スタッフSの野口琢郎×三上豊ギャラリートーク・レポート
いよいよ年の瀬も迫り、年末年始に向けて色々と慌しい中、皆様いかがお過ごしでしょうか? 各地では連日雪が猛威を振るっているようですが、東京近辺は幸いにも寒いながらも穏やかな日々が続いており、暖房の効いた事務所で呑気に船を漕ぐ日々なスタッフSこと新澤です。

今年最後の企画展として現在開催中の「野口琢郎展」。シンガポールアートフェアから時を置かずしての開催ですが、今回初お目見えの大型を含む12点もの作品が展示され、展覧会会期中は常駐する作家の野口琢郎さんご本人のトークと相まって、来廊されるお客様方を楽しませています。
2012年の初個展の時のように初日で多くの作品が売れこそしませんでしたが、コンスタントに購入されていく方がおり、この記事を書いている時点でも大型の作品が1点売約となりました。おかげで我々としても野口さんにしても、安心して年越しができそうです。
和光大学教授の三上豊さん(左)と作家の野口琢郎さん(右)
そんなときの忘れものでは2回目となる「野口琢郎展」ですが、先週末の19日金曜日に、野口さんと和光大学教授の三上豊さんをお迎えしてのギャラリートークを開催しました。
作品の実物を見るのは初めての三上先生に解説する野口さん。
前回もそうでしたが、今回の展覧会でもお客が来るとトークが炸裂する野口さんですが、今回のギャラリートークでは三上先生の今までにはなかった切り口の質問などに驚きながらも流暢に語られ、幼少の頃より箔に馴染んでいたことで、金に対する自分と他の認識に差があった等というエピソードや、より具体的な、他の美術品ではあまり聞かない漆の取り扱いに関する話など、今まで聞いたことのない様々なお話を語って下さり、楽しく、密度の濃い時間をご提供いただきました。
最後は恒例の集合写真で締め。
以下は展覧会初日(12月16日)に行ったレセプションの写真です。運悪く嵐めいた天気の中、沢山の方にご来廊いただきました。
シンガポールアートフェアでもご活躍いただいた作家の皆様。
左から秋葉シスイさん、野口琢郎さん、葉栗剛さん、長崎美希さん。
2012年の個展にもいらっしゃり、今年の9月には表参道での交流勉強会にも御呼ばれした、ワンピース倶楽部の皆様。
野口さんの右におられるのが代表の石鍋博子さん。
豪雨の中、次々に来廊されるお客様方。
野口さんの人気が伺えます。中にはホームページを見て興味を持ったという海外も方もいらっしゃいました。
今回も自分の毒にも薬にもならない文章にお付き合いいただきありがとうございました。それでは、次回は今年最後となる「スタッフSの海外ネットサーフィン」にてお会いしましょう。
(しんざわ ゆう)
◆ときの忘れものは2014年12月16日[火]―12月27日[土]「野口琢郎展」を開催しています(*会期中無休)。
ときの忘れものでは、2012年の個展に続き、2回目となる作品展を開催します。新作を中心に、大作の〈Landscape〉など約12点をご覧いただきます。
家業である京都西陣の箔屋に代々伝わる伝統的な引箔制作の技法を用いながら、漆と箔を駆使した新たな美術表現に取り組む野口琢郎ですが、最近はソウル、シンガポールのアートフェアに参加し、またNHK海外向け放送で紹介されるなど、国際的な舞台での活躍が増えています。
様々な風景の断片をコラージュするように制作する〈Landscape〉シリーズや、花火をモチーフにしたシリーズ、海と空、夜明けや星空などの風景を題材に、希望の光を感じられる「美しさ」を作品に表現しています。
いよいよ年の瀬も迫り、年末年始に向けて色々と慌しい中、皆様いかがお過ごしでしょうか? 各地では連日雪が猛威を振るっているようですが、東京近辺は幸いにも寒いながらも穏やかな日々が続いており、暖房の効いた事務所で呑気に船を漕ぐ日々なスタッフSこと新澤です。

今年最後の企画展として現在開催中の「野口琢郎展」。シンガポールアートフェアから時を置かずしての開催ですが、今回初お目見えの大型を含む12点もの作品が展示され、展覧会会期中は常駐する作家の野口琢郎さんご本人のトークと相まって、来廊されるお客様方を楽しませています。
2012年の初個展の時のように初日で多くの作品が売れこそしませんでしたが、コンスタントに購入されていく方がおり、この記事を書いている時点でも大型の作品が1点売約となりました。おかげで我々としても野口さんにしても、安心して年越しができそうです。
和光大学教授の三上豊さん(左)と作家の野口琢郎さん(右)そんなときの忘れものでは2回目となる「野口琢郎展」ですが、先週末の19日金曜日に、野口さんと和光大学教授の三上豊さんをお迎えしてのギャラリートークを開催しました。
作品の実物を見るのは初めての三上先生に解説する野口さん。前回もそうでしたが、今回の展覧会でもお客が来るとトークが炸裂する野口さんですが、今回のギャラリートークでは三上先生の今までにはなかった切り口の質問などに驚きながらも流暢に語られ、幼少の頃より箔に馴染んでいたことで、金に対する自分と他の認識に差があった等というエピソードや、より具体的な、他の美術品ではあまり聞かない漆の取り扱いに関する話など、今まで聞いたことのない様々なお話を語って下さり、楽しく、密度の濃い時間をご提供いただきました。
最後は恒例の集合写真で締め。以下は展覧会初日(12月16日)に行ったレセプションの写真です。運悪く嵐めいた天気の中、沢山の方にご来廊いただきました。
シンガポールアートフェアでもご活躍いただいた作家の皆様。左から秋葉シスイさん、野口琢郎さん、葉栗剛さん、長崎美希さん。
2012年の個展にもいらっしゃり、今年の9月には表参道での交流勉強会にも御呼ばれした、ワンピース倶楽部の皆様。野口さんの右におられるのが代表の石鍋博子さん。
豪雨の中、次々に来廊されるお客様方。野口さんの人気が伺えます。中にはホームページを見て興味を持ったという海外も方もいらっしゃいました。
今回も自分の毒にも薬にもならない文章にお付き合いいただきありがとうございました。それでは、次回は今年最後となる「スタッフSの海外ネットサーフィン」にてお会いしましょう。
(しんざわ ゆう)
◆ときの忘れものは2014年12月16日[火]―12月27日[土]「野口琢郎展」を開催しています(*会期中無休)。
ときの忘れものでは、2012年の個展に続き、2回目となる作品展を開催します。新作を中心に、大作の〈Landscape〉など約12点をご覧いただきます。家業である京都西陣の箔屋に代々伝わる伝統的な引箔制作の技法を用いながら、漆と箔を駆使した新たな美術表現に取り組む野口琢郎ですが、最近はソウル、シンガポールのアートフェアに参加し、またNHK海外向け放送で紹介されるなど、国際的な舞台での活躍が増えています。
様々な風景の断片をコラージュするように制作する〈Landscape〉シリーズや、花火をモチーフにしたシリーズ、海と空、夜明けや星空などの風景を題材に、希望の光を感じられる「美しさ」を作品に表現しています。
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