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<<ギャラリーときの忘れものだより>>
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「Tricolore2010-君島彩子・若宮綾子・渡辺貴子」展は31日[土]まで開催中です。24日にはキュレーションをお願いした和光大学教授の三上豊さんと三名の作家の皆さんをお招きしてギャラリートークを行いました。三上先生は、いわゆるホワイトキューブではないときの忘れものの展示スペースを、いつもとは違った空間にしたいとおっしゃっていましたが、果たしてその結果はいかがでしょうか。皆さんの目でお確かめください。三名の作品は、見るとどれもどのようにして作られるのか聞きたくなります。そして、作家の皆さんは、聞かれるたびに丁寧に説明してくださいます。そのため、今回三名ともここで初めて会ったのですが、いまや、お互いに他の二人の作品の説明ができるまでになっています。三者三様の表現をお楽しみください。
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<<今週の話題~「オノデラユキ展」 >>
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7月27日より9月26日まで東京都写真美術館で「オノデラユキ 写真の迷宮へ」展が開催されています。オノデラさんは、1962年生まれ、1993年以降、パリで制作を続けていて、個展のたびに新しいテーマの作品を発表し、その視点のユニークさには毎回驚かされます。今回の展示では、1990年代の「古着のポートレート」のシリーズから、最も新しい「12 Speed」まで9つのシリーズ、60点を見ることが出来ます。「古着のポートレート」に使用されている古着は、クリスチャン・ボルタンスキーが彼の個展で大量死の象徴としたものを買ってきて、それらを個の状態に戻してポートレートとしたのです。「Roma-Roma」という連作は、スウェーデンとスペインにある二つのローマという名前の町を、ステレオカメラの片側を塞いでそれぞれの町を撮り、結果的に二つの町が風景がひとつの印画紙の上に隣り合って並ぶというもので、実はそれは彩色されていて往時の観光土産の写真の体裁となっています。これは、自家製の観光土産なのです。このようにひとつひとつ全く異なったテーマの作品は、見るものをまさに迷宮へ誘ってくれます。
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<<今週のオークションから>>
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◎竹屋洋紙店「手漉和紙」限定1000部 棟方志功
◎木村仲久 「富士秀景 」1989年
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◆ペシャワール会支援チャリティー・オークション!
http://rd.auction.yahoo.co.jp/snl/10072800172005
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ペシャワール会支援のためのチャリティー・オークションも4年目を迎えました。今後も引き続き行いますので、趣旨をご理解いただき、コレクションをしつつ、支援活動ができるというチャリティー・オークションにご協力くださいますようお願い申し上げます。ぺシャワール会は、1983年9月、中村哲医師のパキスタン北西辺境州ならびにアフガニスタンでの医療活動を支援する目的で結成されました。2000年夏からは戦乱についで今世紀最悪の干ばつに見舞われたアフガニスタンの村々で約1,000カ所以上の水源(井戸、カレーズ)確保作業を継続しています。その活動の支援として、2006年1月から毎週、コレクション作品を継続してヤフーオークションに提供します。落札者の方には、落札金額の全額を「ぺシャワール会」の郵便 替口座に振り込んでいただきます。目標は、1,000万円です!どうぞご協力よろしくお願いいたします。
★先週ご協力いただいた金額 5,000円
★目標まであと 9,591,054円 ご協力よろしくお願いいたします!
<<ギャラリーときの忘れものだより>>
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「Tricolore2010-君島彩子・若宮綾子・渡辺貴子」展は31日[土]まで開催中です。24日にはキュレーションをお願いした和光大学教授の三上豊さんと三名の作家の皆さんをお招きしてギャラリートークを行いました。三上先生は、いわゆるホワイトキューブではないときの忘れものの展示スペースを、いつもとは違った空間にしたいとおっしゃっていましたが、果たしてその結果はいかがでしょうか。皆さんの目でお確かめください。三名の作品は、見るとどれもどのようにして作られるのか聞きたくなります。そして、作家の皆さんは、聞かれるたびに丁寧に説明してくださいます。そのため、今回三名ともここで初めて会ったのですが、いまや、お互いに他の二人の作品の説明ができるまでになっています。三者三様の表現をお楽しみください。
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<<今週の話題~「オノデラユキ展」 >>
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7月27日より9月26日まで東京都写真美術館で「オノデラユキ 写真の迷宮へ」展が開催されています。オノデラさんは、1962年生まれ、1993年以降、パリで制作を続けていて、個展のたびに新しいテーマの作品を発表し、その視点のユニークさには毎回驚かされます。今回の展示では、1990年代の「古着のポートレート」のシリーズから、最も新しい「12 Speed」まで9つのシリーズ、60点を見ることが出来ます。「古着のポートレート」に使用されている古着は、クリスチャン・ボルタンスキーが彼の個展で大量死の象徴としたものを買ってきて、それらを個の状態に戻してポートレートとしたのです。「Roma-Roma」という連作は、スウェーデンとスペインにある二つのローマという名前の町を、ステレオカメラの片側を塞いでそれぞれの町を撮り、結果的に二つの町が風景がひとつの印画紙の上に隣り合って並ぶというもので、実はそれは彩色されていて往時の観光土産の写真の体裁となっています。これは、自家製の観光土産なのです。このようにひとつひとつ全く異なったテーマの作品は、見るものをまさに迷宮へ誘ってくれます。
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<<今週のオークションから>>
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◎竹屋洋紙店「手漉和紙」限定1000部 棟方志功
◎木村仲久 「富士秀景 」1989年
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◆ペシャワール会支援チャリティー・オークション!
http://rd.auction.yahoo.co.jp/snl/10072800172005
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ペシャワール会支援のためのチャリティー・オークションも4年目を迎えました。今後も引き続き行いますので、趣旨をご理解いただき、コレクションをしつつ、支援活動ができるというチャリティー・オークションにご協力くださいますようお願い申し上げます。ぺシャワール会は、1983年9月、中村哲医師のパキスタン北西辺境州ならびにアフガニスタンでの医療活動を支援する目的で結成されました。2000年夏からは戦乱についで今世紀最悪の干ばつに見舞われたアフガニスタンの村々で約1,000カ所以上の水源(井戸、カレーズ)確保作業を継続しています。その活動の支援として、2006年1月から毎週、コレクション作品を継続してヤフーオークションに提供します。落札者の方には、落札金額の全額を「ぺシャワール会」の郵便 替口座に振り込んでいただきます。目標は、1,000万円です!どうぞご協力よろしくお願いいたします。
★先週ご協力いただいた金額 5,000円
★目標まであと 9,591,054円 ご協力よろしくお願いいたします!
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