小野隆生「夏の日の影の断片」(三点セット)1991年 ボードに油彩テンペラ
サイズ:帽子 14.0x38.5cm
ベレッタ 25.5x31.0cm
靴 22.5x42.5cm
サインあり
この作品は、帽子と拳銃(ベレッタ)と靴の三点セットですが、1991年の個展で発表されたときは帽子と靴の二点セットでした。それに後から拳銃が加えられて三点になったようです。この三つのモチーフは、小野隆生の作品に繰り返し出てきます。小野先生は、ひじょうに身だしなみに気を使う方で、特に靴はいつもピカピカですし、帽子を被った姿はダンディで、着こなしが自然でいやみがありません。それだけ、身に付けるものへのこだわりがあり、それらは、単にその物であるだけでなく、それらを身に付ける人物のポートレートでもあるのです。また、拳銃は、他の人との関係性を物語るものとして存在しているのではないかと思われます。1990年代に集中して制作された切り抜きボードの連作の初期作品です。この機会にコレクションにお加えください。
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
コメント