孤高の写真家・服部冬樹の2点の作品をご紹介いたします。
ポンピドー・センター/フランス国立近代美術館写真部門主任学芸委員を勤めたアラン・サヤグは、かつて服部の写真を「単調な灰色のあの光沢のある紙の小さな長方形ではなく、美しいオブジェだ。」と評しました。以前にもこちらで1点ご紹介いたしましたが、今回の作品も、カラーレイションの初期の作品「地平」とフォルムを追求したシリーズの1点「90 Minutes JESSICA I」で、まさにオブジェのような美しい作品です。
「地平」は、横長の作品で、片足で立つ男性の姿が繰り返して現れます。そのポーズは不安定ですが、動きの途中に見えるので、何かユーモラスなものを感じさせますし、画面からリズムを感じることから音楽が聴こえてくるようにも思えます。初期を代表する作品です。
服部冬樹「地平」
1987 cibachrome
E.A. シートサイズ:40.7x50.7 cm
左下サイン・年記有り
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「90 Minutes JESSICA I」は、7点のシリーズの中の1点で、3点は顔の見えないトルソ的な作品、他の4点は、この作品のように頭に手を添えたポーズの連作になっています。
服部冬樹「90 Minutes JESSICA I ジェシカ」
1991 cibachrome
ed. 3/3
シートサイズ:50.4x40.3 cm
右下サイン、裏にもサイン有り
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ポンピドー・センター/フランス国立近代美術館写真部門主任学芸委員を勤めたアラン・サヤグは、かつて服部の写真を「単調な灰色のあの光沢のある紙の小さな長方形ではなく、美しいオブジェだ。」と評しました。以前にもこちらで1点ご紹介いたしましたが、今回の作品も、カラーレイションの初期の作品「地平」とフォルムを追求したシリーズの1点「90 Minutes JESSICA I」で、まさにオブジェのような美しい作品です。
「地平」は、横長の作品で、片足で立つ男性の姿が繰り返して現れます。そのポーズは不安定ですが、動きの途中に見えるので、何かユーモラスなものを感じさせますし、画面からリズムを感じることから音楽が聴こえてくるようにも思えます。初期を代表する作品です。
服部冬樹「地平」1987 cibachrome
E.A. シートサイズ:40.7x50.7 cm
左下サイン・年記有り
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「90 Minutes JESSICA I」は、7点のシリーズの中の1点で、3点は顔の見えないトルソ的な作品、他の4点は、この作品のように頭に手を添えたポーズの連作になっています。
服部冬樹「90 Minutes JESSICA I ジェシカ」1991 cibachrome
ed. 3/3
シートサイズ:50.4x40.3 cm
右下サイン、裏にもサイン有り
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