ただいま「ナミビア:室内の砂丘 尾形一郎 尾形優写真展」を銀座と青山の二会場で同時開催しています。
本日(日曜)は青山・ときの忘れものは開廊していますが、銀座・ギャラリーせいほうはお休みですので、ご注意ください。
亭主が店番しておりますので、どうぞ皆さん青山にお出かけください。

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ご案内が遅れてしまったのですが、磯崎新先生たちによる【第179回新宿セミナー@Kinokuniya】シンポジウム『震災・原発と新たな社会運動』が本日開催されます。

3.11以後、社会・政治・経済など、あらゆる領域の規範と価値観が根本的な問い直しが迫られている。
現代日本を代表する各分野の理論家が、規範と価値観 の問い直しを通じて、新たなプロジェクトと社会運動の指針を探る、画期をなすシンポジウム。

●出演者
磯崎 新 (建築家)
大澤真幸 (社会学者)
山口二郎 (政治学者)
柄谷行人 (評論家)
いとうせいこう (マルチ表現者)

磯崎 新(いそざき あらた)
1931年生まれ。建築家。作品に『大分県立中央図書館』(現代アートプラザ)、『ロサンジェルス現代美術館』『深圳文化中心』ほか多数。著書に『空間へ』(鹿島出版会)、『建築における「日本的なもの」』(新潮社)、共著に『ビルディングの終わり、アーキテクチュアの始まり』(鹿島出版会)など多数。

大澤真幸(おおさわ まさち)
1958年生まれ。社会学者。著書に『量子の社会哲学』(講談社)、『生きるための自由論』(河出書房新社)、『現代宗教意識論』(弘文堂)、『正義を考える-生きずらさと向きあう社会学』(NHK出版新書)など多数。個人誌『大澤真幸THINKING「Oオー」』を毎月刊行中。

山口二郎(やまぐち じろう)
1958年生まれ。政治学者。北海道大学大学院法学研究科教授。日本政治学会理事長。著作に『戦後政治史 第三版』(岩波書店)、『ポピュリズムへの反撃』(角川oneテーマ21)、『民主党政権は何をすべきか』(岩波書店)『政権交代論』(岩波新書)など多数。

柄谷行人(からたに こうじん)
1941年生まれ。評論家。著書に『定本柄谷行人集』(岩波書店)、『近代文学の終わり-柄谷行人の現在』(インスクリプト)、『世界史の構造』(岩波書店)、共著に『柄谷行人 政治を語る』(図書新聞)など多数。

いとうせいこう
1961年生まれ。タレント。作家。著書に『豊かに実る灰』(マガジンハウス)、『ワールドアトラス』(幻冬舎文庫)、共著に『見仏記』(角川文庫)『文芸漫談 笑うブンガク入門』(集英社)など多数。

●日  時|2011年6月5日(日)14:00開演(13:30開場)
会  場|新宿・紀伊國屋ホール(紀伊國屋書店新宿本店4階)
料  金|1,000円(全席指定・税込)
主  催|紀伊國屋書店
協  力|atプラス(太田出版)、インスクリプト

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本日は私どもの開廊記念日です。
ちょうど16年前の今日、1995年6月5日に「ときの忘れもの」は開廊しました。
1985年2月に美術界を去ってから10年の月日が経っていました。
その間のことや、開廊に至る経緯については、以前「社長と瑛九」として書きました。

銅版画セレクション1/長谷川潔、難波田龍起、瑛九、駒井哲郎 
会期=1995年6月5日~ 6月18日
第1回展 白と黒の線刻 画像面

第1回展 白と黒の線刻 宛名面

開廊したその日のことは、これも以前「舟越道子さんを送る」で書いた通りですが、お客様あっての画廊です、最初のお客様・二人のFさんには今でも感謝の気持ちで一杯です。

初心を忘れずに、私達が美しいと思い、一緒に仕事をしてきた作家たちの紹介にこれからも励みたいと思います。

さて、今年もあっという間に半ばとなりました。
6月から9月にかけて内定(予定)している企画をお知らせします。

■「一日だけの植田実出版記念写真展
会期=2011年6月18日(土)
*みすず書房から「住まいの手帖」「住まいの辺境」の2冊が刊行されるのを記念して、一日だけの写真展を開催します。

■「サマーセール★美しきもの見し人は」
会期=2011年6月25日(土)、26日(日)の二日間

■「山田陽 写真展」
会期=2011年7月5日(火)ー7月16日(土)

■「クレー、カンディンスキーと恩地孝四郎」
会期=2011年7月26日(火)ー7月30日(土)

■「ART NAGOYA 2011」に出展
会期=2011年8月5日(金)ー8月7日(日)

■「ル・コルビュジエ展」
会期=2011年8月12日(金)ー8月20日(土)

■セール「裸婦は美しい」
会期=2011年9月3日(土)、4日(土)の二日間

■「第21回瑛九展/フォトデッサン型紙コレクション」
会期=2011年9月9日(金)ー9月17日(土)

■「KIAF 2011」(韓国・ソウル)に出展
会期=2011年9月21日(水)ー9月26日

こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから

◆ときの忘れものは、2011年5月30日[月]―6月11日[土]「ナミビア:室内の砂丘 尾形一郎 尾形優写真展」を銀座と青山の二会場で同時開催しています。
営業時間と休廊日が異なりますので、ご注意ください。
20年に亘って大型カメラを携え、世界の辺境に残された建築物を撮りつづけている尾形一郎と尾形優。 昨年好評を博したシリーズ〈ウルトラ・バロック〉に引き続き、今回は、アフリカ・ナミビアの砂漠に残された100年前の家々の痕跡を撮影したシリーズ〈室内の砂丘〉を発表します。
銀座・ギャラリーせいほうでは大作7点、南青山・ときの忘れものでは20点組の初のポートフォリオを出品します。
尾形展ナミビア案内状600
作家と作品については、「尾形一郎 尾形優のエッセイ」をぜひお読みください。

銀座:ギャラリーせいほう  
   東京都中央区銀座8-10-7 電話03-3573-2468
   11:00-18:00 日曜・祭日休廊
青山:ときの忘れもの  
   東京都港区南青山3-3-3 青山Cube101 電話03-3470-2631
  12:00-19:00  会期中無休