永井桃子さんが信州の二会場で個展を開催しています。


「永井桃子展」
会期:2015年7月23日(木)~8月23日(日)
会場:夢の庭画廊
〒386-1436 長野県上田市前山264-3
Tel. 0268-38-3236
時間:10:00~18:00(最終日15:00まで)
水・木曜休廊


「永井桃子展」
会期:2015年8月1日(土)~8月30日(日)
会場:ギャラリー喜劇駅前理髪店(喜劇駅前食堂2階)
〒384-0702 長野県南佐久郡佐久穂町穂積1422
Tel. 0267-88-3165
時間:11:00~17:00
会期中無休
永井さんからコメントをいただきました。
~~~~~~~~~~
8月は長野県内の2か所のギャラリーで個展を開催しています。上田市前山にある『夢の庭画廊』と、佐久市にある『喜劇駅前理髪店』です。
『夢の庭画廊』での展示は2回目です。今回は新作、旧作の両方を展示することにしました。正面の壁に飾ったメインの新作は、花の様式化をテーマに、モチーフは白梅と紅梅で各100cmx166cmの作品です。新作7点の他、長野の自然をモチーフに描いた旧作のF100号4点などを含め、全部で17点ほど飾っています。
『夢の庭画廊』は、一つの建物の内部全体が展示空間となっています。外はすぐ庭なので、季節の花が咲き、画廊に蝶や蜂が迷い混んできたりと、東京ではなかなか味わえない空間です。オーナーの方は陶芸家で、母屋には陶芸ギャラリーが併設され、画廊の裏にある手作りのバラ園が6月には見頃になります。またラフランスの木や、ワイルドストロベリーなどいろいろ植えられています。画廊の近くには『信濃デッサン館』があり、私が数年前にここへ立原道造展を見に来た折に立ち寄ったことが、『夢の庭画廊』を知るきっかけでした。今回私の展覧会の初日に、デッサン館のカフェに立ち寄ったところ、偶然、館主の窪島さんとお会いして、いろいろお話を伺いました。その中で「戦争が起きないように、自分に出来る最大限の努力をしていかなければならない。」と話され、身を以て行動されていることもお聞きしました。彼が作った戦没画学生の作品を展示する『無言館』はそこから歩いてすぐの所にあります。
もう一か所の個展会場『喜劇駅前理髪店』ですが、実際は理髪店ではなく、東京から移り住んだご夫妻が築140年の呉服店をご自身で改装して作られた店舗兼ギャラリーです。一階は古い布や手作りの服、陶芸作品などを扱う店で、夏でも一歩入るとひんやりとして、古い着物の匂いと共に昔の時代の気配がどことなく漂います。気を抜くと滑り落ちそうな、昔のままの急な階段を上った2階にギャラリーがあります。古い建物なので天井が低く、梁もそのまま見えています。今回は小さな部屋のような展示スペースに、木版画を中心として、新作の若冲をテーマにした油彩の他、小品も含めて23点ほど飾っています。木版画は東京ではほとんど発表していませんが、油彩の作風と違い、本の形を意識した物語的なものを制作しています。このギャラリーのある八千穂駅周辺は今も古い町並みが残り、近所の『奥村土牛記念美術館』は昭和初期の面影を残す建物です。
また、秋には去年に続き清里の洋菓子のお店で展示の予定です。画廊とはまた違って気軽に絵を見て頂ける機会であると思っています。
(ながい ももこ)
●今日のお勧め作品は、永井桃子です。
永井桃子
「想う―若冲より」
2013-2014年
油彩・キャンバス
38.3x46.2cm(F8号)
サインあり
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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。


「永井桃子展」
会期:2015年7月23日(木)~8月23日(日)
会場:夢の庭画廊
〒386-1436 長野県上田市前山264-3
Tel. 0268-38-3236
時間:10:00~18:00(最終日15:00まで)
水・木曜休廊


「永井桃子展」
会期:2015年8月1日(土)~8月30日(日)
会場:ギャラリー喜劇駅前理髪店(喜劇駅前食堂2階)
〒384-0702 長野県南佐久郡佐久穂町穂積1422
Tel. 0267-88-3165
時間:11:00~17:00
会期中無休
永井さんからコメントをいただきました。
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8月は長野県内の2か所のギャラリーで個展を開催しています。上田市前山にある『夢の庭画廊』と、佐久市にある『喜劇駅前理髪店』です。
『夢の庭画廊』での展示は2回目です。今回は新作、旧作の両方を展示することにしました。正面の壁に飾ったメインの新作は、花の様式化をテーマに、モチーフは白梅と紅梅で各100cmx166cmの作品です。新作7点の他、長野の自然をモチーフに描いた旧作のF100号4点などを含め、全部で17点ほど飾っています。
『夢の庭画廊』は、一つの建物の内部全体が展示空間となっています。外はすぐ庭なので、季節の花が咲き、画廊に蝶や蜂が迷い混んできたりと、東京ではなかなか味わえない空間です。オーナーの方は陶芸家で、母屋には陶芸ギャラリーが併設され、画廊の裏にある手作りのバラ園が6月には見頃になります。またラフランスの木や、ワイルドストロベリーなどいろいろ植えられています。画廊の近くには『信濃デッサン館』があり、私が数年前にここへ立原道造展を見に来た折に立ち寄ったことが、『夢の庭画廊』を知るきっかけでした。今回私の展覧会の初日に、デッサン館のカフェに立ち寄ったところ、偶然、館主の窪島さんとお会いして、いろいろお話を伺いました。その中で「戦争が起きないように、自分に出来る最大限の努力をしていかなければならない。」と話され、身を以て行動されていることもお聞きしました。彼が作った戦没画学生の作品を展示する『無言館』はそこから歩いてすぐの所にあります。
もう一か所の個展会場『喜劇駅前理髪店』ですが、実際は理髪店ではなく、東京から移り住んだご夫妻が築140年の呉服店をご自身で改装して作られた店舗兼ギャラリーです。一階は古い布や手作りの服、陶芸作品などを扱う店で、夏でも一歩入るとひんやりとして、古い着物の匂いと共に昔の時代の気配がどことなく漂います。気を抜くと滑り落ちそうな、昔のままの急な階段を上った2階にギャラリーがあります。古い建物なので天井が低く、梁もそのまま見えています。今回は小さな部屋のような展示スペースに、木版画を中心として、新作の若冲をテーマにした油彩の他、小品も含めて23点ほど飾っています。木版画は東京ではほとんど発表していませんが、油彩の作風と違い、本の形を意識した物語的なものを制作しています。このギャラリーのある八千穂駅周辺は今も古い町並みが残り、近所の『奥村土牛記念美術館』は昭和初期の面影を残す建物です。
また、秋には去年に続き清里の洋菓子のお店で展示の予定です。画廊とはまた違って気軽に絵を見て頂ける機会であると思っています。
(ながい ももこ)
●今日のお勧め作品は、永井桃子です。
永井桃子「想う―若冲より」
2013-2014年
油彩・キャンバス
38.3x46.2cm(F8号)
サインあり
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