スタッフSの海外ネットサーフィン No.26
「KUSAMA YAYOI, A Dream I Dreamed」
高雄市立美術館
読者の皆様こんにちわ。先日一日中雨が降って以来一気に暖かくなってきてしまい、また急に冷えるのではないかとビクビクしながらも服装は既に夏仕様に変更済みのスタッフSこと新澤です。ここ最近は7月にアメリカ・ニューメキシコにて開催されるArt Santa Feへの出展準備でバタバタしており(大型作品は船便で事前に発送しなければならないため)、本日の記事も直前まで手が付けられずにいた所、亭主にネタ振りをしていただきました。実はワタクシ台湾には行ったことはないのですが、ときの忘れものはArt Taipeiにも参加を計画しているので、台湾行きの願掛けを兼ねて今回記事にさせていただきます。

高雄市立美術館は読んで字の如く、台湾は高雄(カオシュン)市にある美術館です。台湾では国立台湾美術館、台北市立美術館に続く三番目の公立美術館で、1994年6月にオープンしました。美術館のある内惟埤文化園内には他にも児童創意美術館や児童芸術花園などもあり、芸術・文化・創意・自然生態が学べる総合的なレジャーエリアとなっています。

そんな高雄市立美術館で現在開催中なのが、日本が世界に誇るコンテンポラリアートの巨匠、草間彌生の「KUSAMA YAYOI, A Dream I Dreamed」。開催期間は2015年2月7日から来月5月17日まで。入場料は280台湾ドル(約1,090円)です。1950年代にニューヨークで名を上げた草間は、以来様々なスタイルとメディアで彼女の水玉を表現し続け、アメリカとヨーロッパ方面では主な美術館で数多くの個展、回顧展を開催し、近年ではルイ・ヴィトンと組んで草間ファッションを創出するに至りました。今回の展覧会は2013年よりアジアを巡回しており、既に韓国のテグ、ソウルと中国の上海を経由しています。高雄市立美術館での開催の後は、6月6日より8月30日まで国立台湾美術館で開催。今回の展示では草間の最新作を含む、作家の過去60年の創作活動の中から120点近い作品が、絵画、彫刻、インスタレーション、動画を問わず出展されています。
自分が取り扱っている商品でもあるために身近な印象がある草間彌生ですが、こういった大規模展覧会を知る度に、遅まきながら「ああ、やっぱりスゴイ人なんだなぁ」と間の抜けた納得を繰り返す日々でございます。特にインスタレーションはその規模から画廊などでは展示ができませんので、機会があれば是非足を運んで頂きたいです。自分が最後に草間のインスタレーションを体験したのは2013年に森美術館で開催されたLOVE展の《愛が呼んでいる》でしたが、あの独特な空間は自分の貧相な語彙では到底表現できるものではありませんでした。
(しんざわゆう)
●高雄市立美術館公式ページ
●KUSAMA YAYOI, A Dream I Dreamed ページ
●今日のお勧めは草間彌生です。
草間彌生
《南瓜》
2000年
スクリーンプリント、コラージュ
イメージサイズ:27.0×21.0cm
シートサイズ:32.0×51.5cm
Ed.135
サインあり
※レゾネNo.294
草間彌生
《水玉》
1994年
エッチング
イメージサイズ:29.5×41.8cm
シートサイズ:45.5×63.0cm
Ed.50
サインあり
※レゾネNo.195
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
「KUSAMA YAYOI, A Dream I Dreamed」
高雄市立美術館
読者の皆様こんにちわ。先日一日中雨が降って以来一気に暖かくなってきてしまい、また急に冷えるのではないかとビクビクしながらも服装は既に夏仕様に変更済みのスタッフSこと新澤です。ここ最近は7月にアメリカ・ニューメキシコにて開催されるArt Santa Feへの出展準備でバタバタしており(大型作品は船便で事前に発送しなければならないため)、本日の記事も直前まで手が付けられずにいた所、亭主にネタ振りをしていただきました。実はワタクシ台湾には行ったことはないのですが、ときの忘れものはArt Taipeiにも参加を計画しているので、台湾行きの願掛けを兼ねて今回記事にさせていただきます。

高雄市立美術館は読んで字の如く、台湾は高雄(カオシュン)市にある美術館です。台湾では国立台湾美術館、台北市立美術館に続く三番目の公立美術館で、1994年6月にオープンしました。美術館のある内惟埤文化園内には他にも児童創意美術館や児童芸術花園などもあり、芸術・文化・創意・自然生態が学べる総合的なレジャーエリアとなっています。

そんな高雄市立美術館で現在開催中なのが、日本が世界に誇るコンテンポラリアートの巨匠、草間彌生の「KUSAMA YAYOI, A Dream I Dreamed」。開催期間は2015年2月7日から来月5月17日まで。入場料は280台湾ドル(約1,090円)です。1950年代にニューヨークで名を上げた草間は、以来様々なスタイルとメディアで彼女の水玉を表現し続け、アメリカとヨーロッパ方面では主な美術館で数多くの個展、回顧展を開催し、近年ではルイ・ヴィトンと組んで草間ファッションを創出するに至りました。今回の展覧会は2013年よりアジアを巡回しており、既に韓国のテグ、ソウルと中国の上海を経由しています。高雄市立美術館での開催の後は、6月6日より8月30日まで国立台湾美術館で開催。今回の展示では草間の最新作を含む、作家の過去60年の創作活動の中から120点近い作品が、絵画、彫刻、インスタレーション、動画を問わず出展されています。
自分が取り扱っている商品でもあるために身近な印象がある草間彌生ですが、こういった大規模展覧会を知る度に、遅まきながら「ああ、やっぱりスゴイ人なんだなぁ」と間の抜けた納得を繰り返す日々でございます。特にインスタレーションはその規模から画廊などでは展示ができませんので、機会があれば是非足を運んで頂きたいです。自分が最後に草間のインスタレーションを体験したのは2013年に森美術館で開催されたLOVE展の《愛が呼んでいる》でしたが、あの独特な空間は自分の貧相な語彙では到底表現できるものではありませんでした。
(しんざわゆう)
●高雄市立美術館公式ページ
●KUSAMA YAYOI, A Dream I Dreamed ページ
●今日のお勧めは草間彌生です。
草間彌生《南瓜》
2000年
スクリーンプリント、コラージュ
イメージサイズ:27.0×21.0cm
シートサイズ:32.0×51.5cm
Ed.135
サインあり
※レゾネNo.294
草間彌生《水玉》
1994年
エッチング
イメージサイズ:29.5×41.8cm
シートサイズ:45.5×63.0cm
Ed.50
サインあり
※レゾネNo.195
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
コメント