韓国ソウルのアートフェア「KIAF2011」が終了しました。
社長と尾立はKIAFに以前に出張していましたが、亭主は20数年ぶりの韓国再訪でした。
実にエネルギッシュな印象は変わりませんが、やはり国として大きな発展を遂げてきた自信のようなものがここかしこで感じられ、我が祖国の暗い雰囲気とずいぶん違うなあと実感しました。
KIAFはさすがインターナショナルを名乗るだけあり、アジアだけでなく、ヨーロッパやゲスト国オーストラリアからの出展も多く、規模から言っても日本のアートフェアとは格段の相違でした。
出品されている作品もピカソ、ミロから始まり、ウォーホル、トム・ウッセルマン、ジム・ダイン、ボテロなどのいまや古典になったものから、最先端のメディアアートまで実に多彩な内容でした。
オープニングの日に7つの銀行が営業停止に追い込まれるなど経済の激変にぶつかり、円高も加わり、何度も出ている先輩画商さんに聞くと、今年は全般的に不調のようでした。しかしドイツやオーストラリアからの出展画廊の中には大きな作品がばんばん売れたところもあり、日本勢の不振は経済の問題ばかりではなさそうです。
ときの忘れものは昨年よりは少し良かったという程度で利益を確保するまでには至りませんでした(涙)。
出展作家の中では安藤忠雄先生と草間彌生先生の注目度が高く、売り上げのほとんどはこのお二人の作品でした。
特に安藤先生の知名度が急激に高まっていることは驚きでした。
昨年秋のアートフェアに出展したテグでは、安藤忠雄設計による李禹煥美術館も計画されているとのこと。完成が楽しみです。
11月のテグのアートフェアには出展しませんが、尾形一郎・優さんの作品が招待出品となったので、プロモーションもかねて再び来韓するつもりです。
今回のソウルでは売り上げは上がりませんでしたが、収穫もありました。
一つは安藤作品を買ってくださった客の一人が某美術館のキューレーターだったこともあり、そこが計画している企画展のお手伝いを頼まれ、ついでにそこで展示されてる若い韓国作家と知り合うことができ、条件があえば日本で個展を開催できることになりました。
また、ソウルの画廊のいくつかと知り合うことができ、今後の商売につながるかもしれません。
また普段はほとんどおつきあいの無い日本の画商さんたちと一週間毎日顔を合わせ、話をすることができたことも収穫といえば言えるでしょう。
それにしても韓国の女性は美しい!
茶髪の女性に一人も会わなかったのは意外でした。日本の異質さを実感した一週間でもありました。
さて、後始末もすみ、いよいよ帰国ですが、休み間もなく明日からは「安藤忠雄展」を開催します。
どうぞ、韓国の土産話もどっさりありますので、お出かけください。
社長と尾立はKIAFに以前に出張していましたが、亭主は20数年ぶりの韓国再訪でした。
実にエネルギッシュな印象は変わりませんが、やはり国として大きな発展を遂げてきた自信のようなものがここかしこで感じられ、我が祖国の暗い雰囲気とずいぶん違うなあと実感しました。
KIAFはさすがインターナショナルを名乗るだけあり、アジアだけでなく、ヨーロッパやゲスト国オーストラリアからの出展も多く、規模から言っても日本のアートフェアとは格段の相違でした。
出品されている作品もピカソ、ミロから始まり、ウォーホル、トム・ウッセルマン、ジム・ダイン、ボテロなどのいまや古典になったものから、最先端のメディアアートまで実に多彩な内容でした。
オープニングの日に7つの銀行が営業停止に追い込まれるなど経済の激変にぶつかり、円高も加わり、何度も出ている先輩画商さんに聞くと、今年は全般的に不調のようでした。しかしドイツやオーストラリアからの出展画廊の中には大きな作品がばんばん売れたところもあり、日本勢の不振は経済の問題ばかりではなさそうです。
ときの忘れものは昨年よりは少し良かったという程度で利益を確保するまでには至りませんでした(涙)。
出展作家の中では安藤忠雄先生と草間彌生先生の注目度が高く、売り上げのほとんどはこのお二人の作品でした。
特に安藤先生の知名度が急激に高まっていることは驚きでした。
昨年秋のアートフェアに出展したテグでは、安藤忠雄設計による李禹煥美術館も計画されているとのこと。完成が楽しみです。
11月のテグのアートフェアには出展しませんが、尾形一郎・優さんの作品が招待出品となったので、プロモーションもかねて再び来韓するつもりです。
今回のソウルでは売り上げは上がりませんでしたが、収穫もありました。
一つは安藤作品を買ってくださった客の一人が某美術館のキューレーターだったこともあり、そこが計画している企画展のお手伝いを頼まれ、ついでにそこで展示されてる若い韓国作家と知り合うことができ、条件があえば日本で個展を開催できることになりました。
また、ソウルの画廊のいくつかと知り合うことができ、今後の商売につながるかもしれません。
また普段はほとんどおつきあいの無い日本の画商さんたちと一週間毎日顔を合わせ、話をすることができたことも収穫といえば言えるでしょう。
それにしても韓国の女性は美しい!
茶髪の女性に一人も会わなかったのは意外でした。日本の異質さを実感した一週間でもありました。
さて、後始末もすみ、いよいよ帰国ですが、休み間もなく明日からは「安藤忠雄展」を開催します。
どうぞ、韓国の土産話もどっさりありますので、お出かけください。
コメント