東京・吉祥寺にある武蔵野市立吉祥寺美術館でいま「草間彌生展 ワタシというナニモノかへの問い」が開催されています。
20100918草間彌生展 表20100918草間彌生展 裏

草間彌生展 ワタシというナニモノかへの問い
会期=9月18日(土)~11月7日(日) 10/27(水)は休館
会場=武蔵野市立吉祥寺美術館
入館料=100円(ただし、小学生以下・65歳以上・障害者の方は無料)

講演会「草間彌生版画の身体感覚」
講師: 綿貫不二夫(画廊「ときの忘れもの」ディレクター)
日時: 平成22年10月23日(土) 午後2時~3時30分
会場: 武蔵野商工会議所4階 市民会議室ゼロワンホール(美術館より徒歩1分)
定員: 90名(予約制、電話:0422-22-0385、または直接来館にて受付)
入場: 無料 ただし美術館入館券が必要

ちょっと場違いな感じがしないでもないのですが、23日に亭主が講演をすることになりました。
当初、担当学芸員Aさんからの依頼状には<草間版画を扱う先駆となった綿貫様に、草間版画の魅力や特徴をご講演いただきた>いとあり、何でも勝手におしゃべりくださいということだったので、ついうかうかと引き受けてしまった。
確かに、草間彌生先生のかぼちゃや帽子、ネットなどの版画を亭主が最初にエディションしたのは今から28年前の1982年だったから、早いといえば早い(早すぎたおかげで全く売れませんでした)。
2005年に阿部出版から刊行された『草間彌生全版画集』には、1979年の「靴をはいて野にゆこう」から始まって、2004年の「夜に読む本E」まで341点の版画作品が収録されています。
うち亭主が版元となってエディションした作品は22点。制作にまつわる諸々のエピソード、発表(販売)について少なからぬ思い出はあります。

ところが発表された演題は「草間彌生版画の身体感覚」!!
えっ、それどういう意味? とてもそんな難しいことはしゃべれません。
何をしゃべったらいいのか実は全く考えていないのですが、もし酔狂にもお聞きくださる方がいらっしゃいましたら、どうぞ講演ではなく「漫談」だと思ってください。

せっかくですから、ときの忘れものの在庫から草間彌生先生の版画のいくつかをご紹介しましょう。ご注文はお早めに。
草間彌生MBoxA草間彌生MIRROR BOX Type A(赤)」 
2001年 アクリル+シルクスクリーン
16.2×14.0×14.0cm  Ed.280
サインあり

版画掌誌03草間彌生かぼちゃ草間彌生「南瓜
2000年  シルクスクリーン・コラージュ
27.0×21.0cm  Ed.135
サインあり

草間彌生「レモンスカッシュ」草間彌生「レモンスカッシュ
2000年 シルクスクリーン・和紙
27.0×21.0cm  Ed.35
サインあり

草間彌生「無限の網」草間彌生「無限の網」
2000年  ミラーフィルムにシルクスクリーン
27.0×21.0cm Ed.35
サインあり

草間彌生「WOMAN」草間彌生「WOMAN
2006年 Screenprint 76.0×56.0cm Ed.120 
signed

草間彌生「空を飛ぶ目」草間彌生「空を飛ぶ目
2006年 Screenprint 76.0×56.0cm Ed.120
signed

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