椅子や本、そして現代美術のコレクターとして有名な酒井実通男さんが東京を引き払い、故郷にすてきなギャラリーgallery artbookchair をつくったことは以前、このブログでご紹介しました。
昨年1月の「現代美術と磯崎建築~北陸の冬を楽しむツアー」にも参加していただきました。
長岡市内にあったgallery artbookchairは、残念なことに閉じてしまいましたが、その再開も着々と進行しているようです。
先日、酒井さんからお便りをいただいたので、ご紹介します。
(画面を二回クリックしてください。拡大します)
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(各画面を二回クリックすると字が読めるくらいに拡大します)
酒井さんの住む雪の深い栃尾は秋葉信仰の発祥地であり、東京23区のほぼ三分の一の広大な土地に人口は僅か19,000人ほどです。
なんとか移住者を増やし、空き家問題を解決しようと発行したのが、この冊子「トチアエル」です。
空き家を「資源」としてとらえ、さまざまは企てを考えているようです。
画廊においてありますので、ぜひ手にとってください(無料)。

酒井さんも手伝って、古い民家をリノベーションして「お座敷画廊」が誕生。来年あたりツアーを組みましょうか。
酒井さんのブログもぜひお読みください。
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●今日のお勧め作品は椅子のコレクター酒井さんに敬意を表して磯崎新の超レアな椅子です。
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磯崎新
「椅子(福岡相互銀行大分支店特注)」
1967年制作(天童木工)
幅63cm、奥行69cm、高さ99cm
※2脚あり(サインあり1脚、サインなし1脚)
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