余震が続いています。
原発も情報不足で先が見えません。
昨日、東北のお客様にあるお願いをして現金書留を送りました。郵便局に行って驚いたのですが現金書留用の封筒が品切れでたった一通もない! この大震災でいかに多くの人たちが被災地の人たちに心を寄せているかが、このこと一つとってもわかります。
さて、現金書留の理由です。
来週19日から「野田英夫遺作展」を開催します。
東京国立近代美術館の大谷省吾さんにブログで「野田英夫展によせて」と題するエッセイを4回連載でお願いしました。第一回は昨日12日に掲載しましたので、ぜひお読みください。
亭主にとって野田英夫は特別の作家でもありますが、はからずもこういう時期に、遺作展を実現できたことには何か考えさせるものがあります。
オープニングはしませんが、大谷さんの感じた「違和感」に触発され、4月27日(水)の夕方17時半から、「東北のお酒と肴、そしてお菓子をいただく会」をささやかに開催します。
会費は1000円。ゲストなし、テーマなし、80年前の野田作品を見ながら、静かに語り合う会になればと思います。
そのために、どうしても東北でお買い物をしたかった。新幹線で行こうかとも考えたのですが、この余震。ご無事の確認されたお客様数人に、地元のお酒、肴、お菓子を買って送ってくださいと頼んだ次第です。貧者の一灯ですが消費こそが復興の第一歩です。
第6回写真を買おう!! ときの忘れものフォトビューイング
6回目を迎える「写真を買おう!!ときの忘れものフォトビューイング」は、写真家・内藤さゆりさんをゲストにお迎えして、作品を作家自身のトークとともに御覧いただきます。
第6回写真を買おう!!ときの忘れものフォトビューイング」
日時:2011年5月13日(金)19時~20時
ゲスト:内藤さゆり(写真家)
ホスト:原茂(コレクター)
参加費:1,000円/参加ご希望の方は、電話またはメールにてお申し込み下さい。
Tel.03-3470-2631/Mail.info@tokinowasuremono.com
内藤さんは、3年間のカメラマン事務所でのアシスタントを経て、2001年にフリーランスの写真家となり、主に風景を、その場所、その時の空気を大切に表現する作家です。2009年に上梓した『4月25日橋』(冬青社)は、2007年にポルトガル・リスボンの風景を撮った作品をまとめた写真集です。そこに人影はありません。しかし、その写真からは、そこに暮らす人たちの息遣いや足音が聞こえてきます。この写真集が評価されて、同年12月から東京都写真美術館で開催された「日本の新進作家展Vol.8 出発-6人のアーティストによる旅」の出品作家に選ばれ、『4月25日橋』のシリーズを出品し、作品が同館に収蔵されました。
今回のフォトビューイングでも、この『4月25日橋』からの作品を中心に、近作を交えて出品していただきます。ファーストコレクションサイズとして、17cm角の特別サイズのプリントを用意していただき、21,000円(マット付)で提供していただく予定です。どうぞご期待ください。
内藤さゆり
1978年広島県生まれ。2001年より、フリーランスの写真家として活動開始。
2005年コニカミノルタ主催フォトプレミオに入選。
2009年、ポルトガル・リスボンの日常の風景を中心とした写真集『4月25日橋』を発表。同年、パリ日本文化会館と東京都写真美術館 『日本の新進作家展 Vol.8 旅』にて『4月25日橋』の展示をした。
2010年6月より、日本ポルトガル修好通商条約150年の文化交流事業として、ポルトガル・レイリア市で展示。メキシコへも巡回予定。
主な個展
2009年 『4月25日橋』 Roonee 247 Photography (東京)
2007年 『Polymorphic Card』キャノンギャラリー (東京・名古屋・仙台・大阪)
2006年 『多摩川日和』コニカミノルタプラザ (東京)
主なグループ展
2010年 『Viagem』レイリア市立ギャラリー (ポルトガル・レイリア)
2009年 『日本の新進作家展』東京都写真美術館 (東京)
2009年 『VOYAGE』パリ日本文化会館 (パリ)
出版物
2009年 図録『VOYAGE』東京都写真美術館 (講談社)
2009年 写真集『4月25日橋』(冬青社)
受賞
2005年 コニカミノルタ主催フォトプレミオ入選
収蔵
東京都写真美術館
下記に掲載のプリントは、全て作家本人により作成されています。各プリントは、半永久的な色彩を保つ所蔵要件を満たす為に、100%コットンのアーカイバル用紙にプリントされています。
内藤さゆり
「4月25日橋(1)」
2007年 インクジェットプリント
17.0x17.0cm
Ed.3 signed
内藤さゆり
「4月25日橋(2)」
2007年 インクジェットプリント
17.0x17.0cm
Ed.3 signed
内藤さゆり
「4月25日橋(3)」
2007年 インクジェットプリント
17.0x17.0cm
Ed.3 signed
内藤さゆり
「4月25日橋(4)」
2007年 インクジェットプリント
17.0x17.0cm
Ed.3 signed
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原発も情報不足で先が見えません。
昨日、東北のお客様にあるお願いをして現金書留を送りました。郵便局に行って驚いたのですが現金書留用の封筒が品切れでたった一通もない! この大震災でいかに多くの人たちが被災地の人たちに心を寄せているかが、このこと一つとってもわかります。
さて、現金書留の理由です。
来週19日から「野田英夫遺作展」を開催します。
東京国立近代美術館の大谷省吾さんにブログで「野田英夫展によせて」と題するエッセイを4回連載でお願いしました。第一回は昨日12日に掲載しましたので、ぜひお読みください。
亭主にとって野田英夫は特別の作家でもありますが、はからずもこういう時期に、遺作展を実現できたことには何か考えさせるものがあります。
オープニングはしませんが、大谷さんの感じた「違和感」に触発され、4月27日(水)の夕方17時半から、「東北のお酒と肴、そしてお菓子をいただく会」をささやかに開催します。
会費は1000円。ゲストなし、テーマなし、80年前の野田作品を見ながら、静かに語り合う会になればと思います。
そのために、どうしても東北でお買い物をしたかった。新幹線で行こうかとも考えたのですが、この余震。ご無事の確認されたお客様数人に、地元のお酒、肴、お菓子を買って送ってくださいと頼んだ次第です。貧者の一灯ですが消費こそが復興の第一歩です。
第6回写真を買おう!! ときの忘れものフォトビューイング
6回目を迎える「写真を買おう!!ときの忘れものフォトビューイング」は、写真家・内藤さゆりさんをゲストにお迎えして、作品を作家自身のトークとともに御覧いただきます。
第6回写真を買おう!!ときの忘れものフォトビューイング」
日時:2011年5月13日(金)19時~20時
ゲスト:内藤さゆり(写真家)
ホスト:原茂(コレクター)
参加費:1,000円/参加ご希望の方は、電話またはメールにてお申し込み下さい。
Tel.03-3470-2631/Mail.info@tokinowasuremono.com
内藤さんは、3年間のカメラマン事務所でのアシスタントを経て、2001年にフリーランスの写真家となり、主に風景を、その場所、その時の空気を大切に表現する作家です。2009年に上梓した『4月25日橋』(冬青社)は、2007年にポルトガル・リスボンの風景を撮った作品をまとめた写真集です。そこに人影はありません。しかし、その写真からは、そこに暮らす人たちの息遣いや足音が聞こえてきます。この写真集が評価されて、同年12月から東京都写真美術館で開催された「日本の新進作家展Vol.8 出発-6人のアーティストによる旅」の出品作家に選ばれ、『4月25日橋』のシリーズを出品し、作品が同館に収蔵されました。
今回のフォトビューイングでも、この『4月25日橋』からの作品を中心に、近作を交えて出品していただきます。ファーストコレクションサイズとして、17cm角の特別サイズのプリントを用意していただき、21,000円(マット付)で提供していただく予定です。どうぞご期待ください。
内藤さゆり
1978年広島県生まれ。2001年より、フリーランスの写真家として活動開始。
2005年コニカミノルタ主催フォトプレミオに入選。
2009年、ポルトガル・リスボンの日常の風景を中心とした写真集『4月25日橋』を発表。同年、パリ日本文化会館と東京都写真美術館 『日本の新進作家展 Vol.8 旅』にて『4月25日橋』の展示をした。
2010年6月より、日本ポルトガル修好通商条約150年の文化交流事業として、ポルトガル・レイリア市で展示。メキシコへも巡回予定。
主な個展
2009年 『4月25日橋』 Roonee 247 Photography (東京)
2007年 『Polymorphic Card』キャノンギャラリー (東京・名古屋・仙台・大阪)
2006年 『多摩川日和』コニカミノルタプラザ (東京)
主なグループ展
2010年 『Viagem』レイリア市立ギャラリー (ポルトガル・レイリア)
2009年 『日本の新進作家展』東京都写真美術館 (東京)
2009年 『VOYAGE』パリ日本文化会館 (パリ)
出版物
2009年 図録『VOYAGE』東京都写真美術館 (講談社)
2009年 写真集『4月25日橋』(冬青社)
受賞
2005年 コニカミノルタ主催フォトプレミオ入選
収蔵
東京都写真美術館
下記に掲載のプリントは、全て作家本人により作成されています。各プリントは、半永久的な色彩を保つ所蔵要件を満たす為に、100%コットンのアーカイバル用紙にプリントされています。
内藤さゆり「4月25日橋(1)」
2007年 インクジェットプリント
17.0x17.0cm
Ed.3 signed
内藤さゆり「4月25日橋(2)」
2007年 インクジェットプリント
17.0x17.0cm
Ed.3 signed
内藤さゆり「4月25日橋(3)」
2007年 インクジェットプリント
17.0x17.0cm
Ed.3 signed
内藤さゆり「4月25日橋(4)」
2007年 インクジェットプリント
17.0x17.0cm
Ed.3 signed
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