明日から、ときの忘れものブックアーカイブス企画の第一弾「磯崎新ブックアーカイブスI ― TSUKUBA1983」を開催します。
2009年10月27日[火]―11月3日[火・祝日]まで会期中無休です。
磯崎新ブックアーカイブス展DM600

この一週間、企画・選書にあたった浜田さんは連日運び込んだ段ボール箱と格闘。
磯崎新先生の著作はもちろん、作品集、展覧会カタログ、硬派の建築雑誌から「プレイボーイ」「話の特集」、岩波書店の「文学」など一見建築とは関係なさそうな雑誌（もちろん磯崎先生が登場している）、はては回顧展の記者発表で配布された豪華なケース入りプレスリリース（坂田栄一郎さん撮影の写真入り）、若き日の八田利也（伊藤ていじ、川上秀光とのペンネーム）での著作などなど、500冊にのぼる本の整理、展示、値付に大童でした。

もちろん本だけでなく、版画（シルク、銅版）、東京国際版画ビエンナーレ受賞作品やレリーフ、有名なモンローチェア（ハイバック、ローバック）、加えて本展の目玉でもある倉俣史朗さんデザインの大きなテーブル、椅子、鏡などが所狭しと置かれ、画廊は足の踏み場もない工場か倉庫さん状態。

企画展のないときはめったに来客の無いときの忘れものですが、なぜかこういうときに限って遠来のお客様が次々と・・・・
丹波篠山から車椅子の奥様を伴って来廊された方、札幌から安藤忠雄先生の版画をご覧になりに来た写真家、瑛九の資料を見に来た大学院生、終了したドメニコ・ベッリ展の作品を買いにこられたご夫婦、etc.,　座る椅子も出せない状態で、皆さん驚かれたことでしょう。

本以外の出品リストと価格表は既にホームページに掲載しています。
本についてもなるべく早く画像を掲載できるようにしましょう。
ぜひ「イソザキワールド」をお楽しみください。
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから