明日12月4日［土］と5日[日]の2日間「The Gift あなたへ、わたしへ」を開催します。
昨日までてんやわんやで展示作業でした。当初50点の予定が74点に増えたので、今までになくぎっしりの展示にならざるを得ませんでした。
もうひとつある壁面には写真作品を展示するのですが、まだ額装の準備が終わらず、ご覧にいれられません。明日までには何とかしませんと・・・・







油彩やドローイングには１万円から、お買い得なものが多くありますので、ぜひご来廊のうえお選びください。
遠方の方からは問合せをたくさんいただいていますが、どうしても有名作家に偏りがちです。有名でなくとも質が高く、本当にお買い得な作品が忘れられているようです。

ご紹介するのはジェラール・ティテュス＝カルメル　Gerard TITUS-CARMEL

「四季の抜粋と断片　夏の素描 IV」
1990年 紙・木炭・鉛筆・墨・淡彩 　109ｘ80.3cm signed 額付

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カルメルは1942年、パリの生まれ。結び目や箱をテ－マとした緻密な銅版画や素描で早くから注目をめ、 パリの国立ポンピドゥセンタ－やニュ－ヨ－ク近代美術館にも作品が収集されています。
1960年後半より1970年代にかけて南フランスに新しい美術運動として台頭したシュポール・シュルファスのアーティストのひとりです。
この仲間には、たとえばクロード・ヴィアラ、ルイ・カーヌ、ジャン＝ピエール・パンスマン、ダニエル・ドゥズーズらがいます。
版画を多く制作していますが、近年は油彩やドローイングも手がけ堅牢な構造に奥行きのある流動的な空間を表現した作品を発表しています。