
毎年この時期になると、公私混同、お騒がせしますが演奏会のご案内です。
◆高崎高校マンドリン・オーケストラ(TMO)第42回定期演奏会
2009年7月11日(土)14時開演
会場:群馬音楽センター(群馬県高崎市高松町28番地2)
電話:027-322-4527
入場料:500円
母校、高崎高校マンドリン・オーケストラ(TMO)は創立49周年を迎えます。
私が音楽に目覚めたのは標高815mの浅間山麓、嬬恋村立東中学校時代に小川恭一先生にギターを手ほどきしていただいたのがきっかけでした。村からただ一人大都会(?)の高校に入りマンドリンを知り、上條乃夫彦先生を中心に数人のアンサンブルで文化祭に出演したのがTMOの初演奏でした。音楽が縁で井上房一郎さんに出会い、恩師と仲間たちと過ごした高校三年間は得難い私の財産となりました。以来、毎年の定期演奏会は、現役高校生とOBたちが一体となって演奏するという全国でも珍しいスタイルを貫いてきました。今年も15歳から還暦を遥かに過ぎた私たちまで60名余が舞台に上がります。
一時は部員数名にまで落ち込み廃部寸前でしたが、おかげさまでここ数年、部員が激増し、今年は新入生が15人も入り、高校生だけで36名のオーケストラを編成できるまでになりました。
以前はOB主体の演奏でしたが、近年は選曲も現役が主導し、指揮者、コンサートマスターも現役高校生が務めます。
私はマンドラという低音楽器を弾いていますが、難曲では指がもつれ、老眼で細かい音符が読めず楽譜を拡大コピー、この歳で新曲に挑むのは段々辛くなりましたが、何とか来年の50周年までは舞台に上がりたいものです。
恒例となった群馬交響楽団首席ヴァイオリン奏者・秋葉美果さんとの共演では新進作曲家・佐藤誠一さんに新曲を委嘱しましたので、例年にも増してお楽しみいただけると思います。
会場の群馬音楽センターはアントニン・レーモンド設計で、DOCOMOMO JAPAN 100選にも選ばれた近代建築の傑作です。竣工年に因み1960名収容の大ホールですが、外観だけでなく、音楽の鳴り響く内部空間を堪能するまたとない機会ですので、お近くの方、ぜひご来場ください。
会場で皆様にお目にかかれることを楽しみにしております。
私は11日の演奏会の後、いつもなら打ち上げで午前様なのですが、12日に福井のE&Cギャラリーで駒井哲郎展のギャラリートークに出なければならず、さらにその足で鳥取まで出張することになっており、ほぼ一週間東京を留守にします。途中でダウンしなければいいのですが・・・
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