さすがジョック・スタージス!
初日のドアが開くや否や飛び込んでこられたのは女性お二人、お茶を出すひまもあらばこそ、次から次へと来廊者があとを絶たない。
2007年8月に最初のジョック・スタージス写真展を開催したときに記録した30点の売上げは、今年1月の「植田実写真展」で41点が売れるまで、ときの忘れものの最高売上げ点数でした。
今回もめざせ完売! 写真担当の三浦ががんばっておりますので、どうぞ皆さん、スタージスさんの新作を安いうちに(スタージスさんの写真の価格は、エディションによって段々高くなるステップアップ方式です)、ぜひコレクションに加えてください。
というわけで、珍しく千客万来の毎日ですが、コレクターのSさん(本業はお医者さん)にお会いできたのも嬉しいことでした。
5月にSさんから
「この度 長年のアートに対する想いを、自らアートを発信する場という形で、洗足池病院付属「ギャラリー 古今」を設けました。これまでは、特に広報的な活動はせず、展示は主に患者様を対象としておりました。
今回より多くの方々に古今について知って頂くため、改めて一般の方を対象として、開廊展を行なう運びとなりました。」
というご案内をいただいていたのですが、忙しさに追われ、まだお訪ねしていませんでした。
近年、現代美術のコレクターが自宅にギャラリーを開いたり、画廊や美術館でコレクション展を開くことがさかんになってきたようです。
のちほどご紹介したいと思っていますが、広尾に今春オープンした「1223現代絵画」もコレクターがつくった小美術館(入場料500円)です。
Sさんのつくったギャラリー「古今」は開廊展に続いて菅木志雄展を開催しています。
もう会期も明日までなのですが、今後も現代美術の企画展を計画されているということですので、ご紹介させていただきます。
《菅 木志雄 展》-視線の奥に観えるコト-
会期:2010年7月1日(木)~8月14日(土)
水~土 午後2~6時 (日~火:お休み)
会場:洗足池病院エントランスギャラリー「古今」
〒145-0064東京都大田区上池台2-32-7洗足池病院内
東急池上線洗足池駅から徒歩1分
http://www.senzokuikeHP.com/cocon/
以下は、ホームページに書かれたSさんのメッセージです。
古今は、洗足池病院のエントランスに併設されたギャラリーです。
当院では、アート・イン・ホスピタル を患者様のみならず、広く一般の方々をも対象として、美術を展示することで新たな可能性を探っていきます。
それは、健康とは単に病気でないというだけではなく、身体的にも精神的にもかつ社会的にも快適な状態を意味する(世界保健機関 WHO)という考えから発しています。
これは個人が社会の中で快適に適応している状態ということであり、その観点から洗足池病院における古今が、患者様さらに一般の方々にとっても、ユニークな病院のかつ意義ある存在になることを目指しています。
ギャラリーでは、仏教美術と現代美術を主要なものとして展示しています。
時間軸で捉えるならば、最も古い時代と最も新しい時代、両極にある美術と言えましょう。
古い作品には神や何者かに対する畏敬の念が刻まれ、新しい作品には作者のやむにやまれぬ衝動が作品を造る源になっています。前者は時間というふるいにかけられ、また後者には未知なる新しい美がそこに内包されています。
ここでは、それらの美術を一つの空間に展示し、さらに病院という環境の中で、固有な場の在り方を追求していきます。
********************
以下にご紹介するのは、ときの忘れもののコレクションから、菅さんの版画作品です。
菅木志雄「作品1」
1981年 シルクスクリーン
作品サイズ:50x65cm
限定100部
裏に自筆のペンサイン
菅木志雄「作品2」
1981年 シルクスクリーン
作品サイズ:50x65cm
限定100部
裏に自筆のペンサイン
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
■菅木志雄(すが きしお) 1944年岩手県盛岡市生まれ。 1968年、多摩美術大学絵画科卒業。在学中1967年には、第11回シェル美術賞を受賞。最近の大規模な個展では「揺らぐ体空 菅木志雄インスタレーション」(岩手県立美術館、2005年)、「菅木志雄---スタンス」(横浜美術館、1999年)、などの他、1968年の初個展から現在に至る40年近いキャリアの中で、数多くの展覧会に出展。国際的にも活躍の場を広げ、1978年には第38回ヴェネチア・ビエンナーレに出展。以降イタリアや韓国などでも多数の展覧会を行い、また数々の国際ビエンナーレにも参加している。
初日のドアが開くや否や飛び込んでこられたのは女性お二人、お茶を出すひまもあらばこそ、次から次へと来廊者があとを絶たない。
2007年8月に最初のジョック・スタージス写真展を開催したときに記録した30点の売上げは、今年1月の「植田実写真展」で41点が売れるまで、ときの忘れものの最高売上げ点数でした。
今回もめざせ完売! 写真担当の三浦ががんばっておりますので、どうぞ皆さん、スタージスさんの新作を安いうちに(スタージスさんの写真の価格は、エディションによって段々高くなるステップアップ方式です)、ぜひコレクションに加えてください。
というわけで、珍しく千客万来の毎日ですが、コレクターのSさん(本業はお医者さん)にお会いできたのも嬉しいことでした。
5月にSさんから
「この度 長年のアートに対する想いを、自らアートを発信する場という形で、洗足池病院付属「ギャラリー 古今」を設けました。これまでは、特に広報的な活動はせず、展示は主に患者様を対象としておりました。
今回より多くの方々に古今について知って頂くため、改めて一般の方を対象として、開廊展を行なう運びとなりました。」
というご案内をいただいていたのですが、忙しさに追われ、まだお訪ねしていませんでした。
近年、現代美術のコレクターが自宅にギャラリーを開いたり、画廊や美術館でコレクション展を開くことがさかんになってきたようです。
のちほどご紹介したいと思っていますが、広尾に今春オープンした「1223現代絵画」もコレクターがつくった小美術館(入場料500円)です。
Sさんのつくったギャラリー「古今」は開廊展に続いて菅木志雄展を開催しています。
もう会期も明日までなのですが、今後も現代美術の企画展を計画されているということですので、ご紹介させていただきます。
《菅 木志雄 展》-視線の奥に観えるコト-
会期:2010年7月1日(木)~8月14日(土)
水~土 午後2~6時 (日~火:お休み)
会場:洗足池病院エントランスギャラリー「古今」
〒145-0064東京都大田区上池台2-32-7洗足池病院内
東急池上線洗足池駅から徒歩1分
http://www.senzokuikeHP.com/cocon/
以下は、ホームページに書かれたSさんのメッセージです。
古今は、洗足池病院のエントランスに併設されたギャラリーです。
当院では、アート・イン・ホスピタル を患者様のみならず、広く一般の方々をも対象として、美術を展示することで新たな可能性を探っていきます。
それは、健康とは単に病気でないというだけではなく、身体的にも精神的にもかつ社会的にも快適な状態を意味する(世界保健機関 WHO)という考えから発しています。
これは個人が社会の中で快適に適応している状態ということであり、その観点から洗足池病院における古今が、患者様さらに一般の方々にとっても、ユニークな病院のかつ意義ある存在になることを目指しています。
ギャラリーでは、仏教美術と現代美術を主要なものとして展示しています。
時間軸で捉えるならば、最も古い時代と最も新しい時代、両極にある美術と言えましょう。
古い作品には神や何者かに対する畏敬の念が刻まれ、新しい作品には作者のやむにやまれぬ衝動が作品を造る源になっています。前者は時間というふるいにかけられ、また後者には未知なる新しい美がそこに内包されています。
ここでは、それらの美術を一つの空間に展示し、さらに病院という環境の中で、固有な場の在り方を追求していきます。
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以下にご紹介するのは、ときの忘れもののコレクションから、菅さんの版画作品です。
菅木志雄「作品1」1981年 シルクスクリーン
作品サイズ:50x65cm
限定100部
裏に自筆のペンサイン
菅木志雄「作品2」1981年 シルクスクリーン
作品サイズ:50x65cm
限定100部
裏に自筆のペンサイン
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
■菅木志雄(すが きしお) 1944年岩手県盛岡市生まれ。 1968年、多摩美術大学絵画科卒業。在学中1967年には、第11回シェル美術賞を受賞。最近の大規模な個展では「揺らぐ体空 菅木志雄インスタレーション」(岩手県立美術館、2005年)、「菅木志雄---スタンス」(横浜美術館、1999年)、などの他、1968年の初個展から現在に至る40年近いキャリアの中で、数多くの展覧会に出展。国際的にも活躍の場を広げ、1978年には第38回ヴェネチア・ビエンナーレに出展。以降イタリアや韓国などでも多数の展覧会を行い、また数々の国際ビエンナーレにも参加している。
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