来週末6月22日[土]まで開催している「6月の画廊コレクション展~9人の作家たち」(日・月休廊)は、ときの忘れものが期待する若い世代9人の作品展です。
コレクション展とは銘打ちましたが、新作もあり、新登場の作家もあります。
9人からは近況報告をかねた皆さんへのメッセージをいただいていますが、本日は永井桃子さんからのメッセージです。


《晴日 - No.4》
2008年 油彩・キャンバス
80.4×65.2cm(F25号) Signed

《HANASAKA》
2000年 BFK紙にアクリル
22.5×21.2cm Signed
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
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先日、海外にお住まいの方からwebサイト上の作品の実物を見せてほしい、というご連絡を頂きました。
アートフェア以外で海外から作品をご覧いただける場は現在Webだけなのですが、丁寧にカタログのように見てくださっていて、驚きました。
主に新作を並べる個展と違いWebサイトには旧作が載せられています。旧作を久しぶりに並べてみて、主題によって絵の描き方も違うのですが、新作だから良い、旧作だから悪いというものでもないと感じました。前の作品と同じ主題でも、もう一度描くと作品は違った感覚のものになります。技術的に慣れることや改善されて良くなる部分もあるとは思いますが、作品それぞれの魅力や勢いとは別のもののようで、実際、その時作品の実物をご覧になった方も、10年以上前の作品に特にお気に入りを見つけてくださいました。
今年から自宅近くの陶芸教室へ時々通い、小さな動物を作ったり、器への絵付けなども試みています。ふだん絵を描く時には、存在しない立体を想像しながら描いていますが、粘土は本物の立体を作る作業なので、逆に絵のモチーフを作っているような奇妙な感覚になります。平面では描きたい部分だけを表面に持ってくるところが、立体は後ろ側も作るというあたりまえのことですが、日頃絵ばかり描いているためか何だかとても新鮮です。今のところ動物だけで、植物は形体が複雑なので試みていません。
制作のメインは油彩ですが、物語の挿絵的な版画にも興味を持ち続けています。技法的にはシンプルな油性木版単色刷りです。昨年は木版画を元にした絵本冊子を作りましたが、今年もまた別の物語で同じように小冊子を作れたらと考えています。
(ながい ももこ)
陶試作01
陶試作02
平面参考
油性木版画
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◆ときの忘れものは、2013年6月7日[金]―6月22日[土]「6月の画廊コレクション展~9人の作家たち」を開催しています(※日・月・祝日休廊)
上段左から:
秋葉シスイ、渡辺貴子、永井桃子
中段左から:
君島彩子、宇田義久、光嶋裕介
下段左から:
根岸文子、若宮綾子、野口琢郎
ときの忘れものが期待する若い世代の作家9名による作品展です。
平面、立体、技法や素材もさまざまな現代作家の多彩な表現をご堪能ください。
●光嶋裕介さんからのメッセージはコチラ。
●宇田義久さんからのメッセージはコチラ。
●渡辺貴子さんからのメッセージはコチラ。
●野口琢郎さんからのメッセージはコチラ。
●根岸文子さんからのメッセージはコチラ。
●君島彩子さんからのメッセージはコチラ。
●永井桃子さんからのメッセージはコチラ。
●若宮綾子さんからのメッセージはコチラ。
●秋葉シスイさんからのメッセージはコチラ。
コレクション展とは銘打ちましたが、新作もあり、新登場の作家もあります。
9人からは近況報告をかねた皆さんへのメッセージをいただいていますが、本日は永井桃子さんからのメッセージです。


《晴日 - No.4》
2008年 油彩・キャンバス
80.4×65.2cm(F25号) Signed

《HANASAKA》
2000年 BFK紙にアクリル
22.5×21.2cm Signed
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先日、海外にお住まいの方からwebサイト上の作品の実物を見せてほしい、というご連絡を頂きました。
アートフェア以外で海外から作品をご覧いただける場は現在Webだけなのですが、丁寧にカタログのように見てくださっていて、驚きました。
主に新作を並べる個展と違いWebサイトには旧作が載せられています。旧作を久しぶりに並べてみて、主題によって絵の描き方も違うのですが、新作だから良い、旧作だから悪いというものでもないと感じました。前の作品と同じ主題でも、もう一度描くと作品は違った感覚のものになります。技術的に慣れることや改善されて良くなる部分もあるとは思いますが、作品それぞれの魅力や勢いとは別のもののようで、実際、その時作品の実物をご覧になった方も、10年以上前の作品に特にお気に入りを見つけてくださいました。
今年から自宅近くの陶芸教室へ時々通い、小さな動物を作ったり、器への絵付けなども試みています。ふだん絵を描く時には、存在しない立体を想像しながら描いていますが、粘土は本物の立体を作る作業なので、逆に絵のモチーフを作っているような奇妙な感覚になります。平面では描きたい部分だけを表面に持ってくるところが、立体は後ろ側も作るというあたりまえのことですが、日頃絵ばかり描いているためか何だかとても新鮮です。今のところ動物だけで、植物は形体が複雑なので試みていません。
制作のメインは油彩ですが、物語の挿絵的な版画にも興味を持ち続けています。技法的にはシンプルな油性木版単色刷りです。昨年は木版画を元にした絵本冊子を作りましたが、今年もまた別の物語で同じように小冊子を作れたらと考えています。
(ながい ももこ)
陶試作01
陶試作02
平面参考
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◆ときの忘れものは、2013年6月7日[金]―6月22日[土]「6月の画廊コレクション展~9人の作家たち」を開催しています(※日・月・祝日休廊)
上段左から:秋葉シスイ、渡辺貴子、永井桃子
中段左から:
君島彩子、宇田義久、光嶋裕介
下段左から:
根岸文子、若宮綾子、野口琢郎
ときの忘れものが期待する若い世代の作家9名による作品展です。
平面、立体、技法や素材もさまざまな現代作家の多彩な表現をご堪能ください。
●光嶋裕介さんからのメッセージはコチラ。
●宇田義久さんからのメッセージはコチラ。
●渡辺貴子さんからのメッセージはコチラ。
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●若宮綾子さんからのメッセージはコチラ。
●秋葉シスイさんからのメッセージはコチラ。
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