ときの忘れものとしてはちょっと異色な企画ですが、油彩8点による「生誕100年・未来派ドミニコ・ベッリ展」を本日から開催します。
あるきっかけでこの展覧会をやることになったのですが、泥縄で未来派について猛勉強しました。
勉強といえば、いまはネットでの情報収集や発信は欠かせませんが、私も何とかの手習いで、息子に教えて貰ってmixiに入っています(誰かの紹介がなければ加入できない)。
若い方たちのような短文での速攻ができず、日記の更新もままなりません。せいぜいマイミクの皆さんの日記を読むのが精一杯。
たまたま巨大コミ(草間彌生 会員数1万人!)の管理人をしているせいで、足あとをつけてくださる方があとを絶たない。その中のお一人の自己紹介を読んだら、どうやら版画がお好きらしい。たくさんの作家のお名前が書いてあります。勝手に引用させていただきます。
◎好きな画家・版画家…吹田文明さん、小林ドンゲさん、山本六三さん、樋口千登勢さん、織田広比古さん、小川充子さん、建部弥希さん、門倉直子さん、伊藤雅史さん、松山賢さん、ヲヤマ敬子さん、傍嶋飛龍さん、大谷有花さん、呉亜沙さん
亭主が知っているのは僅か数人。
◎注目の若手作家
(版画)南舘麻美子さん、片平菜摘子さん、鹿嶋裕一さん、堀藍さん、LimJihyeさん、LeeJinhuanさん、田代真理さん、羽浦めぐみさん、金井咲恵さん、曽我彩華さん、大坂秩加さん、京増まどかさん、風早小雪さん、草野明日香さん、小柳優衣さん、洪昇恵さん、科田和子さん、須藤志保さん、金昭希さん、柴田源太さん、右田啓子さん、神山千晶さん、齋藤雅美さん、齋藤慶子さん、三好愛さん
亭主は全くのお手上げで、知っている人はゼロ! 参りました、版画の世界も世代交代なのですね。まるで浦島太郎状態です。
こうなりゃあ、「昔の名前で」勝負する以外にない。
今月のWEB展は「オクヤナオミ展」です(~10月15日まで)。
今から四半世紀前の1983年にオクヤナオミが発表した版画集『化石を含む明晰』に収録された、20世紀初頭に新しい美術表現運動を起こした13人のヨーロッパを代表する作家たちへのオマージュ作品から9点をご紹介しています。
オクヤがオマージュを捧げたのは、モホリ=ナジ、ピカビア、カディンスキー、エッシャー、アルプ、クレー、マン・レイ、マレービッチ、モンドリアン、他ですが、彼らの作品の本質を捉えていなければこのような作品をつくることは不可能でしょう。
尊敬や敬意を意味するオマージュは、いろいろな作家が手がけていますが、本家の作品を彷彿とさせ、なおかつ捧げた作家本人のオリジナリティも溢れているというのは意外に少ない。
オクヤナオミ
本名・奥谷直巳。1930年、石川県に生まれる。金沢美術工芸専門学校(現、金沢美術大学)卒業。1965~1982年、パリに住み、制作。1965年以降、パリ青年ビエンナーレ展をはじめ、ヨーロッパ各国の国際美術展、版画展に出品。論客で、著書に『対角線上の異邦人』『余白は芸術に関係がないーが、ひとつのフォルムである』(ともに水声社)がある。

オクヤナオミ
「Hommage a Kandinsky カンディンスキーへのオマージュ」
シルクスクリーン
作品サイズ 35.0×27.0cm
シートサイズ 64.5×49.0cm
Ed.60 鉛筆サインあり
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あるきっかけでこの展覧会をやることになったのですが、泥縄で未来派について猛勉強しました。
勉強といえば、いまはネットでの情報収集や発信は欠かせませんが、私も何とかの手習いで、息子に教えて貰ってmixiに入っています(誰かの紹介がなければ加入できない)。
若い方たちのような短文での速攻ができず、日記の更新もままなりません。せいぜいマイミクの皆さんの日記を読むのが精一杯。
たまたま巨大コミ(草間彌生 会員数1万人!)の管理人をしているせいで、足あとをつけてくださる方があとを絶たない。その中のお一人の自己紹介を読んだら、どうやら版画がお好きらしい。たくさんの作家のお名前が書いてあります。勝手に引用させていただきます。
◎好きな画家・版画家…吹田文明さん、小林ドンゲさん、山本六三さん、樋口千登勢さん、織田広比古さん、小川充子さん、建部弥希さん、門倉直子さん、伊藤雅史さん、松山賢さん、ヲヤマ敬子さん、傍嶋飛龍さん、大谷有花さん、呉亜沙さん
亭主が知っているのは僅か数人。
◎注目の若手作家
(版画)南舘麻美子さん、片平菜摘子さん、鹿嶋裕一さん、堀藍さん、LimJihyeさん、LeeJinhuanさん、田代真理さん、羽浦めぐみさん、金井咲恵さん、曽我彩華さん、大坂秩加さん、京増まどかさん、風早小雪さん、草野明日香さん、小柳優衣さん、洪昇恵さん、科田和子さん、須藤志保さん、金昭希さん、柴田源太さん、右田啓子さん、神山千晶さん、齋藤雅美さん、齋藤慶子さん、三好愛さん
亭主は全くのお手上げで、知っている人はゼロ! 参りました、版画の世界も世代交代なのですね。まるで浦島太郎状態です。
こうなりゃあ、「昔の名前で」勝負する以外にない。
今月のWEB展は「オクヤナオミ展」です(~10月15日まで)。
今から四半世紀前の1983年にオクヤナオミが発表した版画集『化石を含む明晰』に収録された、20世紀初頭に新しい美術表現運動を起こした13人のヨーロッパを代表する作家たちへのオマージュ作品から9点をご紹介しています。
オクヤがオマージュを捧げたのは、モホリ=ナジ、ピカビア、カディンスキー、エッシャー、アルプ、クレー、マン・レイ、マレービッチ、モンドリアン、他ですが、彼らの作品の本質を捉えていなければこのような作品をつくることは不可能でしょう。
尊敬や敬意を意味するオマージュは、いろいろな作家が手がけていますが、本家の作品を彷彿とさせ、なおかつ捧げた作家本人のオリジナリティも溢れているというのは意外に少ない。
オクヤナオミ
本名・奥谷直巳。1930年、石川県に生まれる。金沢美術工芸専門学校(現、金沢美術大学)卒業。1965~1982年、パリに住み、制作。1965年以降、パリ青年ビエンナーレ展をはじめ、ヨーロッパ各国の国際美術展、版画展に出品。論客で、著書に『対角線上の異邦人』『余白は芸術に関係がないーが、ひとつのフォルムである』(ともに水声社)がある。

オクヤナオミ
「Hommage a Kandinsky カンディンスキーへのオマージュ」
シルクスクリーン
作品サイズ 35.0×27.0cm
シートサイズ 64.5×49.0cm
Ed.60 鉛筆サインあり
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