先週、細江英公展のギャリートークにお招きした大竹昭子さんから4月3日に開催するイベントのご案内をいただいたので、ご紹介します。


みなさま
桜が開きはじめました。
例年のように浮き浮きした気持ちにはなれないものの、自然の変化には心をなぐさめられますね。（それにしても石原都知事の花見禁止令。戦時中を思い出すようでおそろしい！）
先週の「ことばのポトラック」は、こうした自粛ムードによる心の萎縮を解き放ちたいという思いがあっていたしましたが、蓋とれて気持ちが流れはじめた言葉を、参加者と出演者の双方からいただき、開催できたことをよろこびました。
予約がすぐに埋まってしまい、多くの方にお断りしなければならなかったことを、お詫びもうしあげます。
イベントの全容は、4月10日と17日の２週に渡って東京FM「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」で放送されます（詳細はwebカタリココへ）。
また「ことばのポトラック」は、今後、出演者の方々にバトンタッチして１年間もつづけるつもりですので、こちらについても、今後、webカタリココをフォローください。

さて、次の日曜日は青山ブックセンターで「東京をフィールドワークする」というブックフェアにあわせてトークショーがおこなわれます。
出演者は、ランドスケープ・アーキテクトの石川初さん、東京の隅々を知り抜いている都築響一さん、そして私の３人。
地震前に決まっていたイベントですが、こうなったいまでは地震がなかったかのごとくには話せないので、スタートは地震体験。
そこから東京の地形に展開します。
今回の震災でだれもが地形に関心を高めていることと思いますが、書店のある青山はどんなかたちの台地に乗っているのか、その先の渋谷駅周辺の谷間はどうなっているかなど、画像を参照しながら語りあいます。
また東京を東と西、南と北というように区分けした場合に浮き彫りになる特徴についても取りあげる予定。
ここは都築さんの独壇場になりそうです！

折しもこの日から１年間、毎日新聞日曜版で東京の地形を歩く「日和下駄とスニーカー」という連載を、写真とへたくそな地図付きではじめます。
最初は気になっていた放射能ですが、いまはもう歩けるかぎりは歩きまくって東京の起伏を足の裏に刻みつけよう、という気構えですので、同感！という方、ぜひご参加ください。

2011年4月3日（日）午後6時～7時半
青山ブックセンター本店
http://www.aoyamabc.co.jp/event/tokyo-filedwork/

大竹 昭子
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