さる12月19日17時より、細江英公先生をお招きしてギャラリートークを開催いたしました。今回も多数のお申込みをいただいたため、すべての皆様にご来場いただくことができず申し訳ございませんでした。
ギャラリートークは、まず細江先生が参加者の写真を撮ることから始まりました。細江先生に写真を撮られるのはいささか緊張しますが、これでなごやかな雰囲気となりました。
お話は、イタリアのルッカで開催された「ディジタル・フォト・フェスティバル」での展示のことから。
今年の「マスターフォトグラファー」に選ばれて、15世紀の貴族の館に、「鎌鼬」をはじめ、「薔薇刑」や「胡蝶の夢」などの連作を絵巻物にして展示し、それが館の内装と意外に調和したということ。このディジタル・フォト・フェスティバルでは、ポートフォリオレビューがあって、作品をギャラリストや編集者などのビュワーに見てもらって評価を受けるという場があり、そういったものの必要性があるという話のなかで、カメラ雑誌に対する苦言を呈されていました。また、写真は170年前にダゲレオタイプが出来てから、ずっと技術の進歩を取り入れて今日に至って来ており、ディジタル技術が発明された現在、それが作品に取り入れられるのは自然なことであろうということもおっしゃっていました。他にも、教育におけるビジュアルリテラシーの大切さなど1時間にわたってお話いただきました。


そのあとサイン会とパーティにうつり、たくさんの方においでいただいて、写真集も飛ぶように売れました。ありがとうございました。
細江英公 Eikoh HOSOE
「鎌鼬#23, 1965」
1965年
ピグメント・アーカイバル・プリント
50.8×60.9cm
サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
◆ときの忘れものでは、「細江英公写真展 新版・鎌鼬」を前期(2009年12月15日[火]―12月26日[土])と後期(2010年1月6日[水]― 1月16日[土])にわけて開催、鎌鼬の未発表作品10点を含んだ全42点を出品しています。
年内は12月26日(土)まで営業し、新年は1月6日(水)より開廊します。
お話は、イタリアのルッカで開催された「ディジタル・フォト・フェスティバル」での展示のことから。
細江英公 Eikoh HOSOE「鎌鼬#23, 1965」
1965年
ピグメント・アーカイバル・プリント
50.8×60.9cm
サインあり
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◆ときの忘れものでは、「細江英公写真展 新版・鎌鼬」を前期(2009年12月15日[火]―12月26日[土])と後期(2010年1月6日[水]― 1月16日[土])にわけて開催、鎌鼬の未発表作品10点を含んだ全42点を出品しています。年内は12月26日(土)まで営業し、新年は1月6日(水)より開廊します。
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