執筆。
2002年 一日だけの展覧会『カフェ・マン・レイ』(京都、カフェ・マン・レイ)を開催。
2003年 『ドキュメント・カフェ・マン・レイ』刊行(銀紙書房・限定75部)。
2003年 『指先の写真集』刊行(銀紙書房・限定20部)。
2004年 ハウス・オブ・シセイドウでの『マン・レイ展 まなざしの贈り物』にコレクション協力。カタログにマン・レイ略歴執筆、飯沢耕太郎氏と対談(マン・レイ・イストの日々)。
2005年 『マン・レイの謎、その時間と場所。』刊行(銀紙書房・限定50部)。
昨夜は、京都からマン・レイ・イストの石原輝雄さんをお迎えしてギャラリートークを開催しました。
トークの詳しい内容については、後日担当の三浦次郎からご報告しますが、さすが1973年以来36年間マン・レイを追い続けてきた人の話というのは、たとえば画廊の開催したマン・レイ展の案内はがき(これも素晴らしいコレクション!)の実物を見せながらその展覧会の思い出を語るだけで、名人の落語を聞く思いでした。
集まった人たちも凄い。はるばる福岡から新幹線で上京されたTさんはじめ、京都、静岡、栃木・・・ マン・レイ(そしてマン・レイになってしまった人)の人気のほどがうかがえます。
いつもは、トークが終わると自然解散なのですが、昨夜は石原さんを囲み熱いコレクション談義が続きました。それでも語り足りず、近くのレストランでの二次会には15人がぞろぞろ移動、ワインをぽんぽんと明け、皆さん見事に酔っ払ってしまいました。
<石原さんの活動歴 mixiの自己紹介より引用>
1973年 マン・レイのコレクションを始める。
1975年 『時間光』刊行(銀紙書房・限定10部)。
1978年 『マン・レイと彼の女友達』刊行(銀紙書房・限定8部)。
1981年 『マン・レイ写真集』刊行(朝日新聞社)に協力。
1982年 パリにジュリエット・マン・レイを訪ね、ル・フェル-のアトリエに行く。
1983年 『マン・レイになってしまった人』刊行(銀紙書房・限定1,000部)。
1983年 コレクションによる『MAN RAY IST展』を企画(京都・Rギャラリー)。ポスターのデザインと制作。
1984年 『Rue Ferou』刊行(銀紙書房・限定5部)。
1984年 カメラ毎日別冊『光の時代の革命者 マン・レイ』に「自伝の余白に──愛人たち」を執筆。
1984年-1986年 詩誌『ガルシア』に「マン・レイの余白に──」を執筆。
1985年 滋賀県立近代美術館での『マン・レイ展』で講演(マン・レイと写真)。
1986年 『IN THE EYE OF MAN RAY』刊行(銀紙書房・限定20部)。
1988年 コレクションを京都国立近代美術館常設展示室7に展示(12/13-2/23)。
1989年 佐谷画廊『オマージュ瀧口修造/マン・レイ展』のカタログに「回転する平面卵」を執筆。
1990年 展覧会資料による『指先のマン・レイ展』を企画(大阪・リブレリ・アルカード)。カタログのデザインとテキスト執筆。
1990年 生誕100年記念『マン・レイ展』のカタログに協力(日本語文献目録に資料提供)。
1991年 名古屋市美術館での『マン・レイ展』で講演(自由な手)。
1993年 『封印された指先』刊行(銀紙書房・限定20部)。
1995年 『セントラルパークのひとひら』刊行(銀紙書房・限定50部)。
1995年 ピエール・ブルジャッド著、平出和子・松田憲次郎共訳『マン・レイとの対話』を刊行(銀紙書房、水声社)。
1996年 東京ステーションギャラリー『マン・レイ写真展』カタログに「略年譜、日本語文献目録」を執筆。
1996年 コレクションによる『我が愛しのマン・レイ展』を名古屋市美術館で開催。カタログ、ポスターのデザインとテキスト執筆。講演(コレクターの涙)。
1999年 『MAN RAY EQUATIONS』刊行(銀紙書房・限定50部)。
2000年 雑誌『sumus』第2号で林哲夫氏のインタヴューに応える。
2000年 『我が愛しのマン・レイ』刊行(銀紙書房・限定15部)。
2001年 ホームページ『マン・レイ狂い』を開設。
2001年 雑誌『美術フォーラム』第3号に「マン・レイへのセルフ・ポートレイト」を発表。
2002年 『マン・レイとの遠近法』刊行(銀紙書房・限定3部)。
2002年 BUNKAMURA『マン・レイ写真展』カタログに「テーマ別主要書誌等目録」を執筆。
2002年 一日だけの展覧会『カフェ・マン・レイ』(京都、カフェ・マン・レイ)を開催。
2003年 『ドキュメント・カフェ・マン・レイ』刊行(銀紙書房・限定75部)。
2003年 『指先の写真集』刊行(銀紙書房・限定20部)。
2004年 ハウス・オブ・シセイドウでの『マン・レイ展 まなざしの贈り物』にコレクション協力。カタログにマン・レイ略歴執筆、飯沢耕太郎氏と対談(マン・レイ・イストの日々)。
2005年 『マン・レイの謎、その時間と場所。』刊行(銀紙書房・限定50部)。
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