昨日のブログで、画廊にはほとんど誰も来ないし、ヒマなのでゆっくり資料でもお読み下さいと書いたせいか、千客万来とまではいいませんが、入れ替わり立ち代り大勢のお客様がいらっしゃいました。
亭主は先日報告したとおり難聴になってしまい、お客様の話す言葉が聞き取れない。先日から重要な打合せには必ずスタッフの同席を求め、メモしてもらっています。
昨日も耳鼻科に行き、いろいろ検査をしてもらったのですが、どうも芳しくないようです。
社長は「都合の悪いことだけ聞こえないんでしょ」と冷たい反応ですが、例えば4月(シガツ)と7月(シチガツ)が聞き分けられない。聞き取り検査では50デシベルの音量だと正解率45%とがっくりの結果。
飲まされている薬も強いらしく、そのせいでもう四日間もしゃっくりが止まらない。
医者を終わって出勤途中に長年のお客様のNさんと青山3丁目の交差点でばったり、無理を言って画廊に戻っていただきました。おかげさまで2点もお買い上げいただき、月末を控えた社長はニコニコ。
そうこうしているうちに今度はスイスからのカップルが来廊、永井桃子さんの空飛ぶ豚の作品がご所望で、これもめでたくお買い上げいただき、社長はますますゴキゲン。
Nさんがお帰りになったと思ったら、今度はセンス抜群、妙齢の美しいご婦人が来廊。
何と、「具体のマドンナ」といわれたUさんでした。もちろんときの忘れものには初めて、随分迷われたようです。
有名なグタイピナコテカの前での具体メンバーの集合写真に写っているあのマドンナが!
感激しました。記念写真もばっちり撮らせていただきました。
続いては吉原治良とも親交のあった田中一光さん(ときの忘れものから直ぐのところにお住まいでした)の事務所のスタッフだったOさんが来廊、亡くなられてもう10年、しばし田中一光さんの昔話にひたりました。
ところで、一昨27日の夜は代官山蔦屋で植田正治先生の生誕100年を祝うパーティが盛大に開かれ、亭主も社長のお供で出席してまいりました。
「カコちゃん」こと植田先生の長女の和子さんにも久しぶりにお目にかかることができました。
昨夜のパーティのことはいずれ報告するとして、「具体 Gコレクションより」の会期もあと二日です。
ぜひ皆さん、お出かけください。
本日は松谷武判作品をご紹介します。
松谷武判
「作品」
1999年
布、鉛筆、木工用ボンド、合板、鳥の子紙、青布
162.2x47.0cm
筆サインあり
松谷武判
「Paris '84」
1984
紙、鉛筆、コンテ、墨
66.0x50.2cm
鉛筆でサインとタイトルあり
松谷武判
「オブジェの10」
1973
シルクスクリーン
イメージサイズ:65.7x52.9cm
シートサイズ:77.8x56.8cm
Ed.40
鉛筆サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
■松谷武判 Takesada MATSUTANI(1937-)
大阪に生まれる。1954年大阪市立工芸高校で日本画を学ぶ。1960年第9回具体美術展に出品、1963年会員となり、1972年の解散まで参加。1966年フランス政府留学生選抜第1回毎日美術コンクールで最優秀賞を受賞し、渡仏。S.W.ヘイターの版画工房アトリエ17で銅版画を学び、のちに助手を務める。モンパルナスにシルクスクリーン版画工房を造り、現在もパリと西宮で創作活動に励む。
■Takesada MATSUTANI(1937-)
Born in Osaka. Studied Japanese painting at Osaka City Kogei High School. Exhibited work at the 9th Gutai Exhibition. Became a Gutai member in 1963 and stayed until its dissolution in 1972. Received first prize, resulting in a grant from the the French government to go to France, at the 1st Mainichi Art Competition in 1966, and has been resident in France since then. Studied copper printing at Stanley William Hayter’s “Atelier17”, and later became his assistant. Established a silk screen printing studio at Montparnasse and continues to create works at Paris and Nishinomiya.
◆ときの忘れものは2013年3月15日[金]―3月30日[土]「具体 Gコレクションより」展を開催しています(※会期中無休)。

企画・監修=石山修武
出品:白髪一雄、吉原治良、松谷武判、上前智祐、堀尾貞治、高﨑元尚、鷲見康夫、
田中敦子、金山明、山崎つる子、森内敬子
『具体 Gコレクションより』展図録
2013年 16ページ 25.6x18.1cm
執筆:石山修武 図版15点
略歴:白髪一雄、吉原治良、松谷武判、上前智祐、堀尾貞治、高﨑元尚、鷲見康夫
価格:800円(税込)
※送料別途250円
※お申し込みはコチラから。
亭主は先日報告したとおり難聴になってしまい、お客様の話す言葉が聞き取れない。先日から重要な打合せには必ずスタッフの同席を求め、メモしてもらっています。
昨日も耳鼻科に行き、いろいろ検査をしてもらったのですが、どうも芳しくないようです。
社長は「都合の悪いことだけ聞こえないんでしょ」と冷たい反応ですが、例えば4月(シガツ)と7月(シチガツ)が聞き分けられない。聞き取り検査では50デシベルの音量だと正解率45%とがっくりの結果。
飲まされている薬も強いらしく、そのせいでもう四日間もしゃっくりが止まらない。
医者を終わって出勤途中に長年のお客様のNさんと青山3丁目の交差点でばったり、無理を言って画廊に戻っていただきました。おかげさまで2点もお買い上げいただき、月末を控えた社長はニコニコ。
そうこうしているうちに今度はスイスからのカップルが来廊、永井桃子さんの空飛ぶ豚の作品がご所望で、これもめでたくお買い上げいただき、社長はますますゴキゲン。
Nさんがお帰りになったと思ったら、今度はセンス抜群、妙齢の美しいご婦人が来廊。
何と、「具体のマドンナ」といわれたUさんでした。もちろんときの忘れものには初めて、随分迷われたようです。
有名なグタイピナコテカの前での具体メンバーの集合写真に写っているあのマドンナが!
感激しました。記念写真もばっちり撮らせていただきました。
続いては吉原治良とも親交のあった田中一光さん(ときの忘れものから直ぐのところにお住まいでした)の事務所のスタッフだったOさんが来廊、亡くなられてもう10年、しばし田中一光さんの昔話にひたりました。
ところで、一昨27日の夜は代官山蔦屋で植田正治先生の生誕100年を祝うパーティが盛大に開かれ、亭主も社長のお供で出席してまいりました。
「カコちゃん」こと植田先生の長女の和子さんにも久しぶりにお目にかかることができました。
昨夜のパーティのことはいずれ報告するとして、「具体 Gコレクションより」の会期もあと二日です。
ぜひ皆さん、お出かけください。
本日は松谷武判作品をご紹介します。
松谷武判「作品」
1999年
布、鉛筆、木工用ボンド、合板、鳥の子紙、青布
162.2x47.0cm
筆サインあり
松谷武判「Paris '84」
1984
紙、鉛筆、コンテ、墨
66.0x50.2cm
鉛筆でサインとタイトルあり
松谷武判「オブジェの10」
1973
シルクスクリーン
イメージサイズ:65.7x52.9cm
シートサイズ:77.8x56.8cm
Ed.40
鉛筆サインあり
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■松谷武判 Takesada MATSUTANI(1937-)
大阪に生まれる。1954年大阪市立工芸高校で日本画を学ぶ。1960年第9回具体美術展に出品、1963年会員となり、1972年の解散まで参加。1966年フランス政府留学生選抜第1回毎日美術コンクールで最優秀賞を受賞し、渡仏。S.W.ヘイターの版画工房アトリエ17で銅版画を学び、のちに助手を務める。モンパルナスにシルクスクリーン版画工房を造り、現在もパリと西宮で創作活動に励む。
■Takesada MATSUTANI(1937-)
Born in Osaka. Studied Japanese painting at Osaka City Kogei High School. Exhibited work at the 9th Gutai Exhibition. Became a Gutai member in 1963 and stayed until its dissolution in 1972. Received first prize, resulting in a grant from the the French government to go to France, at the 1st Mainichi Art Competition in 1966, and has been resident in France since then. Studied copper printing at Stanley William Hayter’s “Atelier17”, and later became his assistant. Established a silk screen printing studio at Montparnasse and continues to create works at Paris and Nishinomiya.
◆ときの忘れものは2013年3月15日[金]―3月30日[土]「具体 Gコレクションより」展を開催しています(※会期中無休)。

企画・監修=石山修武
出品:白髪一雄、吉原治良、松谷武判、上前智祐、堀尾貞治、高﨑元尚、鷲見康夫、
田中敦子、金山明、山崎つる子、森内敬子
『具体 Gコレクションより』展図録2013年 16ページ 25.6x18.1cm
執筆:石山修武 図版15点
略歴:白髪一雄、吉原治良、松谷武判、上前智祐、堀尾貞治、高﨑元尚、鷲見康夫
価格:800円(税込)
※送料別途250円
※お申し込みはコチラから。
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