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<<ギャラリーときの忘れものだより>>
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ニキ・ド・サンファル版画と松本路子写真展」には多くの方にご来廊いただきありがとうございました。ニキのカラフルで自由な作品と松本先生の捉えたニキの魅力を堪能していただけたと思います。
次週6月1日からは、「ウルトラバロック 尾形一郎 尾形優写真展」を開催いたします。キリスト教とメキシコの土着の文化が混じりあって生まれた「ウルトラバロック」、その小宇宙を捉えた写真作品29点をご覧いただきます。今回新たにライトジェットでプリントした作品は、作家をしてアナログより精細だと言わしめたクオリティです。ライトジェットプリントは、1月の植田実作品と同様に、エディション番号が進むにしたがって価格がステップアップします。作品リストはホームページでご覧になれます。お申し込みはお早めに!
6月5日(土)17時から、作家である尾形一郎、尾形優両氏と金子隆一氏(東京都写真美術館専門調査員)によるギャラリートークを開催します。(要予約、参加費1,000円、ワンドリンクつき)こちらもお早めにメール、またはお電話でお申し込みください。詳しくはホームページをご覧ください。
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<<今週の話題~古屋誠一展>>
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いま東京都写真美術館では「古屋誠一 メモワール.」展が開催されています。1950年生まれの古屋は、東京写真短大(現東京工芸大)を卒業後、1973年にヨーロッパへ渡り、1987年以降はオーストリアのグラーツを拠点に活動しています。今回の展覧会は、1989年より発表し続けている「メモワール」シリーズの集大成として130点の作品を展示しています。今回でそれを一区切りとするためにタイトルの最後に「.」が付けてあります。展示は、1985年に自ら命を絶った妻クリスチーネの遺影を撮った写真から始まります。作品は、いくつかのシリーズに分けられていますが、やはり、クリスチーネのシリーズがもっとも胸に迫ります。カメラを見つめる目にはいろいろな表情があり、そしてその結果を最初に見て知っているだけに、単なる1枚の写真ではなくなります。身近なものとの関係をあらためて考えさせられる展覧会です。7月19日までです。
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<<今週のオークションから>>
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◎木村茂 銅版詩画集「花のメルヘンI」銅版7点入り1977年
◎ホアン・ミロ画集 Joan Miro 1956
◎古賀春江詩画集「牛を焚く」初版、函、帯
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◆ペシャワール会支援チャリティー・オークション!
http://search.auctions.yahoo.co.jp/search/auc?p=%CB%BA%A1%FA%A1%A1%A5%DA%A5%B7
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ペシャワール会支援のためのチャリティー・オークションも4年目を迎えました。今後も引き続き行いますので、趣旨をご理解いただき、コレクションをしつつ、支援活動ができるというチャリティー・オークションにご協力くださいますようお願い申し上げます。ぺシャワール会は、1983年9月、中村哲医師のパキスタン北西辺境州ならびにアフガニスタンでの医療活動を支援する目的で結成されました。2000年夏からは戦乱についで今世紀最悪の干ばつに見舞われたアフガニスタンの村々で約1,000カ所以上の水源(井戸、カレーズ)確保作業を継続しています。その活動の支援として、2006年1月から毎週、コレクション作品を継続してヤフーオークションに提供します。落札者の方には、落札供w)�煌zの全額を「ぺシャワール会」の郵便振替口座に振り込んでいただきます。目標は、1,000万円です!どうぞご協力よろしくお願いいたします。
★先週ご協力いただいた金額  3,500円 
★目標まであと 9,620,694円 ご協力よろしくお願いいたします!